外壁塗装は雪でもできる?仕上がりへの影響について
2025年1月23日 公開
外壁塗装工事では、天気や天候条件によって作業を進められないことがあります。
雨が降っているときに施工すると乾く前の塗料に水が混じって施工不良を起こす原因になるので、雨天時の施工は行えません。
では雪が降っている、または積もっているときはどうでしょうか?
今回は、冬の工事で気になる雪の日の施工について解説します。
外壁塗装は雪の日は工事できない
結論から言うと、雪の日の外壁塗装は行うことができません。
雪が降っている最中も、雪はやんでいるが積もっている状態のときも、行えないと考えた方がよいでしょう。
その理由は、外壁塗装ができる天候条件にあります。
外壁塗装ができる天候条件
外壁塗装ができる天候条件とは、
「施工不良にならず期待耐久年数までしっかりと効果が持続する塗装工事」を行うために必要な条件の事です。
具体的には
- 気温5度以上
- 湿度85%未満
となっています。
塗料は乾く(硬化)前に水が混ざると施工不良となるため、雨が降っているときは施工できません。
雪の場合、雪が降っているのは雨が降っているのと同じなので施工NGです。
また冬であれば、天気が良くても5度を下回ることがあります。
また雨が上がっていても湿度が高い場合は施工はお休みします。
外壁塗装を雪の日に行うデメリット
雪の日に塗装工事を行うデメリットは、施工不良になることです。
具体的には
- 数年ではがれてきてしまう
- 膨れができる
- 色ムラがおきる
など、見た目や耐久性に不具合が生じます。
雨が降っていようが雪が降っていようが、塗装すること自体は物理的に不可能ではありません。
しかし施工条件を満たさない状態での工事は、耐久性や仕上がりにも影響が出て施工不良となってしまいます。
高い工事費用を払って施工するのですから、施工不良になる工事は絶対に避けなければいけませんよね。
雪の日は無理して塗装せず、天気の回復を待ちましょう。
冬でも塗装は可能だが、早めの計画が大切です
雪の日の塗装工事について解説しました。
冬でも塗装は可能ですが、工期は予定より長くなる可能性があることを知っておきましょう。
春から初夏にかけては雪の影響はないので、工事がスムーズに進みやすくなります。
塗装のベストシーズンに向けて、工事の計画を早めに立てましょう。
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