塗装に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします! 職人ブログ

一軒家の外壁塗装ってどんなことをするの? 工事の流れとポイントを解説

マイホームを長持ちさせるために欠かせない「外壁塗装」

でも、「一軒家の塗装って具体的にどんな作業をするの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

今回は、外壁塗装工事の基本的な流れと知っておきたいポイントをわかりやすくご紹介させていただきます。

イラスト


1. 点検・現地調査

外壁塗装の第一歩は「点検・現地調査」です。

専門スタッフがご自宅に伺い、以下のようなポイントを丁寧に確認します。

調査で行う主なチェック内容

外壁の劣化:ひび割れ、チョーキング(手に白い粉が付く現象)、塗膜のはがれ

屋根の状態:瓦やスレートの割れ・欠け、板金の浮き、雨漏れの痕跡

付帯部の確認:雨どい、破風板、窓枠など細かい部分の劣化

周辺環境:日当たり・風通し・湿気の多さなど、劣化を早める要因の有無

調査の流れ

1.まず外観を目視で確認

2.必要に応じて脚立やドローンを使って屋根もチェック

3.劣化箇所を写真撮影し、後日報告書を作成

4.お住まいの状況に合わせた塗料や工法を提案し、見積もりを提示

事前に準備しておくといいこと

建築図面や過去の塗装履歴があれば用意:塗料の種類や前回施工時期が分かると診断がスムーズ

立ち会いの時間を確保:1〜2時間程度が目安。質問や要望を直接伝えられます

家の周りを整理:通路や庭木まわりの荷物を簡単に片づけておくと、外壁を細かく点検しやすくなります

知っておきたいポイント

・点検・見積もりは無料で行う業者が一般的。しつこい営業をする業者は避けましょう。

・調査後は、撮影写真や診断内容をまとめた報告書の提出があるかを確認。書面があれば他社との比較もしやすくなります。

・不安な箇所や「雨漏れが心配」「色を変えたい」などの希望は、この時点でしっかり伝えることが大切です。

2. 足場設置と養生

外壁・屋根塗装を安全かつ高品質に仕上げるためには、まず足場の設置と養生(ようじょう)が欠かせません。

この工程は工事全体の土台となり、仕上がりを左右する非常に重要なステップです。

足場設置の目的と流れ

1.作業の安全確保

高所作業を行う塗装工事では、安定した足場が職人の命綱。

転落や道具の落下を防ぐため、強度や高さを確認しながら組み立てます。

2.仕上がりの精度向上

均一に塗装するには、職人が壁から一定距離を保ちながら作業できる環境が必要です。

足場があることで塗りムラや塗り残しを防げます。

3.組み立て手順

専門の足場業者が半日~1日かけて組立。

設置後は防護ネットを張り、塗料の飛散や工具の落下を防ぎます。

※設置時には金属パイプを打ち込む音が出ます。

 ご近所への挨拶や工事のお知らせは、着工前に業者が行うのが一般的です。


