雨天の屋根工事は大丈夫?注意点と知っておきたいこと l塗り達
2024年7月24日 公開
屋根の葺き替えやカバー工法など、屋根工事の途中で雨が降ってきたら心配になってしまいますよね。
雨をしのぐための屋根の工事中の雨、大丈夫なのでしょうか?
今回は、雨天の屋根工事について解説します。
雨天の屋根工事は基本的に行わない
雨天の屋根工事は基本的に行いません。
その理由の1つ目は、職人の安全が確保できないからです。
屋根工事は高所作業です。足場を付けていても、落下の危険性があります。雨が降っていると屋根の上は大変滑りやすく滑る危険性も高まるため、職人の安全が確保できないのです。
そのため、基本的に悪天候での屋根作業は行いません。
理由の2つ目は、屋根材の劣化や損傷の恐れがあるためです。
雨に濡れると腐食したりカビが生えたりする木材や野地板は、できるだけぬらさないようにした方が劣化の心配が少なくて済みます。
あらかじめ雨になることがわかっている場合は作業をせず、天気が回復するのを待つ現場が多いでしょう。
屋根工事中に雨が降ってきた場合
作業を進めている途中で雨が降ってくることもあります。
そんな時はブルーシートなどで屋根全体を覆い、作業を中止して回復を待ちます。
屋根の葺き替え作業などで防水性のあるルーフィングシートを貼り終えている場合であれば、小雨程度なら作業を続行することもあります。
いずれも工事の進み具合と、天気の状況で現場で判断することになります。
基本的には雨天時は作業をしないほうがよいと考えておきましょう。
屋根工事を依頼する際の注意点
以上のことから雨天が続く場合は工事のが長引くことが考えられます。
例えば台風の時期や長雨の時期の場合、屋外の工事はどうしても天候に左右されがちです。
2週間で終わると思っていたら1カ月くらいかかった!ということもあり得ますので、屋根工事を依頼する場合は雨の良く降る時期をずらずことも1つの方法です。
しかし、屋根の劣化が進行している場合、雨の時期に損傷がひどくなる可能性も考えられます。
できるだけ早めに補修を行った方がよい場合もあるため、傷みに気づいたら早めに調査を依頼して工事の計画を立てましょう。
塗り達では、雨漏り補修から屋根工事まで一括で承っています。屋根の無料点検も行っていますのでお気軽にご相談ください。