屋根塗装を安く行うには?やってはいけない方法も解説
2025年11月8日 公開
屋根塗装は高額な工事費用がかかります。

またお家の外装のメンテナンスは屋根だけではなく、外壁や防水工事なども並行して行う必要があるので、少しでも安く抑えることができればうれしいですよね。
しかし、安さだけを求めてしまうと施工品質に心配が残ることも。
本記事では屋根塗装を安く行うためのポイントや、安くするために行ってはいけない方法について解説します。
目次
屋根塗装を安く行うためのポイント
屋根塗装の工事費用を安く抑えるためのポイントを見ていきましょう。
適切な時期に工事を行う
屋根塗装は劣化した塗膜をつけなおす工事です。塗膜を新しくすることで屋根材の耐久性を高め、雨漏りなどのリスクを軽減します。

しかし劣化が進行しすぎると、塗装工事ではメンテナンスができなかったり、すでに雨漏りが起こって雨漏り補修などのダ規模修繕が必要になることがあります。
屋根工事になると塗装工事の倍やそれ以上の金額・期間がかかってしまうこともあります。また雨漏りの進行によって躯体の強度に影響が出てしまうこともあります。
屋根のメンテナンスはおよそ10年に一度必要といわれるので、劣化を放置せず適切な時期にメンテナンスを計画しましょう。
塗料のグレードをおさえる
屋根塗装で使う塗料には塗料の成分によってグレードが分かれており、耐久年数が長くなるほど価格の高くなります。
グレードの高い塗料を選ぶと、次の塗装を行うまでに期間を長くすることができますが、その分費用も掛かります。
15年や20年持つ塗料は必要ないのであれば、塗料のグレードを抑えることで費用も抑えられますので、見積時に施工店に何パターンか見積を依頼しましょう。
外壁塗装とセットで行う
お家の外装メンテナンスは屋根だけではありません。
外壁や防水工事などもおよそ10年でメンテナンスが必要といわれるため、屋根と同じくらいの時期に工事を行う必要が出てきます。
例えば屋根塗装と外壁塗装を別々に行うと、工事の回数分足場を立てる費用も必要になってしまいます。

同時期に塗装をすれば、屋根と外壁2つの工事で足場を使うことができ、足場費用が1回分で済みます。
トータルで見ると何度も足場を立てて工事を行うよりもコストが押さえられるのでおススメの方法です。
屋根塗装を安くするために行ってはいけない方法
屋根塗装工事の費用を抑えるために次のような方法は、耐久性や品質にかかわるためおススメできません。このような方法を提案してくる施工店にも注意しましょう。
塗りの回数を減らす・塗料の希釈率を守らない
屋根塗装では最低でも下塗り1回・上塗り2回の3回塗りが必要で、それぞれ下塗り材・上塗り材の塗料代も必要です。
塗料代や人件費を削るために、下塗りをぬいたり、上塗り塗料材を規定よりも薄めて使うなどの方法は耐久性が保証されません。
塗装工事は見た目を美しくする以上に、屋根材を守る耐久性が重要になります。
10年持つといわれていたのに、たった2,3年ではがれてくる施工不良になる方法は、工事費用が安く抑えられてもおすすめできません。
足場を組まない
屋根塗装は高所作業のため足場の設置は不可欠です。
しかし戸建て住宅で足場を組むためには20万円くらいの費用が必要です。
そのため、足場を利用せずはしごや脚立で工事を行う方法を希望される場合がありますが、職人の安全面や作業効率・仕上がりのためにもプロの施工店では足場を必ず必要とします。
塗料飛散やケガなどの面からも足場代を削る方法はおすすめできませんので、足場なしで工事できます!という施工店にも注意しましょう。
施工実績や事例の少ない自社開発の塗料などを使う
塗装工事では、耐久年数10年や15年などの塗料を使い、工事後長い期間屋根を守ります。塗料メーカーは多額に費用をかけて開発・製造しており日々改良されていますが、どんなに高耐久・高品質をうたっていても、実際に15年持った施工事例がない塗料の品質は眉唾物です。
高耐久で品質の良い塗料はそれなりの価格になっています。まれに自社開発の安くてよい塗料があると工事を提案してくる施工店があるようですが、施工実績がなかったりメーカーが不明の塗料を使う工事は一か八かの賭けになってしまいます。
決して安くはない工事費用をかけて工事するなら、施工実績があり耐久性が認められているメーカーの塗料を使用するようにしましょう。
屋根塗装のお見積り・ご相談は塗り達まで!
屋根塗装は高額な費用がかかります。塗料のグレードにより費用は様々ですが、ご希望の耐久年数かつ適正価格で高品質な工事をご希望なら塗り達にご相談ください。
塗り達は屋根塗装・外壁塗装など塗装工事の専門店です。多数の施工事例や公共施設の塗装工事も手掛けるプロに、大切なご自宅の屋根をお任せください!









