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塗料について解説!!

初めての方へ|外壁・屋根塗装の塗料についてやさしく解説

目次

はじめに

「外壁や屋根の塗装をしたほうがいいと聞いたけれど、塗料っていろいろ種類があってよくわからない…」と感じていませんか?

実は、塗装工事の仕上がりや持ち具合は「どんな塗料を使うか」で大きく変わります

このブログでは、初めての方でもわかりやすいように、外壁・屋根塗装に使われる塗料の種類や選び方を解説します。

塗料の役割って何?

外壁や屋根に塗る「塗料」は、単に色を付けて家をきれいに見せるだけのものではありません。

実は、家を長持ちさせるためのとても大事な役割を持っています。大きく分けると次の3つです。

1. 建物を守る(保護機能)

住宅は一年中、雨・風・紫外線にさらされています。

そのままでは外壁や屋根の素材が劣化し、ひび割れや雨漏れの原因になります。

塗料を塗ることで「塗膜(とまく)」と呼ばれる保護の層ができ、建材が直接ダメージを受けるのを防ぎます。

例えば…

・ 雨をはじき、外壁や屋根に水が染み込むのを防ぐ

・ 紫外線による色あせや素材の劣化を遅らせる

・ 錆びや腐食を防止する

👉 イメージすると、塗料は「家に着せる雨合羽」のような存在です。

2. 見た目を整える(美観機能)

外壁や屋根は家の印象を決める大きな要素です。

長年の汚れや色あせをそのままにしておくと、古く見えたり、暗い印象になってしまいます。

塗料を塗り直すことで、まるで新築のような美しさを取り戻せます。

さらに、色を変えることで家の雰囲気を大きく変えることもできます。

例えば:

・ 明るい色にして「清潔感」を出す

・ 落ち着いた色にして「高級感」を演出する

・ 周囲の景観に合わせて「調和」をとる

👉 塗料は「家の化粧品」のような役割を果たし、美しさを長持ちさせてくれるのです。

3. 機能を付ける(快適性・付加価値)

最近の塗料は、ただ守る・色を付けるだけではなく、暮らしを快適にする機能がプラスされています。

例えば:

・ 遮熱塗料:太陽の熱を反射し、夏場の室温上昇を防ぐ

・ 断熱塗料:冬は室内の熱を逃がしにくくし、冷暖房効率をアップ

・ 防カビ・防藻塗料:ジメジメした環境でもカビやコケがつきにくい

・ 低汚染塗料:雨が汚れを洗い流してくれる「セルフクリーニング効果」

👉 これらの機能によって「電気代の節約」や「お掃除の手間を減らす」といった暮らしの快適さにもつながります。

まとめ

このように塗料は、

家を守る鎧(よろい)

見た目を整える化粧

暮らしを快適にする機能

この3つの役割を同時に担っている、とても重要な存在です。

だからこそ、塗料選びは「見た目」だけでなく「耐久性」や「機能性」も意識することが大切なのです。

代表的な塗料の種類と特徴

外壁や屋根塗装で使われる塗料には、いくつかの種類があります。

選ぶ塗料によって、持ち具合・見た目・費用が大きく変わってきます。ここでは代表的な塗料を詳しくご紹介します。

1. シリコン塗料

 耐久年数:約8〜12年

 価格帯:中程度(コストパフォーマンス◎)

