塗装に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします! 職人ブログ

屋根板金のメンテナンス 工事内容や費用は? l塗り達

2024年11月16日 公開

屋根板金とは、棟や袖に付けられている薄い金属の板のことで、屋根の隙間をカバーし雨漏りを防止する働きがあります。

棟板金や袖板金など含め屋根全体が金属製のものもあれば、スレートなど屋根部分と板金部分で素材が違っているケースもあります。

今回は、屋根板金のメンテナンス方法や、費用について解説します。

屋根板金の劣化症状

屋根板金には次のような症状が見られます。

サビ

金属部分はさびの発生が特有の劣化症状の1つです。

塗り達 施工事例

あまりにさびが進むと、穴あきなどが起きたり、強度が落ちることが想定されるため、サビが広がらないようにメンテナンスが必要です。

破損・欠損

屋根板金は、建材同士が合わさる部分にできる隙間をカバーするために最後に取り付けられる部材です。

そのため、強風などで飛びやすく、欠損や破損が多い部位でもあります。

屋根板金がなくなってしまうと雨漏りの原因になったり、虫や動物が屋根の下に侵入したりすることもあるため、補修が必要です。

屋根板金のメンテナンス方法と費用

屋根板金のメンテナンス方法には、症状に合わせて次のようなものがあります。

塗装

サビが出ている場合、研磨してさび止め塗装を上塗りを行います。

通常は屋根塗装を一緒に行うことが多い方法です。

屋根塗装を含めた工事費用は、およそ40万円~

新設

板金部分が欠損してしまっている場合は、新しく敷設する必要があります。

板金の新設:7万円~

取り換え

破損が進行している場合、取り換え工事を行います。

板金の取り換え(長さによる):7万円~

 

釘打ち直し

板金を固定している釘は7~10年くらいで緩んできたり浮いてきたりします。

この状態で放置していると、下からの風などのあおられて飛ばされてしまうため、釘の打ち直しを行います。

1棟当たり:およそ4万円~

屋根板金は定期的に検査とメンテナンスを

普段目にする機会がない屋根板金の劣化症状やメンテナンスについて解説しました。

釘の浮きや欠損など、雨漏りなどが起こって初めて気づく劣化症状でもあります。

定期的な調査をすることで、被害を小さくすることができます。まずは現在の屋根の状況を確認してみてください。

塗り達は屋根調査をドローンを使って無料で実施中!

屋根の状況を知って、メンテナンス計画をうまく立てましょう。

お気軽にご連絡ください!