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シート防水の機械的固定工法とは?施工方法や特徴を解説

防水工事現場ブログ 2025.08.15 (Fri) 更新

2025年8月15日 公開

シート防水の施工では、シートの止める方法として、接着工法と機械固定工法の2つあります。

その1つ「機械的固定工法」とはどのようなものなのでしょうか?

今回は、シート防水の機械的固定工法について、特徴や施工方法を解説します。

シート防水の機械的固定工法とは?

シート防水の機械的固定工法とは、シートを敷設する際に、固定ディスクを用いて下地に固定する方法です。

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絶縁シートの上にビスでディスヒーターを固定し、その上から防水シートをかぶせて接着します。

下地の影響を受けにくく、最低限の下地処理で済むため、工期短縮につながります。

 

シート防水の機械的固定工法の施工方法

機械的固定工法では、ディスクヒーターと呼ばれる円盤状の装置を使います。

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ディスクヒーターの上から防水シートをかぶせます。

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そして、ディスクヒーターを設置した場所で誘導加熱装置を使って熱で接着させます。誘導加熱装置はIHクッキングヒーターなど電磁調理器と同じ仕組みのもので、熱によってディスクとシートを接着します。

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接着部分がシートの下に隠れるので、仕上がりがきれいです。

 

シート防水なら塗り達!

機械的固定工法ともう1つ、接着工法は下地に直接糊で防水シートを貼っていく方法です。雨漏りしている場合は、蒸発してくる水蒸気を逃がす必要があるため絶縁シートを入れた機械的固定工法を用います。

雨漏りの有無や下地の状態によって最適な防水工法を選べば、耐久性がさらにアップさせることができます!

防水工事のご相談は塗り達までお気軽にご連絡ください。