特徴

現在もっとも使われている定番塗料です。

価格と耐久性のバランスが良いため、初めての塗装でも安心して選ばれています。

外壁にも屋根にも幅広く対応でき、ツヤも出やすいので見た目も美しく仕上がります。

メリット

・ コストパフォーマンスが良い

・ 多くの施工実績があり安心感がある

・ 選べるカラーバリエーションが豊富

注意点

・ フッ素や無機と比べると耐久性はやや劣る

・ 10年程度で再塗装が必要になる

👉 初めての塗装で迷ったら「シリコン」を選ぶのが無難、と言われるほど人気のある塗料です。

2. フッ素塗料

 耐久年数:約15〜20年

 価格帯:高め

特徴

フッ素塗料は紫外線に非常に強く、ツヤが長期間持続するのが特徴です。

耐久性が高いため、橋梁や大型ビルなど公共工事にも使われており、その性能は折り紙つきです。

メリット

・ 高い耐候性で紫外線や雨風に強い

・ 汚れがつきにくく、長期間きれいな状態を維持できる

・ 再塗装のサイクルが長く、長期的に見ればコストを抑えられる

注意点

・ シリコン塗料より初期費用が高い

・ 職人の施工技術によって仕上がりの差が出やすい

👉 「長い目で見て塗装回数を減らしたい」という方におすすめです。

3. 無機塗料

 耐久年数:20年以上(製品によっては25年近いものも)

 価格帯:かなり高め

特徴

ガラスや石などの「無機物」を配合しているため、非常に強く劣化しにくいのが特徴です。

紫外線にさらされても分解されにくく、汚れも雨で自然に流れ落ちやすいため、美観を長く保てます。

メリット

・ 業界トップクラスの耐久性

・ カビやコケが発生しにくい

・ 不燃性があり、火に強い特性もある

・ 再塗装までの期間が長いため、将来的なメンテナンス費用を抑えられる

注意点

・ 初期費用が非常に高い

・ 柔軟性が低いため、下地のひび割れに追従しにくい場合がある

👉 「一度塗ったら長持ちさせたい」「何度も工事をしたくない」という方に最適です。

4. 遮熱・断熱塗料

 耐久年数:10〜15年(製品による)

 価格帯:やや高め

特徴

特殊な成分によって太陽光の熱を反射・遮断する効果がある塗料です。

屋根に使用すると室内温度の上昇を抑え、夏場の冷房費を節約できます。

また冬の暖房効率を高めるタイプの「断熱塗料」もあります。

メリット

・ 夏の室温上昇を抑え、冷房代を節約できる

・ 環境に優しい省エネ塗料として注目されている

・ 快適な住環境をつくれる

注意点

・ 効果を十分に発揮するには、施工時の下地処理が重要

・ 通常の塗料よりやや高額

・ 効果の体感には地域や建物環境による差がある

👉 「夏の暑さに困っている」「電気代を抑えたい」というご家庭に人気の塗料です。

🎨 外壁・屋根塗装に使われる塗料

塗り達でよく使用させていただいている塗料をご紹介いたします

【外壁用塗料】

1. 水性セラミシリコン(エスケー化研)

種類 シリコン樹脂塗料

耐久年数 8〜12年程度

特徴

・ 水性で環境にやさしく、臭いも少ない

・ 防カビ・防藻性が高く外壁を清潔に維持しやすい

・ コストパフォーマンスが良く、初めての塗装にも人気

👉 バランスのとれた定番の外壁用塗料

2. エスケープレミアムシリコン(エスケー化研)

種類 高耐候型シリコン樹脂塗料

耐久年数 約12〜15年

特徴

・ 紫外線に強い「ラジカル制御技術」を採用

・ 長期間ツヤを維持し、美観をキープ

・ 耐久性とコストのバランスに優れる

👉 「長持ち」と「コスト」を両立したい方におすすめ

3. 水性クールテクトF(エスケー化研)

種類 遮熱フッ素塗料

耐久年数 約15〜20年

特徴

・ 高い遮熱性能で外壁の温度上昇を防ぐ

・ フッ素樹脂により超高耐久性を実現

・ 汚れが付きにくく、長期間美観を維持

👉 「長持ち」と「快適さ」を両立したい方におすすめ

4. 水性クールテクトSi(エスケー化研)

