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外壁 改修工事

現場ブログ 2019.07.29 (Mon) 更新

皆様こんにちは。
 
日差しが暑くなってきました。学校は夏休みに突入ですね。
今週も元気にがんばってまいりましょう
 
さて今回は、京都市でご依頼頂いた、外壁の改修工事の様子をご紹介したいと思います。
 

換気フードの周りの壁の塗装のはがれが見られます。
湿気含んだ空気を排出する換気フード周りの壁は、劣化しやすい場所の1つです。
関連ブログ:換気フードにご用心
黄色いテープがついているビニール袋のようなもので覆われているところが、換気フードです。
マスカという養生テープを使って養生しています。
 

下地処理から行います。
まずは、はがれている箇所の塗装を落としていきます。
この状態でいきなり上から塗装をしても、持ちがわるく施工不良になってしまいます。
 

下塗り(カチオンシーラー)
旧塗膜を剥がして下地処理を終えたら、
下塗りとしてカチオンシーラーを塗っていきます。
 

またまた下塗りです。次はマイルドシーラーです。
こちらは、脆弱な素地を補強する効果のある下塗り剤です。
劣化しやすい部分というのは、それなりの理由(今回は換気フード周りだった)があるので、
単にはがれた色を塗りなおすだけではダメなんですね。
次のメンテナンスまで、できるだけ持ちがよくなるよう、同じようなはがれが簡単に起きないように、メンテナンスをしていきます。
ちなみに、今回マイルドシーラーは2度塗りしています。
 

上塗り1回目
これでやっと上塗りです。
上塗りも今回は2回行っています。
 

完成しました。
はがれがどこにあったのか、わからないくらいきれいになりました。
まるで新築のようです
 
今回の施行のように、元の状態によっては、必要に応じて下塗りや上塗りの回数が多くなる場合があります。
ご自宅で気になる箇所を見つけたら、ぜひご相談ください。
 

2025年10月21日 更新!

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