外壁塗装3回塗りの理由 色を変えて塗っても大丈夫? l塗り達
2024年8月21日 公開
京都市、宇治市、八幡市、草津市の皆様こんにちは!
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ご自宅の塗り替えをお考えの方!ぜひご参考になさってください!
外壁塗装は3回塗りが基本といわれます。
「なぜ3回も塗り重ねるの?」
「3回とも同じ塗料で塗るの?」
「3回とも色を変えてもOK?」
今日はそんな外壁塗装の3回塗りについての疑問にお答えします!
- 外壁塗装で3回塗り重ねる理由は?
外壁塗装で3回も塗り重ねる理由は、「必要な塗膜の厚さを確保する」ためです。
塗装工事は、単に色を変えて見た目をきれいに整えているだけではなく、外壁材を紫外線や雨から守るために塗膜を付けて保護しているんです。
1度の塗装でつけられる塗膜の厚みは、およそ0.02~0.03ミリほど。下塗りでは塗料が外壁に吸い込まれることが多いため、もっと薄い膜厚にしかなりません。
3回塗りをしておよそ0.1ミリの塗膜を付け外壁材を守るため、3回塗り重ねていきます。
- 3回とも同じ塗料を使うの?
外壁塗装の3回塗りでは、
1回目:下塗り材
2回目:上塗り材
3回目:上塗り材
の順で塗料を使い分けています。
下塗り材による下塗りは、いわばお化粧の下地のようなもの。外壁の表面を保護したり、後から塗る上塗り材が乗りやすいように土台を作ります。
上塗り材は2回塗り、これで合計3回塗りです。
下地の状態によっては、下塗りの工程がふえ、4回塗りとなったり、下塗り材を2種類使ったりすることもあります。
- 上塗り2回は、余っている違う色の塗料で塗っても大丈夫?
上塗りの2回は同じ色の塗料を二回塗り重ねます。
2回同じ色を重ねることで、ムラなくきれいな仕上がりになります。
また外壁塗装に使う塗料は、不透明なので、1回目の上塗り材と2回目の上塗り材を別の色にしても、きれいに混ざったり透けたりすることはありません、むしろ色ムラができ修正しづらくなるため、同じ色で2回塗るのが基本です。
まれに、塗装店で余っている塗料を使えば値引きできるといった提案があるようですが、一般的な施工方法ではないため、同じ上塗り材を使ってもらうようにしましょう。
- 4回・5回と塗った方が、より長持ちするのでは?
外壁塗装は基本3回塗りですが、下地の状態や仕上げ方法によっては、4回塗り以上になることもあります。
しかし、回数を重ねて塗れば長持ちするかといえばそうでもありません。
塗膜はしっかりと乾かして外壁に密着させることが耐久性を左右します。塗膜が厚くなりすぎると、ひび割れやはがれの原因にもなるため、塗料が無駄になってしまいます。
やみくもに回数を重ねて塗るよりも、正しい施工方法で3回塗りするほうが長持ちします。
外壁塗装の3回塗りについてよくある質問をまとめました。
塗装工事の耐久性は、塗料のグレードはもちろんですが、正しい施工方法で工事しているかどうかがカギを握ります。
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