養生(保護シート)とは…

塗料が付いてはいけない場所をビニールやテープで覆う作業を養生と呼びます。

対象箇所:窓・玄関ドア・雨どい・エアコン室外機・植木・車など

目的:塗料の飛び散りや汚れを防ぎ、塗り分けのラインを美しく仕上げる

施工のコツ:テープの貼り方ひとつで仕上がりが変わるため、丁寧さが求められます。


事前にしておくと安心なこと

駐車スペースを確保:足場資材を運ぶため、トラックが停められる場所を空けておくとスムーズです。

貴重品・割れ物の移動:庭やベランダの鉢植え、物干し竿などは事前に片付けておくと安心。

近隣への声かけ:足場組立は金属音が出るため、事前に近隣への説明があるか確認しておきましょう。

足場設置と養生は、単なる準備ではなく安全・品質・美観を守るための基礎作業

ここがしっかりしているかどうかで、塗装の仕上がりや耐久性に大きな差が出ます。

3. 高圧洗浄

塗装前には高圧洗浄で外壁や屋根を徹底的に洗い上げます。

この工程は、塗料の密着力と耐久性を左右する“下地づくり”として非常に重要です。

高圧洗浄の目的

汚れやホコリの除去:砂ぼこり・排気ガスの汚れ・花粉などを落とします。

カビ・コケ・藻の除去:湿気の多い面に繁殖したカビやコケは、塗膜を弱らせる原因になります。

古い塗膜やチョーキングの除去:手で触ると白い粉がつくチョーキング現象も、塗料の密着を妨げます。

これらを残したまま塗装すると、新しい塗料がしっかり接着せず、早期の剥がれやひび割れにつながります。

施工の流れ

1.下準備

電気設備や窓周りはビニールで養生。雨どいや庭木も必要に応じて保護します。

2高圧洗浄機で洗浄

専用の高圧洗浄機を使い、外壁・屋根・付帯部を上から下へとムラなく洗い流します。

圧力は素材に応じて調整(約10〜15MPaが一般的)し、劣化した壁を傷めないよう配慮します。

3乾燥

洗浄後は1日以上乾燥させ、完全に水分を飛ばします。

乾燥不足は塗料の密着不良や膨れの原因になるため、とても重要です。

事前にしておくと安心なこと

窓をしっかり施錠:水圧で水が入り込む可能性があるため、窓や換気口はすべて閉めておきましょう。

ベランダ・庭の片付け:洗浄水が飛び散ることがあるため、洗濯物や小物は屋内へ。

給湯器や外コンセントの使用を控える:作業中は水がかかる場合があるため、使用は避けた方が安心です。

知っておきたいポイント

・洗浄時はモーター音や水しぶきの音が出るため、近隣には事前に案内をしてもらうのが一般的です。

・業者によっては「バイオ洗浄」と呼ばれる洗剤を併用する場合があり、カビ・コケの根まで除去できます。

・洗浄だけで1日かかることもあり、十分な乾燥時間を確保しているか確認すると安心です。

高圧洗浄は一見地味ですが、塗装の持ちを大きく左右する仕上がりの決め手

きれいな下地づくりができて初めて、美しく耐久性のある塗装が可能になります。

4. 下地処理(補修)

