屋根塗装で中塗の省略はなぜ危険?正しい手順と耐久性の関係
2026年9月3日 公開
屋根塗装では「下塗り・中塗り・上塗り」の3回塗りが基本とされています。

しかし、費用や工期を抑えるために「中塗りはなくてもいいのでは?」「中塗りは省略できないのかな?」と考える人も少なくありません。
屋根塗装において、中塗りを省略してしまうと耐久性が大きく損なわれ、結果的に早期の劣化や再工事につながってしまいます。
本記事では、中塗りを省略するデメリットと正しい塗装手順について解説します。
正しい屋根塗装の手順
屋根塗装は以下の流れで行うのが基本です。
高圧洗浄・下地処理
汚れや旧塗膜を落とし、塗装がしっかり密着できる状態に整えます。

下塗り
下地材に合わせた下塗り材を塗布し、塗料の密着性を高めます。

中塗り
仕上げ塗料を塗り、十分な厚みを持たせます。中塗りは塗装の耐久性を左右する工程です。

上塗り
中塗りと同じ仕上げ塗料をもう一度塗布し、美観と保護性能を完成させます。

中塗りを省略するデメリット
中塗りは前項のように、上塗り塗料を使った1回目の塗料です。
屋根塗装の基本の3回塗りは
下塗り(下塗り材)→中塗り(上塗り材)→上塗り(上塗り材)
となっており、それぞれに役割があります。
下塗り材は接着剤や下地強化の役割があり、上塗り材はお客様が色を決める塗料のことを言い、
上塗り材による中塗りの役割は、下塗りと上塗りの密着を高め、塗膜を十分な厚みにすることです。
中塗りを省略すると以下のような問題が発生します。
耐久性が低下する
中塗りを省略すると塗膜の厚みが不足し、紫外線や雨風から屋根材を保護する力が弱くなります。その結果、塗装が数年で剥がれる、ひび割れるといった不具合が出やすくなります。
色ムラや仕上がりの不良
中塗りは色を均一に整え、仕上がりを美しくするための重要な工程です。省略すると、上塗りだけではムラが隠しきれず、美観が損なわれるリスクがあります。
早期の再塗装が必要になる
中塗りを省略して工事費を抑えるつもりが、逆に劣化が早まって再塗装の周期が短くなり、結果的にトータルコストが高くなってしまう可能性があります。
屋根塗装は正しい工程で高耐久になる
屋根塗装の「中塗り省略」は短期的には工期や費用を抑えられるように見えても、耐久性や美観に大きな悪影響を及ぼします。

結局は再塗装が早まり、結果的に余計な出費につながるリスクが高い選択といえます。屋根を長持ちさせるためには、下塗り・中塗り・上塗りの3工程を省かずに行うことが重要です。信頼できる業者に依頼し、正しい手順で施工してもらいましょう。
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