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屋根工事はメリット多数!リフォーム工事の必要性やタイミングについて l塗り達

2024年10月16日 公開

屋根のリフォーム方法として、葺き替えやカバー工法などの屋根工事は、大規模な工事ですがメリットも多くあります。

今回は屋根工事のメリットのほか、屋根のリフォーム工事が必要な理由と行うべきタイミングについて解説します。

屋根のリフォームをご検討の方は参考にしてみてくださいね。

屋根工事を行うメリット

大規模なリフォームといえる屋根工事を行うメリットには次のようなものがあげられます。

屋根の寿命が延び、お家の寿命も延びる

屋根を新しくする工事ではそれまであった屋根を取り払ってしまう葺き替え工事か、既存の屋根の上から新しい屋根を葺くカバー工法があります。

いずれも屋根が新しくなるため、それまで使っていた屋根の寿命がリセットされ、耐久性は大幅にアップします。

また屋根が新しくなることでお家全体の寿命も延びます。

長く家族で住まいたい、お子様に引き継ぎたいなどの場合は、屋根工事は大きなメリットがあるといえるでしょう。

耐震性がアップする

屋根を新しくする葺き替え工事では、それまでの屋根を取り払って新しい屋根材を葺きます。

近年の屋根材は薄く軽量でかつ耐久性が高く、耐震性がアップします。屋根が重いとそれだけ躯体に負荷もかかるため、地震の揺れに弱くなってしまうのです。

美観性がアップする

屋根を新しくすると建て替えたように外観がアップデートされます。

日本瓦からの葺き替えであれば、イメージも一新するでしょう。ご家族好みの外観にリフォームすることができるため、建て替えまでは行わないという場合でも屋根工事はおすすめです。

雨漏りの心配がなくなる

古い屋根はどうしても雨漏りが年々多くなります。

屋根材を新しくすると、屋根の下のルーフィングシートや野地板も新しくするため、傷んでいた部分が取り替えられ雨漏りの心配がなくなります。

屋根のリフォーム工事の必要性

屋根は半永久的に使い続けることはできず、残念ながら経年劣化が起こります。

そのため、いずれかのタイミングで必ずリフォーム工事は必要になってきます。

塗装工事などのメンテナンスを行っていたとしても、

スレート:20~30年

金属屋根:10~15年(トタン)、20~35年(瓦棒)

ほどの耐久年数です。

雨漏り

それ以上は塗装工事をしてもあまり意味がないため、屋根材自体を新しくする屋根工事がおすすめなのです。

屋根のリフォーム工事を行うタイミング

屋根のリフォーム工事を行うタイミングは、大きく分けて

  • これ以上塗装ではメンテナンスにならないほどに劣化しているとき
  • まだ塗装が可能だがご家族sまが希望されるとき

です。

リフォーム工事の必要性でも述べたように、耐久年数を超えてきたら、塗装工事や補修でメンテナンスを行っても数年しかもたなくなります。

そのため、これ以上は塗装工事をしても意味がない段階まで来たら、葺き替えやカバー工法に切り替えることをオススメします。

また、まだまだ塗装できる状態であっても、きれいな状態でお子様やお孫様に引き継ぎたいなどの場合、屋根工事を行うことは可能です。

現在の屋根材によってできる屋根工事が異なるため、希望される場合は施工店に相談しましょう。

屋根のリフォーム工事は塗り達まで!

屋根のリフォーム工事について、必要性やメリットを解説しました。

こまめにメンテナンスを行いながら住まえば、雨漏りや災害などでの損傷も少なく済みます。

雨漏りや大きな破損が起こってから屋根工事を行うことになると、性急でご家族のご希望がかなわなかったり、屋根以外の補修が必要になったりして、工事費用が膨らむケースもあるからです。

またいきなり屋根屋さんに相談すると、まだ塗装できたかもしれないのに葺き替えやカバー工法といった屋根工事でのメンテナンスになってしまうことも。

塗り達では塗装工事をメインに施工していますが、屋根工事にも精通しているので、現在の屋根の状態を見きわめながら、塗装工事か屋根工事か、最適な施工提案が可能です。またどちらもお見積りも可能ですので、金額を見て検討されることも1つの方法でしょう。

次回のメンテナンスでは屋根工事を行うことにしようと長いスパンで施工計画を立てられると、安心して生活ができます。

初めて屋根のメンテナンスをされる方も、2回目以降という方もご希望をお聞かせください!

屋根のメンテナンスなら塗り達まで!

2025年10月19日 更新!

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2025年10月14日 更新!

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