屋根工事の保証はどんなものがある?リフォーム工事でも保証は可能?
2025年5月18日 公開
屋根工事は、屋根の耐久性をアップさせると同時にお家全体の耐久性や資産価値もアップさせることができる大規模改修の1つです。
屋根工事を行えば部材にもよりますが、およそ30年近くは耐久しますので、工事をして終わりではなくメンテナンスや保証といった長期的な補修計画を持っておく必要があります。
もし施工後に不具合があったときはどうすればよいでしょうか?
今回は、屋根工事の保証についてまとめました。施工店やメーカーによっても異なりますが参考になれば幸いです。
屋根工事の保証
屋根工事を行った際に考えられる保証には次のようなものがあります。
新築の場合
新築の場合、住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)により屋根には10年間の保証が定められています。
リフォームの場合
リフォーム工事の場合は、
- メーカーの製品保証
- 施工店の施工保証
が考えられます。
メーカーの製品保証は、屋根材自体の保証です。選ぶ屋根材によってメーカーが保証を出していることがあります。
施工店の施工保証は、屋根材自体の保証ではなく、屋根材を葺く施工品質を保証するものです。
施工店が独自に出している保証で、工事から〇年間保証といったケースが多いようです。
施工保証の場合、天災による破損などは認められないことがほとんどです。
リフォーム時には建物の保証を確認してみましょう
建て元(ハウスメーカーなど)とリフォームの会社が異なる場合、工事をした時点で建て元が出していた屋根の保証は無効になってしまうケースが多いようです。
メンテナンスも継続して建て元で行ってもらうためにリフォームをしてくれたら保証を延長しますよといった内容になっていることがあるので、建て元の保証を続けてもらいたい場合は、リフォーム時には一度内容を確認しましょう。
また太陽光パネルを設置する場合も、屋根に架台などを取り付けたり、重量物をのせることになるため保証が切れてしまうことが考えられます。建て元以外の施工店に依頼する場合は、保証内容を確かめておきましょう。