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雨が降った翌日の屋根塗装で気を付けるべきポイント

2025年8月20日 公開

「雨の日は塗装工事ができない」ということを聞いたことがある方も多いかもしれません。

では、雨の翌日の工事は可能なのでしょうか?

今回は、雨の翌日の塗装工事について、気を付けるべきポイントを解説します。

雨の翌日の屋根塗装工事

塗装工事が雨天にはできない理由は、塗料に水分が入ったり、濡れた下地に塗装すると早期剥離や膨れの原因になるためです。

塗装工事は、気温5度以上湿度85%未満であることが施工できる条件です。

塗料は乾燥するときに下地に密着し、強靭な塗膜を形成するため乾燥時間をしっかりとることが大切です。

雨天時は湿度が高く、乾燥が不十分になること、塗料に雨が混ざると品質が下がること、下地が濡れた状態で塗装すると、水蒸気になって蒸発する際に塗膜を押しあげて膨れの原因になってしまうことなどから、施工ができません。

雨の翌日は、下地が十分に乾いていない、湿度が高いことが想定されます。

雨の翌日の屋根塗装では、屋根材がしっかりと乾いていることを確認してから行う必要があります。

もし中途半端に乾いた状態で塗装すれば、耐久性が落ち施工不良となってしまうでしょう。

雨の翌日に塗装工事を行う際に気を付けること

もし雨の翌日に塗装工事の予定がある場合は、下地が乾燥するまで十分に時間を取る必要があります。

完全に乾いたことを確認してから塗装を行うことで、耐久性の高い塗装工事ができます。