マンションの防水工事のにおいが気になる 原因や対策を解説
2025年4月21日 公開
においは音と同じように感じ方に個人差が大きいものですが、敏感な方にはつらいものですよね。
マンションにお住いの方は、改修工事で防水工事があるとにおいが気になるかもしれません。
マンションの防水工事は修繕工事の1つなので全く行わないということはできませんが、においの原因や対策を知っておくと気持ちがなります。
今回はマンションの防水工事のにおいについて、原因や対策を解説します。
マンションの防水工事のにおいの原因
マンションで防水工事が行われる際のにおいの原因は、防水工事に使われる塗料や部材が関係しています。
マンションのベランダやバルコニーといった共有部は屋外のため床に防水施工をすることが多い場所です。
防水工事の方法はいろいろありますが、マンションなど集合住宅の場合、ウレタン塗膜防水やFRP防水工事などが使われることが多く、どちらも施工過程でにおいが発生します。
ウレタン塗膜防水
ウレタン塗膜防水は、液状のウレタン樹脂を塗って硬化させ防水層を作る工事です。
ウレタン樹脂の希釈に溶剤を使うため、シンナー臭がします。

FRP防水
ガラス繊維強化プラスチックを使ったFRP防水は、ガラスマットを敷き樹脂と硬化剤で固めて防水層を作ります。
ガラスマットの含侵工程と、溶剤系の下塗り剤やトップコートを使用する際ににおいが発生します。

マンションの防水工事のにおい対策
マンションの防水工事のにおい対策として、次のような方法があげられます。
マスクを使用する
におい対策として、マスクの着用は有効です。屋外で直ににおいにあたるよりは室内は幾分かましですが、それでもにおいがしんどいときはマスクを着用してみましょう。
換気を行う
部屋の中に流れてきたにおいを換気して追い出す方法です。ただし風向きによっては換気によってさらににおいがきつくなることがありますので行う場合は注意しましょう。
マンションから離れて過ごす
マンションの工事計画は事前に手紙や掲示などで確認できることが多いので、防水工事の日程を確認してマンションから離れて過ごす方法も1つの手です。
においは数日で軽減するので、可能であれば施工日当日は外出してほかの場所で過ごしましょう。
マンションの防水工事もご相談ください
マンションの防水工事でのにおいやその対策についてご紹介しました。
防水工事を行うことでマンションの耐久性を維持できるため、避けては通れない改修です。事前に原因やがわかっているだけでも、対策を立てられるので、今回の記事を参考になさってください。
塗り達ではマンションやアパートなど集合住宅の改修工事も承っています。
オーナー様、管理組合様、ぜひ一度ご相談ください。
 








