築浅でも外壁塗装は必要?工事をした方がいいケースも解説
2025年12月19日 公開
外壁塗装は一般的におよそ10年くらいで塗り替え時期が来るといわれます。
しかし、築浅といわれる3~7年くらいの期間内でも塗装工事が必要になるケースがあります。
今回は築浅物件の外壁塗装工事について、解説します。
塗装工事を行う時期はケースバイケース
塗装工事を行う時期はケースバイケースといわざるを得ません。その理由を見ていきましょう
塗料の耐久年数による違い
塗装工事を行う時期が10年に一度、築後10年後くらいといわれる理由は、使われている塗料の耐久年数が10年くらいのものが多いからです。
塗料の中にはもっと耐久年数の長いものありますし、逆に10年未満しか持たないような塗料もあります。

新築の場合、大変高額な費用がかかるため、予算の関係上外壁につかる塗料のグレードをできるだけ落とし、費用を抑えるケースがあります。
しかし、当然のことながら、極端な例でいればウレタン塗料と無機塗料では耐久年数に大きな差があるため、新築であっても使われている塗料によって塗装時期は異なるというわけです。
立地条件や環境による違い
同じ塗料を使っていても立地条件や環境によって劣化の進行具合は異なります。
塗膜を劣化させる要因には紫外線や排気ガスなどに加え、日が当たりにく、周りに植物がたくさんあるなどの環境ではカビやコケが生えやすくなります。
築浅でも塗装工事をした方よいケース
どんなに耐久性が高い塗料であっても、経年劣化はかならず起こります。
塗膜が劣化すると、色褪せやチョーキング、カビ・コケなどの劣化が進行しやすく症状として現れるため、耐久年数が来ていなくても塗装工事をした方がよいケースとなります。
築浅でよくみられるケースとしては、カビやコケがはえる症状です。

カビやコケは湿気を好むので、例えば北面の外壁だけや、隣家との間が狭い外壁面、またカーポートや物置などの設置場所によっても生えやすくなります。
外壁全面に生えるというよりは一部分にだけ集中して見られることが多いので、近くに何かしらの原因があると考えられるでしょう。
また築浅で塗膜の劣化などが見られる場合は、施工不良も疑います。
特にモルタルの場合は現場で塗装まで行っているため、塗料の撹拌不足や乾燥不足などが原因で施工不良となってしまうことがあります。
塗装の事なら塗り達にご相談ください!
塗膜の劣化は放置していてもどんどん進行してしまいますので、まずは現状を把握し適切なお手入れ方法を確認しましょう。
塗装のことなら、点検から見積・工事まで塗り達にご相談ください!