塗装前の下地処理は、家を長持ちさせるための“土台づくり”です。

いくら高級な塗料を使っても、下地が不十分だと早期の剥がれやひび割れの原因になります。

ここでしっかり補修することで、塗装の耐久性と仕上がりの美しさが大きく変わります。

主な補修・下地調整の内容

ひび割れ(クラック)の補修

幅に応じて、コーキング材や専用パテで埋め、再び同じ箇所が割れないよう補強します。

大きな亀裂の場合は、V字にカットしてからシーリング材を充填する「Vカット工法」などを行うことも。

目地(シーリング)の打ち替え・打ち増し

サイディング外壁の継ぎ目や窓枠のゴム状の部分が劣化している場合、古いシーリングを撤去し、新しいコーキング材を充填。

ここを怠ると雨漏りや断熱性低下につながります。

金属部分のケレン作業とサビ止め

雨どいや鉄部の手すりなどは、ワイヤーブラシやサンドペーパーでサビや古い塗膜を削る「ケレン作業」を実施。

その後、防錆プライマーを塗布してから塗装します。

浮きや剥がれの補修

モルタルの浮きや塗膜の剥がれは削り落として平滑に整え、パテで平らに仕上げます。

施工の流れ

1.劣化箇所を細かく確認し、写真撮影

2.ひび割れ補修、シーリング打ち替え、金属部のケレン

3.必要に応じて下塗りの前に再点検し、平滑かつ乾いた状態を確認

事前にしておくと良いこと

気になる症状のメモ

例えば「雨が降ったあと窓周りにシミが出る」など、気づいている不具合をメモしておくと見落とし防止になります。

周囲の片付け

補修場所周辺の植木鉢や小物を動かしておくと作業がスムーズです。

雨天時のスケジュール確認

下地処理は乾燥が重要。雨が多い時期は予定がずれることがあるため、事前に余裕をもった工期を相談しておくと安心です。

知っておきたいポイント

・下地処理は見えにくい工程ですが、塗装の耐久性に直結するため手抜きが許されない部分です。

・見積書に「シーリング打ち替え」「ケレン作業」などの記載があるか必ずチェック。

・工事中は実際の補修箇所を写真で残してもらうと、後から確認できて安心です。

下地処理は、いわば塗装の“基礎工事”

この工程を丁寧に行うことで、仕上がりの美しさはもちろん、塗膜の寿命も大きく延びます。

5. 下塗り・中塗り・上塗り

塗装の仕上がりと耐久性を決める最も大切な工程が、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りです。

「同じ塗料を何度も塗るだけ」と思われがちですが、各工程には明確な役割と目的があります。

下塗り(プライマー・シーラー)

・目的:下地と塗料をしっかり密着させる“接着剤”の役割。

・工程:素材に応じて、プライマー(サイディングやモルタル)やシーラー(吸い込み防止タイプ)を使い分けます。

・ポイント:下塗りが不十分だと、塗膜が剥がれたり、色ムラが出やすくなります。

中塗り(ベースコート)

・目的:色と厚みをつけ、防水性と耐久性を高める。

・工程:下塗りが完全に乾いてから、仕上げ塗料を1回目として塗布。

・ポイント:実際に仕上がりに近い色がここで確認できるため、色味やムラを見ながら調整します。

上塗り(トップコート)

・目的:美観を整え、紫外線・雨風から外壁を守る最終仕上げ。

・工程:中塗り後にしっかり乾燥させ、同じ仕上げ塗料をもう1回塗布。

・ポイント:塗膜の厚みが均一になり、光沢や色が鮮やかに出ます。

乾燥時間と品質管理

各塗り工程の間には**十分な乾燥時間(通常4〜24時間程度)**が必要です。

乾燥が不十分だと塗膜の膨れやひび割れが起きやすくなるため、天候や気温に合わせて工期を調整します。

色選びのコツ

・カラーシミュレーション:実際の家の写真を使ったシミュレーションで、昼・夕方など時間帯別の見え方も確認。

・景観との調和:近隣の建物や屋根の色も考慮して選ぶと失敗しにくいです。

・塗料の種類:シリコン・フッ素・無機など、耐久年数や光沢の有無によって印象が変わります。

事前にしておくと安心なこと

希望の色サンプルを共有:雑誌や写真を見せるとイメージが伝わりやすいです。

塗料の仕様確認:見積書に「下塗り1回・中塗り1回・上塗り1回」と明記されているかをチェック。

天候の確認:雨が多い季節は乾燥時間が長くなり、工期が延びる場合があります。

3回塗りは見た目を美しくするだけでなく、塗膜の強さと長持ちを保証するために不可欠。

「下塗り→中塗り→上塗り」の丁寧な積み重ねが、10年以上家を守る塗装の秘訣です。

6. 最終確認・足場解体

塗装工事の仕上げとして行うのが、最終確認と足場解体です。

工事の品質を確かめ、周囲をきれいに片付けて初めて「完了」となります。

最終確認(完了検査)