種類 遮熱シリコン塗料

耐久年数 約10〜14年

特徴

太陽光を反射し、外壁の温度上昇を低減

室内の冷房効率を高め、省エネ効果も期待できる

低汚染性で美観を長持ち

シリコン塗料のため、価格と性能のバランスが良い

👉 遮熱性+コストパフォーマンスを重視する方に最適

5. プレミアム無機(エスケー化研)

種類 無機塗料

耐久年数 20年以上

特徴

・ ガラスや鉱物成分を含み、非常に高い耐候性

・ 紫外線や雨風に強く、色あせしにくい

・ 汚れが付きにくく、外観を長期間キープ

👉 「とにかく長持ちさせたい」方におすすめ

6. WBアートF(スズカファイン)

種類 多彩模様仕上げ塗料(水性)

耐久年数 約12〜15年

特徴

・ 高意匠仕上げ(石材調・タイル調など)の表現が可能

・ 2色〜4色の塗り重ねで、立体感と奥行きのあるデザインを実現

・ 水性塗料で環境に優しく、低臭で施工しやすい

・ 高耐候性・低汚染性で美観を長期間保持

・ デザイン性と機能性を両立

👉 高級感のある外観を演出したい方や、デザイン性を重視する方に最適

7. バイオマス無機GR(エスケー化研)

種類 環境配慮型 無機塗料

耐久年数 18〜22年程度

特徴

・ バイオマス原料を使用し環境にやさしい

・ 高耐候性・低汚染性で外壁を長期に保護

・ SDGsの観点からも注目されている塗料

👉 環境に配慮しつつ、耐久性も重視する方に最適

【屋根用塗料】

1. エスケープレミアムルーフSi(エスケー化研)

種類 高耐候型シリコン樹脂塗料

耐久年数 約12〜15年

特徴

・ 屋根専用の高耐候シリコン塗料

・ ラジカル制御技術により、紫外線による塗膜劣化を抑制

・ 耐候性・耐久性に優れ、ツヤを長期間保持

・ コストパフォーマンスが高く、バランスの良い選択肢

👉 「コストと耐久性の両立」を重視する方におすすめ

2. エスケープレミアム無機ルーフ(エスケー化研)

種類 無機塗料

耐久年数 約18〜22年

特徴

・ 屋根に特化した超高耐久塗料

・ 紫外線・熱に非常に強い

・ 長期にわたって色・ツヤを保持

👉 「長期的な安心」と「塗り替え回数を減らしたい方」におすすめ

3. クールタイトSi(エスケー化研)

種類 遮熱シリコン塗料

耐久年数 約10〜15年

特徴

・ 高い遮熱性で屋根の温度上昇を抑える

・ 耐候性・防汚性にも優れる

・ コストパフォーマンスが高い

👉 「コストを抑えつつ遮熱効果を得たい方」におすすめ

4. クールタイトF(エスケー化研)

種類 遮熱フッ素塗料

耐久年数 約15〜20年

特徴

・ 遮熱+フッ素の組み合わせで超高耐久

・ 屋根の高温化を防ぎ、冷房効率を改善

・ 汚れが付きにくく、美観を維持

👉 「遮熱効果と美観維持、そして高耐久性をバランス良く求める方」におすすめ

5. プレミアム無機ルーフ遮熱(エスケー化研)

種類 遮熱無機塗料

耐久年数 20年以上

特徴

・ 遮熱効果で屋根の温度上昇を抑制

・ 無機成分による超耐久性

・ 美観を長期に保ちつつ、省エネ効果も期待できる

👉 「最高レベルの耐久性と省エネ効果を重視する方」におすすめ

塗料選びのポイント

「どの塗料を選べばいいの?」と迷う方は多いと思います。

塗料は種類ごとに性能や価格、耐久性が異なるため、ご家庭のライフスタイルや住まいの環境に合わせて選ぶことが大切です。

以下の3つの視点をチェックしてみましょう。

1. 予算と耐久性のバランス

短期的コスト重視

 できるだけ出費を抑えたい場合は、シリコン塗料が人気。8〜12年程度の耐久性があり、コスパが良い選択肢です。

長期的コスト重視

 「一度の工事で長く持たせたい」と考えるなら、フッ素塗料や無機塗料がおすすめ。

    初期費用は高くても、20年以上持つ場合もあり、トータルコストを抑えられます。

👉 「10年ごとに塗り替えるのか、それとも20年以上持たせたいのか」を考えると、自ずと選択肢が絞れます。

2. 家の環境(立地・気候条件)

