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防水工事の適切なタイミングとは?劣化症状を知っておこう l塗り達

2024年4月25日 公開

防水工事のメンテナンスは、10~15年ごとといわれます。

ただ、特に不具合がなければ先延ばしにしてしまいがちです。

この記事では、防水工事のメンテナンスを行う適切なタイミングを見逃さないために、劣化症状や注意点を解説しています。ぜひ最後までご覧ください。

防水工事の劣化症状とは

防水工事の劣化症状には、次のようなものがあります。ここでは戸建て住宅でよく使われる防水工事の種類別にみていきましょう。

ウレタン防水・FRP防水

ウレタン防水やFRP防水は、トップコートの劣化が一番最初に起こります。

ところどころはがれていたり、水たまりができているようなことはありませんか?

汚れだと思っていたら実は下地が露出していたというケースも。

また、防水層の下に水が入り込むと、ふくらみとなって現れます。

防水層の劣化症状~膨れ~ l  京都府 宇治市 外壁塗装 屋根塗装 雨漏り 専門店 塗り達

すでに雨漏りが起こっていることも考えられるため、早急にメンテンナンスが必要です。

 

シート防水

シート防水の場合、シート自体の劣化によって破れやはがれ等の症状が出たり、シート同士が重なり合っている部分のシールがの劣化により隙間などが劣化症状として現れます。

シートがたわんでいたり、水はけが悪い場合もシートの下で不具合が出ている可能性が高くなります。

 

防水工事のメンテナンス

防水工事のメンテナンスは

  • トップコートの塗り替え
  • 防水層からすべてやり直し
  • 下地からやり直し

等の方法があります。

トップコートの塗り替え

ウレタン防水やFRP防水の場合、紫外線によるトップコートの劣化をまずは食い止める必要があります。

防水層にまでダメージが出ていない場合はトップコートの塗り替えだけで済みます。

まず古い塗膜をサンダーなどで削り、アセトン拭きを行い古くなったトップコートをふき取ります。

そこからトップコートを重ねて完成です。

5~7年ごとにトップコートの塗り替えが必要といわれており、こまめなメンテナンスをすることで大規模なメンテナンスを行わずに済みます。

防水層からすべてやり直し

 

下地からやり直し

防水層の劣化によって雨漏りが進行していたり、排水がうまくいかないくらいのたわみができている場合、雨漏り補修を行うのと一緒に下地貼りもやり直しするケースがあります。

防水工事のメンテナンスとしてはかなり大規模なものになりますが、躯体に影響が出る前に補修を行った方がお家に長く住まうことができます。

防水工事のメンテナンスは定期的に!

防水工事をしている場所はプライベートな空間であり、使用していない、外部からは見えづらいといった理由で、特に不具合なければ放置しているというケースも少なくありません。

しかし劣化が進み不具合が出たころには、下地からやり直さなくてはいけないといったこともあるので、定期的にメンテナンスをした方がよいでしょう。

外壁や屋根のメンテナンスと一緒に行うことが可能です。ぜひ一度ご相談ください!

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