【 施工業者による自主検査 】

・外壁や屋根の塗りムラ・塗り残しがないか

・色の均一性、光沢、塗膜の厚み

・雨どいや付帯部、サッシ周りなど細部の仕上がり

・コーキングの打ち忘れやひび割れの有無

などを細かくチェックします。

【 施主(お客様)との立ち会い確認

・職人や現場監督と一緒に家の周囲を歩き、気になる点があればその場で指摘します。

・塗料の品番や色番号が契約通りか、報告書や写真で確認すると安心です。

・雨戸やエアコン室外機など、一時的に取り外していたものが元に戻っているかも確認します。

足場の解体

・手順:最終確認で問題がなければ、職人が安全に配慮しながら足場を解体。

・所要時間:一般的な住宅で半日~1日ほど。金属パイプを外す際に多少の音が出ます。

・注意点:足場解体後に「塗り忘れが見つかった」とならないよう、足場撤去前の立ち会い確認が必須です。

清掃・後片付け

・周辺の庭やベランダに落ちた塗料片やホコリを掃き清めます。

・養生シートや防護ネット、工具類もすべて撤去。

・最後に雨どいの詰まりや、窓ガラスの汚れがないかを点検する業者もあります。

事前にしておくと安心なこと

立ち会いの時間を確保:30分〜1時間ほど、チェックリストを用意するとスムーズ。

最終支払い前の確認:保証書や施工写真、完了報告書が揃っているか必ず受け取りましょう。

近隣への挨拶:足場解体時も金属音が出るため、事前に近隣への連絡があるか確認しておくと安心です。

最終確認と足場解体は、塗装工事を締めくくる品質保証の最終ステップ

立ち会い時に気になる点は遠慮なく伝え、納得の仕上がりを確認してから完了にすると、後々も安心です。

一軒家塗装の工期目安

一軒家の外壁塗装にかかる期間は、一般的な30坪前後の住宅でおよそ2〜3週間が目安です。

ただし、家の大きさや劣化状況、季節や天候によって前後することがあります。

以下は、各工程ごとの標準的な日数の目安です。

工期の流れと目安

工程目安日数主な内容
足場の設置半日〜1日作業用の足場を組み、メッシュシートを張ります。
高圧洗浄1日外壁・屋根の汚れや古い塗膜をしっかり洗い流します。
下地処理(補修)1〜3日ひび割れや目地のコーキング補修、金属部分のサビ止めなど。
養生作業半日〜1日窓・玄関・植栽などをビニールで保護します。
下塗り・中塗り・上塗り4〜7日乾燥時間をしっかり確保しながら、3回塗りで仕上げます。
最終確認・足場解体1〜2日仕上がりの検査・補修後、足場を撤去して清掃。

※天候による延長

・雨天・強風が続くと、塗料が乾燥しにくく作業が中断されるため、1〜3日程度の延長はよくあります。

・特に梅雨時期や真冬は、工期が3〜4週間に伸びる場合も想定しておきましょう。


補足:屋根塗装・バルコニー防水工事の目安

外壁塗装と同時に行うことが多い屋根塗装バルコニー防水工事も、工期の計画に影響します。

工事内容目安日数ポイント
屋根塗装約4〜7日高圧洗浄→下地処理→下塗り・中塗り・上塗り。外壁と同時施工なら足場を共有でき効率的。
バルコニー防水工事約2〜4日既存防水層の補修や下地調整後、防水材を複数回塗布し乾燥。ウレタン防水・FRP防水など工法により変動。

