板壁 l塗り達
2023年1月8日 公開
この記事では、板壁について解説しています。
「板壁」とは、木の板を張り合わせた壁のこと。
特徴
昔から、多くの建築物では、一般的に板壁が使われていたが、
徐々に、「塗り壁」へと移り変わっていった。
板壁は自然素材を用いているため、常に一定の枠から人気がある。
しかし、板壁にはすきま風が入りやすく、また火も回りやすいという欠点があるが、
仕上げや下地の際に、水を使用することが無い為、乾燥時間がかからないというメリットがある。
また、建物を燃えにくくするために、耐火性の加工を施した上で使用することもある。
用途
<外壁として使用する場合>
土壁を保護する目的で設置される
<内壁として使用する場合>
目に見える仕上がりの部分に用いられる(化粧材という)
近年ではほとんど採用されていないが、和風の建築などがお好みの方におすすめ。
種類
板の張り合わせた方によって変わる。
<縦羽目板>
ジョイント部分に隙間ができないよう凸凹に加工されている。
<横羽目板>
長さ方向を水平に連続して張った板のこと。
または、その張り方のこと。
<下見板>
壁の横板張りのことで、少しずつ重なり合うように取り付けられている。