海沿いの住宅

 塩害による劣化が早いため、耐久性の高いフッ素・無機塗料が適しています。

日当たりが強い地域

 紫外線による色あせや塗膜劣化が進みやすいため、遮熱塗料や高耐候性の塗料を選ぶと安心です。

雪や雨が多い地域

 屋根や外壁が常に湿気にさらされるため、防水性・防カビ性・低汚染性に優れた塗料を選びましょう。

👉 立地条件を無視すると、想定より早く塗料が劣化してしまう可能性があります。

3. 機能の必要性(快適性・美観維持)

遮熱・断熱効果

 夏の暑さ対策や冷暖房費削減につながるため、室内環境を快適に保ちたい方におすすめ。

低汚染性・セルフクリーニング機能

 雨で汚れを洗い流す機能や、ホコリが付きにくい機能があると、美観を長く維持できます。

デザイン性

 単色ではなく、天然石調や多彩模様を表現できる塗料(例:WBアートF)を選ぶと、外観の印象を大きく変えることができます。

塗料選びは「予算」「立地環境」「求める機能」の3つを基準にすると失敗が少なくなります。

ご家庭のライフスタイルや住宅の条件に合わせて、最適な塗料を選びましょう。

パターン別おすすめの塗料選び

塗料を選ぶときは、ご家庭の考え方やライフスタイルによって最適な選択肢が変わります。

ここでは代表的なケースごとにおすすめの塗料を紹介します。

✅ コスパ重視タイプ

「とにかく初期費用を抑えたい」「10年ごとに定期的に塗り替えるのでもOK」という方には…

シリコン塗料がおすすめ

 → 価格と耐久性のバランスが良く、最も一般的。将来リフォーム計画がある場合にも柔軟に対応できます。

✅ 長持ち重視タイプ

「できるだけ塗り替え回数を減らしたい」「将来的に建て替え予定はない」という方には…

フッ素塗料無機塗料がおすすめ

 → 初期費用は高めですが、耐久性15〜20年以上で、結果的にメンテナンスコストを抑えられます。

✅ 快適さ重視タイプ

「夏の暑さや冬の寒さを緩和したい」「光熱費を下げたい」という方には…

遮熱塗料・断熱塗料がおすすめ

 → 外壁や屋根の温度上昇を抑え、室内環境を改善。特に西日や直射日光が強い家に効果的です。

✅ デザイン重視タイプ

「外観の印象を変えたい」「ワンランク上の仕上がりにしたい」という方には…

多彩模様塗料(例:WBアートF)がおすすめ

 → 高級感のある石調仕上げやデザイン性の高い外観に仕上げられます。

塗料メーカー比較 5選

塗料はメーカーによって性能や特徴が大きく異なり、耐久性やデザイン性、省エネ効果まで幅広いバリエーションがあります。

日本国内で信頼されているおすすめの塗料メーカーを5社ご紹介します。

ぜひ塗料選びの参考にしてください。

1. エスケー化研(SK化研)

