外壁や屋根塗装前の「目荒らし」とは何?? l京都市、宇治市、八幡市の外壁塗装&屋根塗装&雨漏り専門店【塗り達】
今回は、「目荒らし」についてお話ししたいと思います。
普段の生活では聞きなれない言葉ですよね
これから塗装工事をお考えの方の参考になればいいなと思います
塗装工事では塗装をする前に「目荒らし」という作業があります。
目荒らしとは、表面を細かいザラザラした状態にすることで、
「足付け」作業とも呼ばれています。
新品のモノを塗装するために加工することを指しており、
棟板金などの金属製品、雨樋などの樹脂製品は、表面がツルツルしているので、
これらの表面に細かい傷を付け、ザラザラにしていくのです。
では何故、塗装する表面をツルツルでなく、ザラザラの状態にするのでしょうか??
≪目荒らしを行う理由≫
まず、表面がツルツルしたものに塗装したケースを考えてみましょう
ツルツルした部分に塗装した場合、
乾燥するまでの間、塗料が流れやすい状態にあり、乾燥しても剥離しやすいというリスクが伴うのです。
塗料と接する面積が多いとその分、塗料が剥がれにくくなるのです
凹凸というと、マイナスなイメージがあるかもしれませんが、
外壁や屋根塗装では欠かせないものだったりするんですよ
目荒らしは、そのあとに塗装を行うため
どの程度丁寧に行ったかがわかりにくい工程になります。
もちろん丁寧に行うということはその分時間をかけることになりますが、
丁寧に施工することで精度の高い下地を作ることが出来ます!!
塗膜剥離のリスクを軽減するためにも、下地処理はとても大切な工程なのです