サンダーとは?使い方や用途を解説 l塗り達
2023年11月27日 公開
この記事では、サンダーについて解説しています。
サンダーとは、サンドペーパー(布や紙など)を取り付けたパッドを回転させて、研磨を行う電動工具です。
塗膜はがしや、防水層の下地処理などに使われます。
サンダーの種類
サンダーにはいくつかの種類があります。
オービタルサンダー:接地面が長方形、研磨力が強い
ランダムオービットサンダー:仕上げの研磨
サンダーとグラインダー
サンダーと似た工具にグラインダーがあります。
グラインダーは、接地面に砥石がついていて、研磨・研削を行うためのものです。
金属のバリ取りや、石材などの切断に使われます。
サンダーを使う工程
外壁塗装工事では、研磨(ケレン)作業の際にサンダーを使うことがあります。
古い塗膜を剥離したり、下地を整えるときなどに用います。
小さな面や、一部のサビなどを落とす場合は、手でサンドペーパーを使うこともありますが、大きな面や金属屋根などの場合サンダーを用いることもあります。
ベランダやバルコニーの防水工事でもサンダーを使って下地処理を行うことがあります。
例えばFRPなどのトップコートを塗り替えるメンテナンスの場合、最初に既存のトップコートをはがす作業を行います。この時にサンダーを使って表面を研磨し、アセトンでふき取る工程を行います。
電動工具は、職人の手でうまく使えば作業効率がアップしたり、仕上がりがよくなったりします。サンダーはケレン作業を助けてくれる重要な職人道具です。