特徴 

・ 建築仕上げ塗材の国内シェアNo.1クラス

・ 「エスケープレミアムシリーズ」「クールタイトシリーズ」など人気商品多数

・ 耐久性・遮熱性に優れ、コストパフォーマンスも高い

👉 「コストと性能のバランスで選びたい方」におすすめの塗料メーカー

2. スズカファイン

特徴

・ 意匠性の高い塗料が豊富でデザイン重視に最適

・ 「WB多彩仕上工法」で石材調や高級感ある仕上げが可能

・ 防水性や耐候性も兼ね備え、美観と機能性を両立

👉 「外壁のデザイン性を重視したい方」におすすめの塗料メーカー

3. アステックペイント

特徴

・ 遮熱・防水機能に特化した高性能塗料

・ 「超低汚染リファインシリーズ」は汚れに強く人気

・ 省エネ効果が期待でき、耐久性も抜群

👉 「長持ちする塗料」や「遮熱・省エネ効果を重視する方」におすすめの塗料メーカー

4. 日本ペイント

特徴

・ 日本を代表する老舗メーカーで信頼性が高い

・ 100年以上の歴史と世界トップクラスのシェア

・ 「パーフェクトシリーズ」「ファインシリーズ」など高品質な商品が豊富

👉 「信頼性重視」「失敗しない塗料選びをしたい方」におすすめの塗料メーカー

5. オスモアンドエーデル(OSMO & EDEL)

特徴

・ ドイツ発祥の自然素材塗料メーカー

・ 植物油やワックスをベースにした木部専用塗料

・ ウッドデッキや木製外壁、自然素材住宅に最適

👉 「自然素材志向」や「木部の仕上げにこだわる方」におすすめの塗料メーカー

まとめ

🎨塗料の選び方で家の寿命が変わる!

外壁や屋根の塗装は「家をきれいにするための工事」と思われがちですが、

実際には 住まいを守り、寿命を延ばすための大切なメンテナンス です。

塗料には「シリコン」「フッ素」「無機」「遮熱・断熱」などの種類があり、

それぞれに価格・耐久性・機能の違いがあります。

コスト重視なら → シリコン塗料

長持ちさせたいなら → フッ素塗料・無機塗料

快適性をプラスしたいなら → 遮熱・断熱塗料

外観にこだわるなら → 多彩模様仕上げ塗料

外壁塗装や屋根塗装で使用する塗料は、メーカーごとに強みや特徴が異なります。

バランス重視 → エスケー化研

デザイン性重視 → スズカファイン

耐久性・省エネ重視 → アステックペイント

信頼性重視 → 日本ペイント

自然素材志向 → オスモアンドエーデル

👉ご家庭の暮らし方・住まいの環境・ご予算 に合わせて選ぶことが大切です。

「どれが我が家に合うのか分からない…」という方もご安心ください。

ご相談いただければ、現在のお住まいの状態を確認し、最適な塗料をご提案いたします。

大切なのは、見た目だけでなく 家を長く快適に守るために“暮らしに合った塗料”を選ぶこと。

これが、外壁・屋根塗装を成功させる最大のポイントです。

2025年10月16日 更新!

