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2回目の屋根塗装はできない?注意点や1回目の塗装で気を付けておきたいこと

 

「屋根の塗装が、今回2回目で他店で断られた」

「屋根塗装は1回しかできないの?」

「これから屋根塗装だけど、注意したほうがよいことはある?」

屋根塗装は屋根材とお家を守るメンテナンス工事です。

せっかく工事をしようと思ったのに、1回しかできない、2回目まではOKなどいろいろな情報が出て混乱してしまうかもしれません。

今回は、2回目以降の屋根塗装について、できないの真偽や、工事を行うときに注意したい点を解説します。

屋根塗装は2回目以降でも可能

結論から言うと、屋根塗装は2回目以降も可能ではあります。

塗装工事は劣化した塗膜をつけなおす工事です。屋根の表面の塗膜が薄くなったりはがれたりしているところに新しい塗膜をのせます。塗料は新しいものを使いますので、塗ることができる屋根材があれば塗装は可能です。

そのため、「2回目だから」できないということはないのです。

但し、どんな場合でも2回目以降の塗装が可能であるわけではありません。

2回目以降の屋根塗装で注意したいこと

2回目以降の屋根塗装も可能ではありますが、次のことに注意が必要です。

前に塗った塗料との相性

前回の塗装でどんな塗料を使ったのか、今回使う塗料との相性が耐久性を大きく左右します。

前回の工事で塗料が何だったかわかるものがあれば判断しやすく、むやみに2回目の塗装を断られてしまうということもないでしょう。

屋根材の劣化状況

塗料の相性が良くても、あまりに傷みの激しい屋根材は塗装工事ができないことがあります。

割れや欠けといった屋根の欠損は塗装では補修ができません。

またスレートなど薄い屋根材は経年劣化で内部に水が吸い込まれてもろくなってしまうので、塗装をしても長く持たない可能性があるケースでは別のメンテナンス方法を検討する必要があります。

塗装工事が不適格の場合は、葺き替え工事やカバー工法などの施工を提案されるでしょう。

これから1回目の屋根塗装をする方が確認しておきたいこと

これから1回目の塗装工事を行う方は、工事の内容がわかるものをぜひ残しておいてください。

どのメーカーのどんな塗料を使ったのか、それだけでもわかれば2回目以降の工事がスムーズかつ的確に進められます。

2回目以降の屋根塗装を断られるケースとして、「前回の塗装工事で何を使ったか判断がつかないから」というものがあります。

1回目の塗料と相性の悪い塗料を選んでしまうと、耐久性が悪く施工不良になってしまうためです。

1回目はこの塗料を使いましたと明確な資料が残っていれば、施工店も選択できる塗料の判断がつきやすいので、工事を請けてくれる可能性が高まります。

これから工事を行う方は、ぜひ見積書や契約書を残しておきましょう。

屋根塗装のご相談は塗り達まで!

2回目以降の屋根塗装について解説しました。

定期的にメンテナンスしていても屋根材自体の寿命というものはありますので、だいたい3回目くらいで塗装工事は終わりと考えるのがよいでしょう。その後はお家を残すならカバー工法や葺き替え工事など屋根を新しくすることをオススメします。

屋根塗装や屋根の事なら塗り達にご相談ください!

2025年11月17日 更新!

アスファルトシングルのメンテナンスは?塗装工事のほか屋根工事もおすすめ!

2025年11月17日 公開 アスファルトシングルは、ガラス基材にアスファルトを含侵させ、表面に石粒を吹き付けた屋根材です。北米でのシェア率が高く、日本でも人気があります。 軽量で扱いやすく、複雑な形状の屋根にも施工しやすいので、大屋根のほか、下屋根やパラペットに使用されていることも多いです。 そんなアスファルトシングルのメンテナンス方法にはどのようなものがあるかご存知ですか? 今回はアスファルトシングルのメンテナンス方法について解説します。 目次アスファルトシングルのメンテナンス方法塗装葺き替え・カバー工法アスファルトシングルの耐久性と劣化症状アスファルトシングルのメンテナンスは塗り達にご相談ください! アスファルトシングルのメンテナンス方法 アスファルトシングルのメンテナンス方法は、主に次の2つです。 塗装 スレートや金属屋根と同様に、塗膜をつけなおすことでメンテナンスできます。 アスファルトシングルの塗装工事は美観性を保つことが目的の工事となります。 #gallery-1 { margin: auto; } #gallery-1 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 50%; } #gallery-1 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-1 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ そのため、劣化がかなり進行している場合は、屋根工事がおすすめです。 葺き替え・カバー工法 アスファルトシングルの劣化状態がかなり進行し、浮きやはがれ、破れなどが起こっている場合は、塗装工事よりも葺き替えやカバー工法などの屋根工事がおすすめです。 軽量でフラットな形状なので、カバー工法も可能です。 下地が劣化している、雨漏りしているなどの場合は野地板の張替などから行うため、葺き替え工事を行うことがおすすめです。 アスファルトシングルに葺き替えることもできますが、ガルバリウム鋼板など高耐久で軽量な屋根材に葺き替える方も増えています。 アスファルトシングルの耐久性と劣化症状 アスファルトシングルは製造年月によって耐久年数が異なり、人気が出始めた20年くらい前のものでは15~20年、最近の汎用品で20~25年、高耐久な製品では25~30年くらいとなっています。 アスファルトシングルの劣化症状は、 色褪せ→浮き→触るとふかふかと浮いている→破れる という段階があります。 元々硬いアスファルトシングルが劣化で軽くフカフカになってくると、風が吹いただけで破れて飛ばされてしまいます。 ここまで劣化してしまうと、塗装を行っても耐久できなくなってくるため、屋根工事を検討する方がよいでしょう。 アスファルトシングルのメンテナンスは塗り達にご相談ください! アスファルトシングルは施工しやすく、様々な場所で使用されています。 およそ10~15年で一度メンテナンスを行うと、耐久年数まで使用することができますが、色褪せ・浮き等の劣化症状を放置していると、屋根がバラバラになってしまい屋根としての機能を果たせなくなってしまいます。 アスファルトシングルのメンテナンスは劣化状態に合わせて行う必要があります。 ご相談はお気軽に下記までご連絡ください!      

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2025年11月15日 更新!

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塗り達 施工事例
2025年11月12日 更新!

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