天窓(トップライト)の雨漏りの原因とは?修理方法と相場を解説 l塗り達
2024年8月26日 公開
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採光や通風のために設けることが多い天窓(てんまど)は、トップライトとも呼ばれ雨漏りが多い箇所の1つです。
今回は、天窓からの雨漏りの原因と、補修方法や費用について解説します。天窓が屋根にある方は参考にしてみてください。
目次
天窓からの雨漏りの原因
天窓からの雨漏りには次のような原因が考えられます。
窓回りのシーリング・パッキンの劣化
天窓も外壁の窓と同様にガラスと窓枠の間にパッキンがはめられています。また窓枠周りにはシーリングが打たれています。
パッキンやシーリング材はゴムと同じように、劣化によってちぎれたり外れてしまったりするため、これらの劣化が原因で天窓から雨漏りすることが多いでしょう。
ガラスのひび割れ
ガラスのひび割れも雨漏りの原因の1つです。
屋根は台風などの飛来物が当たることもあり、完全に割れなくてもヒビが入ることによって雨漏りすることがあります。
また外気温との温度差でひびが入ってしまうこともあります。
窓枠の腐食やゆがみによる隙間
窓枠が木製の場合、腐食したりゆがんでしまったりしてきちんとはまっていた天窓に隙間ができてしまうことがあります。
防水紙などの劣化
本来は開いていない屋根の一部に窓をはめ込んでいるため、屋根材の下に敷いている防水紙なども天窓の部分にはありません。しかし窓枠の周りには雨が入り込まないように防水紙や防水テープを使っています。
これら水が入ることを防ぐ役割を担っていた部材が痛むと天窓周りの屋根から雨漏りが発生することがあります。
天窓のメンテナンス方法と費用相場
天窓のメンテナンスは、劣化症状によって方法が異なります。
- シーリング材の打ち直しやパッキンの交換:7~15万
- ガラスの交換:10~30万
- 窓枠の補修:20~35万
- 防水シートの交換など雨漏り補修:35~50万
施工費用に加えて、部材の費用が高額になることがあります。また大工さんなどに天窓に合わせて窓枠を作ってもらう場合なども費用がかさむことがあります。
屋根工事で撤去してしまうことも可能
採光などメリットも多い天窓ですが、やはり雨漏り補修が大変、メンテナンスが難しいといった場合は取り外して屋根にしてしまうことも可能です。
屋根工事で葺き替え等をされるタイミングで天窓を取り外し、新しい屋根に生まれ変わります。
天窓のメンテナンスも塗り達にお任せください!
天窓からの雨漏りについて解説しました。
天窓に限らずメンテナンスせずに放置していると、部材の劣化によって隙間ができ雨漏りしやすくなります。定期的に点検だけでも行っておくと、手遅れになる前にメンテナンスすることができます。
まずは屋根の状態を確認してメンテナンス計画を一緒に考えてみませんか?
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