防水工事はなぜ必要?理由や行わなかった場合のデメリットについて l塗り達
2024年3月4日 公開
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住宅における防水工事は、屋外のベランダやバルコニー、屋上などに施工されます。
「ベランダはほとんど使ってないし、今のところ雨漏りしてないから必要ないんじゃない?」
「メンテナンスも必要だし、しなくてもいいんじゃないの?」
そんな風に思われるかもしれません。
しかし、防水工事をするかしないかは、お家全体の寿命にも大きくかかわってきます!本記事では、防水工事を行う理由と行わなかった場合のデメリットについて解説していきます。
防水工事の目的
防水工事の目的は、建物に水が入るのを防ぐことです。防水層を作り、水が入らないようにします。
外壁や屋根は塗装を行いますが防水工事とは区別されます。
防水工事は、防水層を作って水が侵入するのを防ぐことです。シーリングも防水工事の1つという場合もあります。
防水工事の施工場所
戸建て住宅で防水工事を行う場所には次のようなところがあります。
ベランダ・バルコニー
屋上
玄関屋根の上
そのほか、掘り込み式の駐車場の屋上など、平らで屋根がない部分に行います。
防水工事を行う理由
防水工事を行う理由は、先述の通り水を防ぐためです。
具体的に言うと、雨水がしみ込んで雨漏りしたり、躯体に水が回って腐ってしまうのを防ぐために行います。
地面と垂直の外壁や、勾配がついている屋根は、自然と雨水が流れるため防水工事までは行いません。外壁にはシーリングが打ってあったり、屋根材の下にはルーフィングシートが敷かれていますが、一番外側の塗膜は防水性能はありません。
防水工事を行う場所を見てわかるように、平らで水がたまりやすい場所に施工します。バルコニーなど排水のために少し傾斜をつけてはいますが、防水工事を行っていないと水がしみ込んで雨漏りしてしまいます。
バルコニーから水が回ると、外壁の内側や躯体にまわっていき、木造住宅を腐食させてしまいます。
躯体の腐食は建物の寿命に影響します。
防水工事は、「お家全体を守るため」に行う工事なのです。
防水工事をしなかった場合のデメリット
防水工事をしなかった場合、
- 雨漏り
- 躯体の腐食
- 室内のカビの発生
- 床のたわみ
- シロアリの発生
など、お家の資産価値を下げたり、安全に住まうことを脅かすような事態になってしまいます。
防水工事のメンテナンスも行って、お家を守りましょう!
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