外壁塗装と並行して進めれば、全体工期は外壁単体より+数日程度で収まることが多いです。

【まとめ】

・標準的な一軒家(外壁のみ):約2〜3週間

・外壁+屋根塗装:2.5〜3.5週間

・外壁+屋根塗装+バルコニー防水:3〜4週間程度

スケジュールには余裕を持ち、多少延びても品質を優先することが長持ちする塗装への近道です。

塗装を長持ちさせるためのポイント

外壁塗装は一度仕上げれば終わりではなく、その後のメンテナンスが耐久性を大きく左右します

長持ちさせるための具体的なポイントを詳しく見ていきましょう。

1. 10年ごとの定期点検を目安に

一般的に外壁塗装の耐用年数は10〜15年といわれますが、環境や塗料の種類によって差があります。

5年目、10年目など節目ごとに点検を受けると、小さな劣化を早めに発見できます。

定期点検では以下をチェック

・外壁や屋根の色あせ

・塗膜の剥がれ・浮き

・コーキング(目地)のひび割れや痩せ

・雨漏りの兆候

2. 色あせ・ひび割れは早期対処

・色あせは紫外線による塗膜劣化のサイン。放置すると防水機能が低下します。

・ヘアクラック(細かいひび割れ)でも、雨水が入り込むと下地の腐食や雨漏りにつながる危険があります。

・小さな補修を早めに行うことで、大規模な再塗装や下地修理を防ぎ、結果的にコストを抑えられます

3. 実績のある業者を選び、複数社で見積もりを比較

長持ちする塗装には確かな施工技術とアフターサポートが不可欠です。

業者選びのポイント

・施工実績:同じ地域での豊富な施工例があるか

・資格・保証:塗装技能士などの資格、施工後の保証内容

・口コミ・評判:利用者のレビューや紹介実績を確認

・必ず2〜3社以上に見積もりを依頼して、使用塗料・工期・保証の内容を比較しましょう。

価格だけでなく、塗料のグレードや工事内容の詳細をチェックすることが大切です。

【 まとめ 】一軒家塗装で住まいを長く美しく守るために

一軒家の外壁・屋根塗装は、住まいを紫外線や雨風から守り、建物の寿命を延ばすための大切なメンテナンス工事です。

工事は次のような流れで進みます。

1.点検・現地調査

劣化状況を詳細に確認し、塗装の必要性や最適な塗料・工法を見極めます。

2.足場設置と養生

安全確保と美しい仕上がりのため、足場を組み立て、窓や植栽などを丁寧に保護します。

3.高圧洗浄

汚れや古い塗膜、カビ・コケを強力な水圧で除去し、塗料が密着しやすい下地を作ります。

4.下地処理(補修)

ひび割れ補修やサビ止めなどを行い、塗装面をしっかり整えます。

5.下塗り・中塗り・上塗り(3回塗り)

接着力・耐久性・美観を高めるため、塗料を重ねて塗り、均一で強い塗膜を形成します。

6.最終確認・足場解体

仕上がりを細かく検査し、問題がなければ足場を解体。周辺清掃まできっちり仕上げて完工です。

          

塗装は「家を守る投資」

塗装は単に外観を整えるだけではありません。

・雨水の侵入を防ぎ、構造材の腐食を防止

・断熱・遮熱性能を保ち、快適な室内環境を維持

・資産価値の維持・向上にも貢献

適切な時期に塗装を行うことで、将来的な大規模修繕を避け、トータルコストを抑えることにもつながります。

次の一歩は「相談」から

「外壁の色がくすんできた」「ひび割れが気になる」と感じたら、まずは信頼できる専門業者への相談や点検がおすすめです。

複数社で見積もりや提案を比較することで、最適な塗装プランと費用感が明確になります。

住まいを長く美しく保つために、定期的な塗装は欠かせません。

早めの点検と計画的な塗装で、大切なご自宅をこれから先も安心して守り続けましょう。

 

2025年11月22日 更新!

外壁塗装工事で電気を使うことはある?電気代の負担は?