こんな外壁塗装をする施工店には注意! 上手い・下手の見分け方

2025年10月16日 公開 外壁塗装工事は衣料品店で洋服を買うのとは違い、完成した商品を買うわけではないので、契約前に施工店の良し悪しを判断しづらいのが難点です。 塗装工事にも技能士資格があり、職人の腕の良し悪しはもちろんありますが、プラスして「この店は上手だなぁ」と感じることもあります。 今回は外壁塗装工事の施工店選びに役立つ上手い・下手の見分け方についてご紹介します。 目次外壁塗装工事の上手い・下手を見分けるポイント報・連・相や時間を守ることざっくりした見積ではないこと施工の手順や、補修方法の説明不明点を訪ねたときの反応契約前の見極めが大切な理由外壁塗装工事なら塗り達! 外壁塗装工事の上手い・下手を見分けるポイント 外壁塗装工事は、足場の組み立てから始まって高圧洗浄・下塗り・上塗りとたくさんの工程を経て完成します。 技術はもちろんですが、次のようなポイントに気を付けて施工店選びをすると、質の高い工事が期待できます。 報・連・相や時間を守ること 当たり前のことですが、施工店も仕事で工事を行っています。 連絡するといった時間に連絡があるか、疑問点の解答期日は守られているか、お客様に相談せずに様々なことを決めて進めてしまっていないか、といった基本的なことがきちんと徹底してできている施工店は、工事に関しても高品質を期待できます。 天候などの左右される工事ですので、イレギュラーなことが起こるケースもありますが、連絡や挨拶などビジネスマナーができているかどうかは、結構大きなポイントです。 ざっくりした見積ではないこと 外壁塗装工事を考え始めたら、まずはだいたいいくらくらいでできるのか見積してもらいます。 しかし契約に進む場合にはざっくりした見積で進めてしまわないように注意が必要です。 「概算見積もりだったので」と工事完了後に請求額が大幅に上がってしまうことがあります。 外壁塗装では外壁面の大きさや補修の有無が金額を大きく左右します。この大きさに対して使用する塗料の量を見積もって金額を出しますが、ここがざっくりな場合は、きちんと計算できていない等の場合、工事に対する知識が乏しいなどの原因が考えられます。 施工の手順や、補修方法の説明 外壁塗装工事は、前述の通り様々な工程を経て完成します。 なぜこの工程が必要なのか、お客様の外壁はどんな状態でどんな補修が必要なのか、担当者から説明を受けて納得できましたか? 担当者がわかっておらず職人に丸投げの現場もあると聞きます。なんかあったときに責任の押し付け合いになってトラブルに発展することがあるため、施工手の手順や補修方法の説明がきちんと受けられたかも確認しておきましょう。 不明点を訪ねたときの反応 説明や提案があっても、外壁塗装工事に関してまったく知らない方には疑問点も残ると思います。 携帯電話を契約する場面を想像してみてください。 よくわからないプラン内容であるにもかかわらず、高額な金額での契約に何も不安はないでしょうか? 不明点の説明を求めても「大丈夫です、任せてください」など説明を飛ばして契約を進める会社と契約しようとは思わないはずです。 不明点を訪ねたとき親身になって説明をしてくれるか、わからないことは持ち帰ってでも解答をくれるかは外壁塗装工事に限らずとっても大切な見極めポイントです。 契約前の見極めが大切な理由 外壁塗装工事は工事が始待ってしまうと、途中でなかなか中断して別の会社に変えることが難しいです。 そのため、工事が終わってから失敗したなぁと後悔するケースが多く、契約前の施工店の見極めが大切になってきます。 今回説明した見極めポイントに加えて、 口コミ 近所の評判 過去の施工事例 なども参考にしていろいろな施工店で見積もりを取ってみましょう。 外壁塗装工事なら塗り達! 外壁塗装工事の上手い・下手は塗装や補修の技術はもちろん、担当者や職人のお家を大切に美しく仕上げたいという気持ちがとても大きな要素です。 外壁塗装専門店の塗り達は、店長はじめ担当者や職人など、全員が外壁塗装のプロです。豊富な知識はもちろん、大切なご自宅を任せていただいた!という気持ちと責任感を持って毎日施工を行っております。 外壁塗装工事のことなら塗り達にぜひお任せください!    

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2025年10月12日 更新!

外壁塗装どれがいいのかわからない!選び方のポイントを解説します!

