屋根塗装 1回塗りは何が問題?塗装回数と耐久性について
2026年8月21日 公開
屋根塗装では、通常3回以上塗り重ねる施工方法を取ります。

「なぜ3回も塗るの?」「1回じゃなダメなの?」「1回塗りでもいいのでは?」と考える方もいるかもしれません。同じ仕上がりなら1回塗りでもいいのでは?という疑問は当然として出るでしょう。
結論から言うと屋根塗装の1回塗りはおすすめできません。なぜなら、塗装の回数は屋根の耐久性や仕上がりに直結するからです。今回は、屋根塗装1回塗りの問題点と、正しい塗装回数の重要性について解説します。
屋根塗装の基本的な工程
屋根塗装は、ただ塗料を塗るだけではありません。
高圧洗浄で汚れや古い塗膜を落とし、下地処理を行ったうえで、通常は「下塗り・中塗り・上塗り」の3回塗りが基本とされています。
特に下塗りは、塗料の密着を高める役割を持ち、中塗りと上塗りは仕上げの美しさと防水性を確保します。
なぜ1回塗りではだめなの?
屋根塗装で、塗装が1回だけの場合の問題点には次のようなものがあげられます。総じて、耐久性に影響が出ます。
密着力が悪い
密着性が不十分で塗膜がすぐに剥がれる恐れがあります。
塗膜の厚みが不十分
十分な厚みが確保できないため、防水効果や紫外線への耐性も大きく落ちてしまいます。

表面的には一時的に綺麗に見えても、数年で色あせや剥がれが起きやすく、長持ちしないのです。結果的に早期の再塗装が必要になり、かえって費用がかさむことになります。
正しい塗装回数と耐久性の関係
3回塗りを丁寧に行うことで、塗膜の厚みと均一性が保たれ、塗料本来の性能を発揮できます。耐久年数は塗料の種類によって異なりますが、シリコン塗料で10〜12年、フッ素塗料で15年以上の耐久性を期待できます。
逆に1回塗りでは、本来の半分以下の期間しか持たない可能性もあり、屋根を守る効果が大きく損なわれます。
屋根塗装における下塗りの重要性
屋根塗装で1回のみの塗装となると、おそらく省略されてしまうのは、下塗りの工程です。
屋根塗装において下塗りは、密着力を高める効果のほか、上塗り材の吸い込みを防ぐ、屋根材を強固にし保護する役割があります。

下塗りを抜いて、上塗り材だけを1回だけ塗った場合、ほとんどは屋根材に吸い込まれてしまい、表面に塗膜が形成されたとしてもごく薄く耐久性の弱いものになってしまうでしょう。
3回塗りという回数も、ただ3回上塗り材を3回塗ればいいわけではなく、下塗りは絶対に欠かせないので、見積の際に確認するようにしましょう。
1回塗りを勧められたときの注意点
施工店や職人の中には「費用を安く抑えるために1回で大丈夫」と提案してくるケースがあるようです。
しかしこのような施工は手抜き工事であり、期待するような耐久性は出ない可能性が高くなってしまいます。
見積もりの段階で塗装回数や工程が明記されているか、必ず確認することが大切です。また、実際に施工中の写真を残してくれる業者であれば安心して任せられるでしょう。
屋根塗装なら塗り達!
屋根塗装の1回塗りは、耐久性が低くトラブルの原因になりやすいため避けるべきです。
屋根を長く守るためには、基本に忠実な3回塗りを行うことが最も確実な方法です。費用を抑えたいからといって回数を減らすのではなく、適切な工程を踏むことで結果的にコストを節約できます。
塗り達では、下塗り2回+上塗り2回の標準4回塗りで施工しています。

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