突然の雨漏りはどうしたらいい?やることまとめ l塗り達
2025年1月3日 公開
当然起こった雨漏り。
これどうすればいいの?!とパニックになってしまうかもしれません。
そこで今回は、突然雨漏りが起こったら何をすればいいのか、簡単な方法をまとめました。
まだ雨漏りしてなくても知っておいて損はなので、ぜひ参考になさってください。
目次
突然の雨漏り やること①写真・記録をのこす
雨漏りに気づいたら、まずは水が出ていることが確認できる場所(雨の出口)の写真を撮っておきましょう。
雨漏りの中には、雨が降った後、風が強い雨のときだけ、など特定の条件下で発生するものがあります。
できれば当日や前日の天候も一緒に記録しておきましょう。
突然の雨漏り やること②雨を受ける
雨漏りしている場所を確認したら、タオルやバケツなどで雨を受けます。
大切なことは、出てくる雨をとめてしまわないこと。
どこから入ってきているか、まだわかりませんが、家の中の見えないところへ雨が流れて行ってしまうより出てきている方が安心です。
ブルーシートやペットシートなどでも構わないので、簡単に水を受けるだけにします。
突然の雨漏り やること③外壁や屋根に異常がないか目視する
雨漏りが起こる場所いろいろありますが、少なくとも屋根や外壁といった外回りのどこかであることは確かです。
(風呂場や水栓から水が漏れているなら、雨漏りではなく水漏れです)
外壁や屋根、ベランダに変わったところはないか、簡単に目視しておきましょう。
例えば、
- 外壁にひびが入っている
- 外壁のついていた部材がなくなっている
- 地上から見る限り屋根が一部なくなっているようだ
- ベランダの床が水浸しのままになっている
など、いつも目にしているご自宅に変わった様子がないか確認しておきます。
屋根からの雨漏りは多いですが危険なので、原因を突き止めようと屋根の上に上がってはいけません。
突然の雨漏り やること④雨漏り修理ができる業者へ連絡
雨漏りの厄介なところは、虫歯といっしょで一度なってしまうと直すまで自然にはよくならないことです。
お天気が続いているときはなおったのかな?と感じるかもしれませんが、雨が入ってきていないだけで雨漏りはおさまっていません。
ご自身でできる①~③を行ったら、必ず雨漏り修理ができる業者へ調査を依頼しましょう。
突然の雨漏り やること⑤火災保険が適用できるか確認する
雨漏り補修ができる業者に診てもらって、やはり雨漏りしているとなれば必ず補修を行いましょう。
繰り返しますが、雨漏りは直すまでなおりません。時間がたつほどどんどんひどくなるので、早めの補修が重要です。
雨漏りは原因によっては火災保険が適用できることがあります。
火災保険は個々の契約により条件も違いますので、必ず契約している保険会社へ確認をしましょう。
雨漏り補修後の申請は認められない場合があるので注意します。
また、火災保険が適用できるから雨漏り補修を行うのではなく、雨漏り補修は必ず行うようにしてください。
雨漏りを自分で修理しない方がいい理由
DIYを行っている方や、ちょっとした修理なら自分でやってきたという方でも、雨漏り補修はご自身では行わないことおすすめします。雨漏りに気づいてもタオルやバケツで受けるだけで修理は行わない方がよいのです。
その理由は、
- 雨漏り補修には専門的な知識と技術が必要
- 自分で行った修理で雨漏りがひどくなることがある
- 専門店の補修の際に、自分で行った修理の後を撤去しなければならない(別途費用が必要)
からです。
雨漏りは、雨の入り口を突き止めて、そこを補修することが一番大切です。
雨の出口をいくらふさいでも入口が空いていれば、雨はどんどん入ってきます。
板を張り付けたり、コーキングを打ったりしてしまうと、雨の通り道が変わり、いろんな場所から雨漏りするようになってしまいます。補修を行う際にも、板やコーキングははがして一から補修を行う必要があるので、せっかく打ったものをはがす費用が別途かかってしまいます。
雨漏りは応急処置のみ行って、後は専門の業者に任せましょう。