2025年10月12日 公開 外壁塗装工事で決めなければいけないことはたくさんあります。 いつする? どこに頼む? 塗料の種類? 色? ・・・等 中でも外壁塗装工事でよく悩まれるポイントととして、「塗料の種類」があげられます。 「種類がたくさんありすぎる」「ちがいがわからない」「選び方の検討がつかない」 このようなお悩みを持つ方に、外壁塗装における塗料の選び方のポイントをお伝えします。 ぜひ最後までお読みください。 目次外壁塗装工事の塗料 分け方や種類遮熱?水性油性?塗料の分類方法のあれこれ外壁塗装の塗料を選ぶポイント①グレードを選ぶ②プラスの機能を選ぶ③色を選ぶ外壁塗装のご相談は塗りまで! 外壁塗装工事の塗料 分け方や種類 外壁塗装で使う塗料は、下塗り剤と上塗り材があります。 このうち、下塗り材は下地や状態に合わせて施工店が選定するので、お客様が決めていただくことはまれだと思います。 上塗り材は、塗装工事が終わったときに見えている色の塗料で、種類によって耐久性などを左右します。 上塗り材の種類は、塗料の成分のうち、「樹脂」にあたる部分が何なのかで種類分けされることが多く、塗料のグレードと呼ばれたりします。 シリコン塗料・フッ素塗料・無機塗料などが外壁塗装でよく使われる塗料ですね。 シリコン塗料やフッ素塗料は耐久性が異なり、基本的に耐久年数が長くなるほど価格も高くなります。 塗料 耐久年数 特徴 費用(1缶あたり) アクリル 5~7年 安価 DIY向き 5,000~15,000円 ウレタン 7~10年 安価 ひび割れしにくい 5,000~20,000円 シリコン 8~10年 コスパの良い塗料 カラーバリエーション豊富 15,000~40,000円 フッ素 10~15年 耐久性が高い 汚れに強い 40,000~100,000円 無機 20年 耐久性が非常に高い 塗膜が固い 50,000~120,000円 アクリルやウレタンなどは、扱いやすい塗料ですが耐久年数がそこまで長くないためDIY向けの塗料だと考えておきましょう。現在施工店で工事をする場合はほとんど使われない塗料なので、おそらく見積を依頼してもアクリルやウレタンで提案してくるところは少ないと思います。 そのため、まずは「シリコン」「フッ素」「無機」の中から予算やご希望の耐久年数に合わせて選んでいきましょう。 遮熱?水性油性?塗料の分類方法のあれこれ 上記表にあるように、塗料の樹脂の部分が何であるかによって耐久年数や特徴が変わります。 「3種類から選ぶならそんなに多くないな」と感じますが、ここに「遮熱塗料」などの塗料の性能をアップさせる機能が付いた塗料が登場したり、「油性塗料」「水性塗料」が登場するとよくわからなくなってしまう方が多いのではないでしょうか? シリコン塗料やフッ素塗料は、「塗料の樹脂の種類による分類」ですが、遮熱塗料は「遮熱効果のある塗料ですよ」という意味の、塗料の性能を表した名前です。 そのため、シリコン塗料の中にも汎用のシリコン塗料と遮熱シリコン塗料が存在しますし、遮熱フッ素塗料もあります。 水性塗料・油性塗料とは、希釈剤が「水」なのか「溶剤(シンナー)」なのかによる分類です。 水性シリコン塗料、油性シリコン塗料とこちらも各グレードにありますが、油性塗料はにおいがきつく引火性が高いため、外壁塗装の塗料は現在は水性塗料が主流です。 外壁塗装の塗料を選ぶポイント 外壁塗装の塗料の分け方や種類がわかったところで、選び方のポイントをお伝えします。 ①グレードを選ぶ まずは、シリコンやフッ素などグレードを選びましょう。 耐久年数と費用でご希望に合ったものを選ぶとよいでしょう。 外壁材によって、無機塗料が適さないといった場合もあります。施工店に提案を聞いてみましょう。 ②プラスの機能を選ぶ 遮熱効果など基本的な耐久性に加えてプラスの効果を求めるかどうかを決めます。 遮熱効果がなくてもよいなら、汎用の塗料で決めましょう。 ③色を選ぶ 最後に塗料の色です。ほぼどのグレードでもお好きな色がチョイスできます。 「この色はこのグレードにしかない!」ということはほとんどないので、色決めは最後で大丈夫です。 但し遮熱塗料にする際は、色によって効果が高いもの低くなってしまうものがあります。 (白より黒のほうが太陽光を吸収しやすい性質があるため) 基本的にお好きな色が選べますが、自治体によって使える色が制限されていることもあるため確認しましょう。 外壁塗装のご相談は塗りまで! 外壁塗装の塗料の選び方について解説しました。 たくさん種類があって戸惑ってしまいますが、基本的にグレードによる耐久性や費用の違いから見比べていくのがわかりやすいと思います。 一人では決められないという方は、外壁塗装専門店の塗り達までご相談ください! 現場経験豊富な担当者が、お客様のご希望に沿ったご提案をさせていただきます。塗料についての知識も豊富なのでどんなことでもお気軽にご相談ください。              

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外壁塗装
2025年9月24日 更新!

