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ベランダの防水工事 費用相場はいくら? 施工方法別に解説

2025年2月8日 公開

ベランダの防水工事はお家のメンテナンス工事の1つです。

「いくらくらいかかるの?」

「いろんな方法があると聞いたけど、いまいちよくわからない」

「できれば安い方法で行いたい」

ベランダの防水工事の費用や施工方法をお探しの方に向けて、今回はベランダの防水費用相場を施工方法別にご紹介します。

防水工事を決めるときの注意点も解説しているのでぜひ最後までお読みください。

ベランダの防水工事の施工方法の種類について

ベランダの防水工事を行うに当たっては、同じ防水工事でもその施工方法がいくつかあります。

ウレタン塗膜防水

防水工事

液状ウレタンを使って防水層を作る方法です。液体を硬化させるのでつなぎ目のない防水層ができます。

下地に直接塗っていく方法と、通気のとれるシートを貼った上から防水層を作る通気緩衝工法があります。

塗り達 施工事例 

▲通気緩衝工法のウレタン塗膜防水

FRP防水

貯水槽やバスタブなどにも使われる耐久性の高いFRP(繊維強化プラスチック)を使った施工方法はFRP防水と呼ばれます。

耐久性・耐熱性が高く軽量なため、戸建て住宅のベランダ防水工事に多く採用されています。

シート防水

防水工事

防水性のあるシートを敷いて防水機能を持たせる方法です。

あらかじめ作られた均一な厚みの防水シートを使って施工するので、高品質で高耐久な防水工事を行えます。

横幅が決まった長尺のシートを貼っていくので、四角く大きな場所での施工に向いています。

 

防水工事の施工方法には、このほかにもアスファルト防水などがありますが、あまりベランダ防水には採用されません。

施工方法別 ベランダの防水工事費用相場

ベランダでよく施工される防水工事の費用相場は次の通りです。(1か所10㎡あたり)

  • ウレタン塗膜防水:45,000~90,000円
  • FRP防水:50,000~95,000円
  • シート防水:35,000~98,000円(シートの種類による)

一般的な戸建て住宅のベランダ(洗濯物が干せる程度の横長のベランダ)で長さ1.2m×幅30~50センチ程度(およそ60㎡)といわれます。

下地補修や雨漏り補修が必要な場合は、さらに補修費用も掛かることを知っておきましょう。

 

ベランダの防水工事の選び方

ベランダ防水にはいろいろな施工方法があり、費用も耐久性も特徴も異なります。

どうやって選んだらいいのかわからないというお声も多い防水工事ですが、基本的に下地の状態や使用状況によって施工店が最適な方法を提案します。

  • 長方形ではない複雑な形・狭い場所・・・ウレタン塗膜防水
  • 雨漏りしているなら・・・通気緩衝工法のウレタン塗膜防水
  • 木造の広いベランダや下地が鉄・・・FRP防水は不可
  • トップコートだけの塗り替えも可能

など、雨漏りの有無や下地の素材によって得意・不得意やできる・できないがあります。

そのため、施工方法の選択肢が多い場合もありますが、この状態ではこれしかできない、やこの方法がベストというものがあります。

防水工事のご相談は塗り達まで!!

防水工事の施工をする場合は、まずは現地調査で雨漏り有無や劣化状況を確認してからになります。

補修のご提案も一緒に行えますので、お気軽に施工店にご相談ください。

2025年11月2日 更新!

どこからかわからない雨漏りが起こったらするべきこととは?

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塗り達 施工事例 
2025年10月28日 更新!

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