外壁塗装どれがいいのかわからない!選び方のポイントを解説します!
2025年10月12日 公開
外壁塗装工事で決めなければいけないことはたくさんあります。
- いつする?
- どこに頼む?
- 塗料の種類?
- 色?
・・・等
中でも外壁塗装工事でよく悩まれるポイントととして、「塗料の種類」があげられます。
「種類がたくさんありすぎる」「ちがいがわからない」「選び方の検討がつかない」
このようなお悩みを持つ方に、外壁塗装における塗料の選び方のポイントをお伝えします。
ぜひ最後までお読みください。
外壁塗装工事の塗料 分け方や種類
外壁塗装で使う塗料は、下塗り剤と上塗り材があります。
このうち、下塗り材は下地や状態に合わせて施工店が選定するので、お客様が決めていただくことはまれだと思います。
上塗り材は、塗装工事が終わったときに見えている色の塗料で、種類によって耐久性などを左右します。
上塗り材の種類は、塗料の成分のうち、「樹脂」にあたる部分が何なのかで種類分けされることが多く、塗料のグレードと呼ばれたりします。
シリコン塗料・フッ素塗料・無機塗料などが外壁塗装でよく使われる塗料ですね。
シリコン塗料やフッ素塗料は耐久性が異なり、基本的に耐久年数が長くなるほど価格も高くなります。
塗料 | 耐久年数 | 特徴 | 費用(1缶あたり) |
アクリル | 5~7年 | 安価 DIY向き | 5,000~15,000円 |
ウレタン | 7~10年 | 安価 ひび割れしにくい | 5,000~20,000円 |
シリコン | 8~10年 | コスパの良い塗料 カラーバリエーション豊富 | 15,000~40,000円 |
フッ素 | 10~15年 | 耐久性が高い 汚れに強い | 40,000~100,000円 |
無機 | 20年 | 耐久性が非常に高い 塗膜が固い | 50,000~120,000円 |
アクリルやウレタンなどは、扱いやすい塗料ですが耐久年数がそこまで長くないためDIY向けの塗料だと考えておきましょう。現在施工店で工事をする場合はほとんど使われない塗料なので、おそらく見積を依頼してもアクリルやウレタンで提案してくるところは少ないと思います。
そのため、まずは「シリコン」「フッ素」「無機」の中から予算やご希望の耐久年数に合わせて選んでいきましょう。
遮熱?水性油性?塗料の分類方法のあれこれ
上記表にあるように、塗料の樹脂の部分が何であるかによって耐久年数や特徴が変わります。
「3種類から選ぶならそんなに多くないな」と感じますが、ここに「遮熱塗料」などの塗料の性能をアップさせる機能が付いた塗料が登場したり、「油性塗料」「水性塗料」が登場するとよくわからなくなってしまう方が多いのではないでしょうか?
シリコン塗料やフッ素塗料は、「塗料の樹脂の種類による分類」ですが、遮熱塗料は「遮熱効果のある塗料ですよ」という意味の、塗料の性能を表した名前です。
そのため、シリコン塗料の中にも汎用のシリコン塗料と遮熱シリコン塗料が存在しますし、遮熱フッ素塗料もあります。
水性塗料・油性塗料とは、希釈剤が「水」なのか「溶剤(シンナー)」なのかによる分類です。
水性シリコン塗料、油性シリコン塗料とこちらも各グレードにありますが、油性塗料はにおいがきつく引火性が高いため、外壁塗装の塗料は現在は水性塗料が主流です。
外壁塗装の塗料を選ぶポイント
外壁塗装の塗料の分け方や種類がわかったところで、選び方のポイントをお伝えします。
①グレードを選ぶ
まずは、シリコンやフッ素などグレードを選びましょう。
耐久年数と費用でご希望に合ったものを選ぶとよいでしょう。
外壁材によって、無機塗料が適さないといった場合もあります。施工店に提案を聞いてみましょう。
②プラスの機能を選ぶ
遮熱効果など基本的な耐久性に加えてプラスの効果を求めるかどうかを決めます。
遮熱効果がなくてもよいなら、汎用の塗料で決めましょう。
③色を選ぶ
最後に塗料の色です。ほぼどのグレードでもお好きな色がチョイスできます。
「この色はこのグレードにしかない!」ということはほとんどないので、色決めは最後で大丈夫です。
但し遮熱塗料にする際は、色によって効果が高いもの低くなってしまうものがあります。
(白より黒のほうが太陽光を吸収しやすい性質があるため)
基本的にお好きな色が選べますが、自治体によって使える色が制限されていることもあるため確認しましょう。
外壁塗装のご相談は塗りまで!
外壁塗装の塗料の選び方について解説しました。
たくさん種類があって戸惑ってしまいますが、基本的にグレードによる耐久性や費用の違いから見比べていくのがわかりやすいと思います。
一人では決められないという方は、外壁塗装専門店の塗り達までご相談ください!
現場経験豊富な担当者が、お客様のご希望に沿ったご提案をさせていただきます。塗料についての知識も豊富なのでどんなことでもお気軽にご相談ください。