外壁塗装の吹付塗装は3種類! 種類別の特徴を解説

2025年9月24日 公開 外壁の塗装方法の1つ吹付塗装は、個性的な仕上がりで昔も今も人気があります。 吹付塗装と一口に言ってもいろいろな種類があり、特徴も様々です。 今回は外壁の吹付塗装について、その種類や特徴をご紹介します。 目次外壁の吹付塗装リシン仕上げスタッコ仕上げ吹付タイル吹付塗装のメリット短時間で広範囲を施工できる補修跡をうまく隠せる自然な凹凸や陰影で雰囲気のある仕上がりになる吹付塗装のデメリット吹付塗装のご相談は塗り達まで 外壁の吹付塗装 外壁の吹付塗装は大きく次の3種類に分けられます。 リシン仕上げ 石や砂などの小さな粒が入った塗料を吹き付けるリシン仕上は、凹凸が細かく落ち着いた雰囲気に仕上がります。 和風住宅との相性がよく、人気のある施工方法です。 リシン仕上 スタッコ仕上げ スタッコ仕上げは、セメントなどを混ぜた塗料を吹き付ける方法で、重厚感のある仕上がりになるのが特徴です。 凹凸がはっきりとでるので、自然な陰影があり、のっぺりした雰囲気は避けたい方にお勧めです。 凹凸部分に汚れが溜まりやすいのでこまめなお手入れを行いましょう。 吹付タイル 複層仕上塗材をスプレーガンを使って吹き付ける方法は吹付タイルやボンタイルと呼ばれます。 リシンやスタッコと違い、表面が滑らかな凹凸模様になるのが特徴です。 耐久性が高くひび割れや汚れに強いので、外壁の仕上げ方法として人気があります。 吹付塗装のメリット 吹付塗装のメリットには次のようなものがあります。 短時間で広範囲を施工できる 吹付塗装は、ローラーや刷毛での塗装に比べて施工時間が早く、短時間で広範囲を塗装できるため工期短縮につながります。 補修跡をうまく隠せる 外壁のクラックの補修跡などをきれいに隠すことができるので、仕上がりがワンランク上がります。 自然な凹凸や陰影で雰囲気のある仕上がりになる ローラーで塗装すると、下地に凹凸がない限りのっぺりした印象になってしまいますが、吹付塗装であれば自然に凹凸ができ陰影が生まれます。 また吹付でできる凹凸は不規則で予測ができないので、画一的な模様がついているサイディングなどでは得られない独特の雰囲気に仕上げることができます。 吹付塗装のデメリット 吹付塗装のデメリットとしては、仕上がりが職人の腕に左右されることでしょう。 ローラー塗装と違い、熟練の技術やカンが必要な施工方法なので、吹付塗装を希望するならできる職人がいるかどうか、施工店に相談しましょう。 吹付塗装のご相談は塗り達まで リシン仕上、スタッコ仕上げ、吹付タイルのいずれの吹付塗装方法も外壁や外塀の仕上げに人気があり、新築はもとより塗り替え工事でもご希望の多い施工方法です。 塗り達では1級塗装技能士をはじめ熟練の職人が多数在籍し、吹付塗装や左官仕上げなどさまざまな塗装方法に対応しています。 外壁塗装・吹付塗装のご相談なら塗り達までお気軽にお問い合わせください!    

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