外壁塗装工事での下請けと元請けの違いとは?
2025年12月31日 公開
2025年も残すところあと1日となりました。
本年もありがとうございました。
塗り達は、お客様と直接契約を交わし、自社職人による直接施工を行っており、いわゆる「元請け」「自社施工」と呼ばれる施工店です。
元請けに対して、「下請け」とは、元請けからの仕事を請け負って行っている業者のことで、お客様と直接やりとりをすることはない業者のことを言います。

外壁塗装工事は専門的な工事ですが、リフォームなどの施工メニューの1つとして様々な業態の店が工事を請けるようになってきました。
水回りのリフォーム店や畳店、ホームセンター、家電量販店などの広告を見たことがある方も多いのではないでしょうか?
元請け・自社施工の強み
外壁塗装工事を専門に扱う施工店は元請けとして、お客様と直接やりとりをし、ご希望を伺い、自社職人が現場で仕事をします。
そのため、
- 細かなご希望に対応しやすい
- 営業担当も工事担当者も外壁塗装に詳しい
- 工事中に管理者と現場で連携がとりやすい
等の強みがあります。

営業担当がいくら話をしていても、下請け業者に工事は丸投げでは、せっかくヒアリングした内容をうまく反映できない可能性があります。
元請け・自社施工の強みは、お客様のご希望を担当から職人・現場へ伝えることが容易で、全体で把握しやすいことです。塗り達では営業担当が工事中の工程管理なども行っています。
下請け業者の塗装工事
下請け業者が工事に入るケースとは、自社職人を持たない業者が工事を行う場合です。
例えば、
- ハウスメーカーのメンテナンス工事
- 家電量販店のリフォーム工事
- 水回り等のリフォームを専門とする業者の塗装工事メニュー
などが該当するでしょう。
塗装専門店の自社施工と違う点としては、見積や契約担当の担当者が現場に来ない、塗装工事の専門的なことについてはあまり詳しくないなどがあげられます。
下請け業者は「この住所のこの住宅を塗装工事してください」と依頼を受けて派遣されるので、地元に近い場所で施工を行っている業者が多いでしょう。
また、下請けの工事を依頼する業者の場合は、中間マージンがかかります。
そのため、元請けに工事を直接依頼する業者に比べると手数料が上乗せされたような形になり、費用は比較的高くなりがちです。
元請けと下請け どちらも品質が大切です
同じ塗装工事を行う場合でも、元請けと下請けでは費用面に大きな違いがあります。
ではどちらがよいのか?といわれれば、一概に元請け・自社施工がよいともいえないケースがあります。
例えばハウスメーカーで工事する場合、ハウスメーカーで工事をしたことによって保証が延長されるなど独自の特典があるケースがあります。その点を重視するのであれば、建て元ではない塗装工事店で工事をすることはお客様にとってはデメリットになってしまうでしょう。
外壁塗装工事でいちばん重要なのは、工事の品質です。正しい施工を行うことで、外壁がしっかりと保護されて耐久性の高いメンテナンスになります。

よく言われる「下請に丸投げ」は何か問題かといえば、工事の品質です。
自社施工ではない業者は、営業担当者は契約内容を把握していますが、細かな点や打合せに下請け業者が同席していないのに工事だけを依頼すると、下請け業者も委細がわからないまま工事を行うことになってしまいます。
下請けでも元請けでも、お客様のご希望が反映された質の高い工事を提供できるのが一番です。品質が保証されているのであれば多少高くてもハウスメーカーに頼みたい、水回りも一緒に工事をしたいからそこでお願いしたいというご希望もあるかと思います。ものすごく腕のいい職人が、下請けの工事に来てくれる可能性もなくはありません。
ぜひ、現地調査や見積で施工店の品質を見極めてください。相見積もりも大歓迎です。
外壁塗装工事のことなら、ぜひ塗り達にご相談ください!









