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吸い込み??外壁塗装の疑問 I 京都市 外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店 塗り達

現場ブログ 2019.12.05 (Thu) 更新

みなさんこんにちは(^^)/
冬本番になってきて体調崩されていませんか?
塗り達スタッフも体調管理には気を付けないといけない
季節になったので手洗、うがいは小まめに行うようにしています!
 
さて、本日のブログは「吸い込み」についてお話していきます。
 
外壁塗装の事を調べていくうちに、
一度は目にしたことのある言葉だと思います。
吸い込みと言われてもピンとこない方が多いと思います。
吸い込みはもちろん抑えたほうがいいので、
吸い込みを抑えるとどのようなメリットがあり
重要な事なのかをお答えしていきます。
 

外壁塗装の下塗り材のプライマー、シーラーなどは重要な役割があり
そのうちの一つの役割である上塗り塗料の吸い込みを抑えてくれるんです。
 
外壁塗装の下塗り
・シーラー
・プライマー
・フィラー
 
高圧洗浄や下地補修ではこれから塗装を行うためにそれらの箇所を綺麗にする作業になります。
下塗りは、仕上がりの向上・上塗り塗料の密着力を高める役割作業です。
よくお話で出てくる下塗りなく上塗りだけ行っても、
塗膜は十分に密着せず仕上がりにムラが生じてしまいます。
 
接着剤・吸い込みとめ
この2点が主な役割になります。
 
では、次に吸い込みについてです。

吸い込みとは??

外壁材には塗料を吸い込もうとする性質があります。
下塗り材によってその吸い込みを止めなければいけません。
この吸い込みがもし不十分な場合、もうひとつの役割である
接着剤の効果もなくなります。
もし吸い込みが激しかった場合は、
もちろん塗料も時間も余計にかかり、工期も伸びてしまいます。
 
塗料は塗ればいいと思う方もいらっしゃいますが、
そうではなく必要な膜厚を付けないといけません。
 
吸い込みが激しい→性能や耐久性に影響がでてしまう
吸い込みが激しい、甘いとでムラができ仕上がりにも影響があります。
 
 
住宅と言っても様々な作りの物がありますが、
その中でも木部は雨が染み込みやすいので
吸い込みが予想される箇所は、事前にお施主様にもお伝えをして
2回3回と下塗りを重ねる必要があります。
塗料の染み込みは、下地の劣化とも密接な関係がありますので
劣化の激しい箇所ほど吸い込みもはげしくなります。