防水工事は何日かかる?戸建て住宅のベランダやバルコニーの平均日数とは
2025年6月11日 公開
ベランダやバルコニーの床が傷んできたらそろそろ防水工事のメンテナンスを考えるころです。
しかし洗濯を干していたり植物を育てていたり普段よく利用されている方は、
「一体何日くらい工事にかかるの?」
と心配になってしまうかもしれません。
今回は防水工事について平均的な工事日数をまとめました。施工方法による違いもあるので是非参考になさってください。
戸建て住宅の防水工事の平均工事日数
戸建て住宅の防水工事はベランダやバルコニー、屋上などに施工されていることが多いでしょう。
それらの場所の工事日数は最短で1日~ 長い場合だと14日ほどかかります。

工事日数は施工場所の広さにも関係しますが、施工方法や下地の状況に左右されます。次項から詳しく解説します。
防水工事の日数に幅がある理由
防水工事の日数は次のような理由によって短かったり長くなったりします。
施工方法による違い
防水工事には、いくつかの工法があり施工方法によっても日数が異なります。戸建て住宅でよく使われる防水工事の方法とには次の3つがあげられます。工事日数の平均と一緒に確認しておきましょう。
- ウレタン塗膜防水
密着工法で5~8日、通気緩衝工法だと7~13日ほどかかります。
- FRP防水
1~2日で完成します。
- シート防水
4日~7日ほどかかります。

防水工事の施工方法は、雨漏りの有無や下地の状態、施工場所などにより最適な方法が異なります。
例えば雨漏りしているベランダで密着工法を使うと下地の膨れ等施工不良が生じますので、通気緩衝工法などを選択し下地の補修も同時に行います。
▶防水工事の選び方についてはこちらも参考にしてください。
天候による遅延
防水層を作工程で雨が降ってしまうと工事ができないため、天候による遅延によって日数が大幅にかわってくることがあります。
メンテナンスの範囲による違い
防水工事のメンテナンスは、
- 表面のトップコートだけを塗り替える方法(FRP防水など)
- 防水層から作り直す方法
- 下地から張り替える方法
があり、作業内容が増えるほど日数も増えていきます。
一番簡単なのはトップコートのみの塗り替えで、1日で完了することもあります。
下地の状態による補修工程の違い
先ほどの防水工事の作業内容の違いは、劣化や下地の状態によって変わります。
例えば雨漏りしていて下地まで傷んでいるような場合は、最も日数がかかる「下地から張り替える」工事を行う必要があります。

防水工事のご相談は塗り達まで!
防水工事の日数について解説しました。
早く工事が終わってくれるに越したことはないですが、意味のないメンテナンスをしてもお金がもったいないだけですので、現状をしっかりと把握し必要な補修を行う必要があります。
防水工事のご相談、施工のご依頼は塗り達まで!










