戸袋とは?役割やメンテナンス方法について解説 l塗り達
2023年8月7日 公開
この記事では戸袋について解説しています。
戸袋(とぶくろ)とは、住宅の引き戸を収納するために付けられた箱状の部分の事です。
現在、多くの新築住宅では、雨戸を引き戸にせずシャッタータイプのものが多いようですが、昭和から平成にかけての住宅の多くは、雨戸が引き戸でした。
戸袋の役割
戸袋は、一時的に使用しない戸を収納しておくスペースとして使われます。
戸袋に収納する引き戸としては
・雨戸
・掃き出し窓
・リビングにある和室の引き戸など室内の戸
等があります。
いずれも、引き戸であること、一時的に使わない場合に横によけておくためことですっきりするという共通点があります。
戸袋に収納する戸は、閉めて使うこともあるので、使わないからといちいち外してしまうのは面倒なのです。
そこで、美しく邪魔にならないように収納する方法として戸袋が使われています。
戸袋があることのメリット・デメリット
戸袋があることのメリットやデメリットはつぎのとおりです。
メリット
・戸を解放した時に、収納することで空間がすっきりする
・隣の空間とつながり、ゆるくつながった大きな空間にすることができる
・室内の場合、戸が収納されるのでそのスペースを有効活用することができる
デメリット
・戸袋の内部が掃除しにくい
・室内の場合、戸袋分の厚み(スペース)が必要になり、空間が狭くなる
戸袋のメンテナンス
戸袋も住宅の中では付帯部に相当します。
雨戸や樋などと同じく、劣化症状が見られますので、塗装などでメンテナンスするとよいでしょう。
外壁塗装を行う場合、外壁のみ塗装してしまうと、雨戸や樋といった付帯部の劣化は思った以上に目立ちます。
外壁塗装と一緒にメンテナンスしておくと、足場を使うことができ、仕上がりもきれいになります。
戸袋や雨戸のメンテナンスも塗り達にお任せください!