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外壁塗装の経年劣化 保険は適用できる?注意点も解説 l塗り達

2024年11月30日 公開

外壁塗装工事で保険が適用できる事例があることをご存知ですか?

火災保険は、お家の損傷などに対して保険をかけていて、外壁の損傷を保証できるケースがあります。

「じゃあ古くなった外壁の塗装工事を保険でなんとかしよう!!」

とお考えの方!ちょっと待ってください!

外壁塗装が古くなったためのいたみ、いわゆる経年劣化では火災保険は適用できません!

本記事では、外壁塗装で火災保険を適用できる事例や注意点について解説します。

外壁塗装に火災保険が適用できるケース

外壁塗装を行う際に火災保険が適用できるケースの例を見てみましょう。

台風の被災物で外壁にひびが入り、補修と塗装を行った

火災保険は、火災のほか、台風などの自然災害による損害も補償します。

例えば強風で飛んできたモノが外壁にぶつかり、ひびが入ってしまった場合、ひびの原因は台風ということになります。

ひびが入っている状態では雨漏りのリスクが高まるため、ひび割れの補修とともに外壁塗装を行います。

このような台風の強風によるひび割れの補修では火災保険が適用されるケースがあるでしょう。

火災保険の補償範囲

そもそも火災保険は、火災によって建物や家財が損害を受けた場合の補償をするというものです。

現在の火災保険は、そのほとんどで火災以外の自然災害(風災・雹災・雷災など)による損害も補償される内容となって言います。

外壁塗装を行う目的が、これら火災保険の適用範囲内での損害を直すためのものである場合は火災保険が適用できます。

しかし、

  • ずっとメンテナンスしておらず、クラックが生じた
  • 築後15年以上たち、色褪せ・チョーキングが発生した

など火災保険の適用範囲外の損傷では保険が適用できません。

経年劣化は自然災害ではないため火災保険の適用はできないのです。

※火災保険の補償範囲は個々の契約で異なります。必ずご自身の契約内容を確認するようにしてください。

外壁塗装の火災保険適用を検討するときの注意点

外壁塗装を火災保険で行いたいと考えるときに注意するべき点は次の通りです。

火災保険が適用できるか決めるのは保険会社

実際の火災保険が適用できるか決めるのは契約している保険会社です。

いくら「この前の台風でできた損傷だ」といっても、客観的な根拠に欠けるなどの場合保険が適用できないケースがあります。

経年劣化があったところに自然災害で損傷が起きた場合、火災保険が適用できないケースがある

上記のケースでよくあるのは、「そもそも外壁に傷みがあった」場合です。

もともと経年劣化があった外壁に飛来物があり、クラックが起きてしまったら、原因は自然災害だけとは言い切れません。

メンテナンスを行った直後の外壁であれば飛来物でクラックが起きなかった可能性もあるからです。

そのため、自然災害で受けた損傷がすべて適用できるわけではない点に注意が必要です。

自然災害でも損傷が起きないように・・・定期的な塗装工事を

経年劣化での外壁塗装は火災保険が適用できないことについて解説しました。

火災保険は保険会社との契約によって保障内容が異なり、保険が適用できるか否かも個々のケースにより異なります。

実際に火災保険を適用しようとしても、上記のような理由で適用できない場合があるため注意しましょう。

自然災害はいつ起こるかわかりませんが、保険が使えるにしろ使えないにしろ、お家に損傷がない方がいいですよね。

定期的なメンテナンスを行うことにより、災害に強い家づくりもかなえられます。

外壁塗装は大きな損傷が起こる前に、定期的に計画して行いましょう。

 

 

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