2025年11月22日 公開 外壁塗装工事など、外回りの工事で電気を使う場合、誰が電気代を負担するのでしょうか? 外壁塗装工事は、手塗りの場合ほとんど電気を使いませんが、電気機器を使う場合、電源の貸与をお願いすることが一般的です。 今回は、外壁塗装工事で電気を使う場面や、電気代について解説します。 目次外壁塗装工事で電気を使う場面撹拌機サンダー電気よりも水道のほうが使うことが多い外壁塗装工事での電気代外壁塗装のご不明点はお気軽のご連絡ください 外壁塗装工事で電気を使う場面 外壁塗装工事で電気を使う場面はとても少ないですが、施工店によっては下記のような場面で使用することがあります。 撹拌機 塗料の種類にもよりますが、きちんと混ぜる際に電動の撹拌機を使用することがあります。 サンダー まれにコンセントを使用するサンダーを使うケースがあります。現在は充電式のものが多いので、サンダーで電源を使うことはほとんどないでしょう。 電気よりも水道のほうが使うことが多い 動力は充電式や、ガソリンエンジンを使用するため電源をし与するケースは少ないでしょう。 しかし外壁塗装で必ず行う工程の1つ高圧洗浄では必ず水を使います。 水道は持ち運ぶことができないため、水栓をお借りすることになります。 外壁塗装工事での電気代 外壁塗装で電気や水道をお借りする場合は、事前にご承知をいただいた上で無償貸与いただいる施工店がほとんどです。 どうしても電源や水栓が使えない場合は事前に打ち合わせを行います。 電気代はサンダーや撹拌機を使用しても、何日間もずっとではないので数百円程度と考えておきましょう。 外壁塗装のご不明点はお気軽のご連絡ください 外壁塗装での電機や水の使用は、基本的にお客様宅でお借りするケースが多いでしょう。 どうしても難しい場合は事前にお打ち合わせください。 また外壁塗装についてご不明点がございましたら、どんなことでもお気軽にご相談ください。    

MORE

塗り達 施工事例 
2025年11月19日 更新!

屋根塗装にかかる日数はどれくらい?施工内容もあわせて解説

2025年11月19日 公開 屋根塗装は、屋根材の表面の塗膜をつけなおす工事で、定期的に行うことで屋根の耐久性をアップさせることができます。 #gallery-1 { margin: auto; } #gallery-1 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 50%; } #gallery-1 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-1 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ 「屋根塗装工事を考えているけど、何日くらいかかる?」 そんな疑問をお持ちの方に、今回は屋根塗装にかかる日数について解説します。 目次屋根塗装は5~8日ほど必要屋根塗装の施工内容足場の組み立て高圧洗浄下塗り1回目下塗り2回目上塗り1回目上塗り2回目施工完了・足場解体屋根塗装の事なら塗り達! 屋根塗装は5~8日ほど必要 屋根塗装にかかる日数は、およそ5~8日となっています。 これは塗装工事の作業内容をすべて終わらせるために最低限必要な日数です。 屋根が大きかったり、補修箇所が多かったり、お天気がよくなかったり、様々な理由で8日以上かかるケースもあります。 どんなに小さな屋根でも1日で終わってしまうことはありません。 次項の施工内容で詳しく解説します。 屋根塗装の施工内容 屋根塗装の基本的な施工内容をご紹介します。 屋根材や屋根の劣化状態によって、さらに多くの工程を必要とすることがあります。 足場の組み立て 屋根塗装では足場を必ず組みます。 また飛散防止シートで被うことで、塗料や高圧洗浄の水の飛散を抑えます。 足場の組み立てはだいたい半日で終わります。 高圧洗浄 塗装前に高圧洗浄機で洗浄します。 高圧洗浄は雨の日でも作業ができ、およそ半日~1日で完了します。 下塗り1回目 高圧洗浄の水が完全に乾いたら、下塗りから開始します。 下塗り剤(シーラー)を、塗料の吸い込み防止・上塗り材との密着力の強化・屋根材の強化などを目的に塗装します。 下塗り剤が全面に塗り終わったら、完全に乾燥させるまで時間を置きます。 夏の天気の良い日で4時間くらい、冬場や太陽光が少ない時期だと丸一日ほど時間をかけて乾燥させます。 この後の下塗り2回目や上塗り2回目も同様に、塗っては乾かすを繰り返します。 下塗り2回目 屋根塗装の場合は下塗りを2回重ねて塗る施工店がもあり、同じ場所に同じ下塗り剤を重ねて塗ります。 外壁に比べると紫外線により劣化が進行しやすいため、塗装時点でかなり傷んでいるケースが多いためです。 金属部分がある場合は、下塗りとしてさび止め塗料を使います。 上塗り1回目 下塗り材が完全に乾いたら、上塗り開始です。 上塗材はお客様がお色やグレードを選んだ塗料を使います。 しっかり乾燥させて、あと1回塗ります。 上塗り2回目 最後の仕上げ上塗り2回目です。 塗膜の厚みを均一にし、耐久性を確保します。 施工完了・足場解体 塗装工事が完了しました。上塗り材もしっかりと乾燥させて密着力アップです! 屋根塗装が1日では終わらない理由 屋根塗装の各工程では、塗り→乾燥が繰り返し行われます。 乾燥させるためにはどうしても時間が必要です。夏の暑い日でも最低4時間くらいはかかります。 そのため、下塗り2回+上塗り2回にそれぞれ乾燥時間がかかることを考えると、どんなに小さな屋根であっても1日で終わることはないのです。 屋根塗装の事なら塗り達! 屋根塗装は最低でも5日~8日はかかる工事です。また塗装の工程は雨の日や気温が低すぎる日は施工できないので、さらに日数がかかることがあります。ご予定のある場合は、余裕をもって計画的に塗装工事をご依頼下さい。 屋根塗装なら塗り達にお任せください!    

