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防水工事ができない天候はこれ!施工不良を防ぐためには l塗り達

2024年10月21日 公開

防水工事は、雨水が躯体に侵入することを防ぐ工事で、住宅には欠かせません。

戸建て住宅ではバルコニーやベランダ・陸屋根など平らな部分、マンションやアパートでは屋上に施工することが多いです。

防水工事は耐久性の高い防水層を作るために施工の際の天候に気を付けなければいけません。

今回は防水工事を行うときの天候条件について解説します。これから防水工事を検討されている方は参考になさってください。

防水工事を行える条件

防水工事は雨を防ぐ工事です。そのため、雨には強いと思ってしまうかもしれませんが、そうではありません!

防水工事は雨天時には基本施工を行いません。

工程ごとに作業ができる内容かどうか確認しておきましょう。

清掃

施工場所をきれいにする工程です。バルコニーやベランダは意外とごみや枯葉などが多い場所です。掃除をするくらいであれば軽い雨の中行うことは可能です。

下地処理

下地処理とは、古い防水層の剥がれや、下地の傷みをきれいにすることです。

塗り達 施工事例 

軽い雨なら作業は可能ですが、電動研磨機などを使う場合職人の安全性が確保できないことがあるため、作業しないケースもあります。

防水層を作る工程に入る前に、しっかり下地を乾かしておく必要があります。

防水層を作る

ウレタン防水の場合、液状ウレタンを硬化させて防水層とします。水が混ざるとうまく硬化しない、気泡ができるなどの不具合が生じるため作業はできません。

FRP防水も同様に防水層の下に雨が入り込むと施工不良の原因になるため、作業を中止します。

シート防水の場合も、シートの下に雨が入る混むと膨れやはがれの原因になるほか、シートを接着する力が弱まったり、機械工程法の場合漏電や感電のリスクがあるため作業はできません。

トップコートを塗る

ウレタン防水やFRP防水の仕上げに塗るトップコートは、防水層が完全に乾いたあとに塗ります。

そのため、雨天時は行わず晴天で乾いた状態で施工を行います。

 

もし悪条件の中で防水工事をしたら・・・デメリット

雨天時に強引に防水工事を進めてしまうと、防水層の下に入り込んだ雨によって施工不良となります。

水は時間が経つと下地から蒸発していこうとしますが、防水層によって気化できないため上に押しあげて膨れとなってしまいます。

悪天候の中施工すると、やり直し作業を行うことになってしまうため、時間も余計にかかってしまいます。

防水工事は塗り達まで!

防水工事を行える天候条件について解説しました。

洗浄や調査など一部の工程を除いて、雨天時は作業ができません。屋外での工事はどうしても工程が天気に左右されます。

防水工事をお考えなら、工程に余裕をもって行えるよう早めに調査や施工計画を立てましょう。

防水工事のご相談なら塗り達まで!

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塗り達 施工事例 
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