ALCパネルの外壁塗装 メンテナンス時期の目安は?
2024年8月4日 公開
外壁材として人気の高いALCパネルは、約50年と高い耐久性を誇ります。
しかしどんなに優秀な外壁材でも経年劣化は必ず起こります。
メンテナンスをしっかりと行って、長くきれいに使えるようにしたいですよね。
本記事では、ALCパネルのメンテナンス時期の目安について、劣化症状や方法についても解説します。
ALCパネルの特徴
ALCパネルは、セメントに気泡材を混ぜた軽量気泡コンクリートです。
断熱性・耐火性に優れ、軽くて加工しやすい建材で、一般住宅のほか高層ビルなどで外壁材として使われています。
主成分がセメントでかつ気泡がたくさん開いているため、ALC自体に防水性がなく水を吸い込みやすい素材といえます。
ALCパネルの劣化症状
ALCパネルが劣化すると次のような症状が見られます。このような症状が見られたらそろそろメンテナンス時期が来たサインです。
チョーキング
塗膜が劣化し、チョークの粉のように付着する現象です。塗膜の密着力がなくなり水をはじく力が弱くなっています。
色褪せ
塗膜が劣化し薄くなると色褪せしているように見えます。ALCは水を吸いやすい素材なので守ってくれる塗膜が劣化することは劣化を促進させてしまいます。
ひび割れ
劣化によってひび割れが起きることもあります。ひび割れの隙間から水がしみ込む危険性が高まっているので補修が必要です。
塗膜の膨れ
下地からの湿気や雨漏りが原因で塗膜が膨れてくることがあります。
痛んでいる箇所から水分が侵入している可能性があるため雨漏り補修と塗装が必要です。
カビ・コケ
水を吸いやすいALCは、塗膜の劣化でカビやコケが生えやすい外壁材です。
塗膜を新しくすることで、水をはじききれいな外壁をよみがえらせることができます。
ALCパネルのメンテナンス方法
ALCパネルのメンテナンスには塗装工事がおすすめです。
またALCパネルのつなぎ目のシーリング材の打ち直しを一緒に行うと耐久性がアップし、美しい外壁を保つことができます。
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