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雨漏りが直らない?よくあるケースと補修方法について l塗り達

2024年10月13日 公開

「しばらく大丈夫だったのにまた雨漏りしている」

「修理してもらったのに雨漏りが直っていないみたい」

雨漏りが厄介なところは、時間が経てば勝手に直るものではないところです。むしろ時間がたつほど状態は悪くなります。

今回は、雨漏りが直らない理由についてよくあるケースや補修方法について解説します。

雨の出口だけふさいでいる

雨漏りには必ず雨の入り口があります。

本来なら入らない場所に雨が入るために、室内の天井や壁といたったところから雨がでてきてしまうのです。

雨漏りした!と気づくのは雨の出口を発見した時。入口を見つけて雨漏りに気づける人はほとんどいないでしょう。

そのため、雨が出てきている天井や壁など「出口」側だけふさいで直した気になっていても、入り口が開いたままなので雨はどんどん入ってきてしまうのです。

雨漏りを補修するなら、出口よりも入口を見つけて雨が入ってこないように補修する必要があります。

調査せずに目視で雨漏り箇所を確認している

雨漏りしている場所から推定し、近くに雨が入り込む隙間を見つけても、必ずしもそこから雨漏りしているとは限りません。雨は自在に動くため、「こんなところから??」という場所から雨漏りしているケースもあります。

雨漏りにはサーモグラフィを使った調査や、散水試験などの調査方法があります。建物の種類や症状によって、適宜調査方法を追加して調べる必要があります。

補修が完全に終わっていない

例えば屋根からの雨漏りで、屋根材だけきれいにしてもその下の防水紙や野地板まで破損している可能性もあります。

見える部分だけ補修するのではなく、さらに雨漏りが広がっていないかを確認し、完全に補修を終らせておかなければ雨漏りは再発してしまいます。

雨漏り補修は「すぐ」専門店へ!

雨漏りが直らないケースについて解説しました。

せっかく補修しても直っていなければ、時間が経つにつれて雨漏りがどんどんひどくなってしまいます。

また、何度も再発する雨漏りには精神的にも参ってしまいますよね。

雨漏りは見つけ次第、すぐに専門店に補修を依頼するのがおすすめです!

塗り達で雨漏り調査から補修まで、戸建て住宅の雨漏り補修を多数手がけてきた担当者が丁寧に対応します。

また集合住宅の雨漏り相談も受け付けております。雨漏り補修のご相談なら塗り達までご連絡ください!

 

 

 

 

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