MORE

ALC
2025年11月18日 更新!

ALC外壁の塗装工事はいつ行う?目安や劣化症状を解説

2025年11月18日 公開 ALCパネルは、軽量気泡コンクリートを使った外壁材です。 コンクリートのおよそ4分の1という軽量さが特徴で、躯体への負荷が少ないため人気があります。 ALCは耐久年数が50年ともいわれる高耐久な建材ですすが、経年劣化は起こるため、定期的なメンテナンスが必要です。 外壁がALCの場合のメンテナンスはいつ頃行うのが最適なのでしょうか? 今回はALCパネルの劣化症状やメンテナンス時期の目安について解説します。 目次ALCパネルの劣化症状とメンテナンス時期の目安チョーキングひび割れ色褪せカビやコケの発生ALCパネルのメンテナンス方法ALCのメンテナンスも塗り達にお任せ下さい ALCパネルの劣化症状とメンテナンス時期の目安 ALCの劣化症状には次のようなものがあります。これらの症状が現れたらメンテナンスを検討しましょう。 チョーキング 触れたつもりがなくても外壁近くを通った際に洋服やカバンが白くなってしまうことはありませんか? それは汚れではなく、劣化した塗膜で、チョーキング現象と言います。 塗料が劣化して粉状になり、触れるとチョークの粉のように付着する症状です。 ひび割れ 劣化し始めると表面の塗膜がひび割れを起こします。 さらに下地のALCまでひび割れてしまうとかなり劣化が進行した状態となります。 色褪せ 塗膜が部分的に薄くなっていることを示すのが色褪せです。美観性を損なうだけではなく、防水機能が低下していますので、メンテナンスのサインです。 カビやコケの発生 雨を吸い込んで水分をため込んでいると、カビやコケが発生しやすい環境となります。 カビやコケが見られたら塗膜の機能が低下しているサインです。   ALCパネルのメンテナンス方法 ALCパネル自体には小さな気泡がたくさんあいており防水性がありません、そのため、表面に塗膜を付けて保護しています。 劣化によって塗膜の機能が失われ始めると、ALC自体が水を吸い込み劣化の進行や雨漏りの原因となりますので、塗装工事によるメンテナンスが有効です。 またパネルを貼り合わせてるため、必ず目地があります。 目地にはシーリング材を充填していますが、シーリングも経年劣化を起こし雨漏りしやすい場所の1つとなっています。 そのため、塗装工事と合わせてシーリングのメンテナンスも一緒に行うことが必須といえます。 ALCのメンテナンスを行う際には、塗装工事とシーリング工事をセットで行いましょう。 ALCのメンテナンスも塗り達にお任せ下さい ALCは定期的に必要なメンテナンスを行えば50年も耐久するといわれるほど優秀な建材です。 適切な時期に適切な施工を行い、お家と外壁を長持ちさせましょう! ALCのメンテナンスご相談は塗り達までお気軽にご連絡ください  

MORE