塗装に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします! 職人ブログ

サイディングに外壁塗装は必要?理由や時期を解説 l塗り達

2023年2月26日 公開

 

現在、日本の戸建て住宅の外壁材で最も多いのがサイディングボード。
新築住宅では、実に9割もの住宅でサイディングボードが採用されています。

うちも建ててからそろそろ10年くらいたつけど、サイディングって外壁塗装は必要なのかな?とぼんやり考えている方も多いのではないでしょうか?

ズバリ サイディングは外壁塗装が不可欠です!!

塗装

この記事では、サイデイングに外壁塗装が不可欠な理由を解説しています。

 

サイディングボードに外壁塗装が欠かせない理由

サイディングボードは、外壁材の1つで、いわば一番外側でおうちを守ってくれている防御壁です。

守る家

例えば

・紫外線
・雨風
・飛来物
など、屋外では過酷な環境の中で一年中体を張っています。

これらから、躯体や、室内の環境を守っているのが外壁材なのです。

 

サイディングボードは、工場で作られ、出来上がった状態で現場に運び込まれて組み立てます。
そして、骨組みや、断熱材を入れた家の躯体を守るように、一番外側に貼ります。

 

サイディングボードは、永久的に使える素材ではなく、紫外線や、雨風によって徐々に劣化していきます。
そのため、家の躯体を守るために外壁材をメンテナンスしてあげる必要があるのです。

外壁塗装は、最もポピュラーで有効なメンテナンス方法の1つです。

 

サイディングボードが劣化してきたら 見逃してはいけないサイン

サイディングボードは、いきなり劣化がひどくなるわけではありません。少しずつ少しずつ劣化が進行し、サインが出てきます。

①チョーキング

 

↑チョーキング

劣化した塗料が、粉のようになり、手で触るとチョークの粉のように手につくことから、チョーキング現象と呼ばれます。チョーキングが起きると、塗膜は水をはじく力がなく、雨水は外壁へ吸い込まれている状態になっています。

吸い込まれた水分が乾き、また吸い込みを繰り返していると、サイディング自体にひびが入って割れる原因になります。

また水が出られなくなると、雨漏りの原因になります。

 

②ひび割れ

チョーキングから水分を吸い込むことによって、内側から割れてくるケースと、物理的に何かがぶつかってひびが入るケースもあります。台風で飛んできたものや、車が当たってひび割れなどが起きると、その隙間からの雨水の侵入でサイディングはもとより、躯体部分も傷んでしまいます。

③シーリングのひび割れ、欠け

サイディングボードの劣化症状として気を付けておきたいのが、シーリングの劣化です。
サイディングボードは、大きなボードを何枚もつなげて外壁にしていますが、当然つなぎ目があるので、その部分はシーリング材で埋めています。

このシーリング材はゴムのようなものなので、紫外線や雨で劣化します。

シーリング自体はサイディングではありませんが、シーリングの劣化によって、ボードとボードの隙間が開き、この部分からの水の侵入を許してしまうことになります。当然外壁材の内側の雨漏りの原因になるので、外壁材は大丈夫!と思ってもシーリング材の劣化も確認が必要です。

シーリング劣化したシーリング

④塗膜の剥がれ

現地調査に行ってきました! | 京都市 外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店 塗り達 

塗膜がはがれているところも、下地がむき出しになっているので、注意が必要です。

 

⑤カビ、コケ

カビやコケは、湿気を好むため、北側の外壁や、隣との距離が近く太陽が当たらない場所、また近くに植木などがある場合におこりやすい劣化現象です。

通常は、塗膜が水分をはじいているはずですが、水分が蒸発せずにたまってしまっているため、塗膜の劣化が進んでいるサインになります。

 

⑥色褪せ

色褪せも、塗膜の劣化が原因で起こる劣化症状の1つです。特に紫外線がよくあたる西側や、一日中日が当たる高い場所など、特定の部分で起こりやすいサインです。

塗膜が薄くなっているので、メンテナンスが必要です。

 

劣化症状に気づいたら

サイディングの場合、これらの劣化症状はおよそ新築後10年くらいから目立ってきます。

しかし、いきなり劣化するわけではなく、年々すこしずつ進行しているので、サインに気づいたら、早めに外壁のメンテナンスを検討する時期です。

ここで注意したいのが、劣化症状が出ている場所だけメンテナンスをすればよいのではないということです。

カビや色褪せのように、ある特定の部分にだけ出やすい劣化症状は確かにあります。

しかし、そのほかの部分がまったく傷んでないわけではなく、程度の差はあっても少しずつ塗膜は弱くなっています。

サイディングの劣化症状を見つけたら、一度、外壁診断をしてもらい劣化状態を確認してみましょう。

外壁の無料診断はこちらからどうぞ

 

2025年12月5日 更新!

ご実家の外壁塗装 安心して施工するためのポイントとは?

2025年12月5日 公開 「実家の外壁塗装をしたいけど、どこに依頼しよう・・・」 「離れた両親が安心できる工事がしたい」 ご実家など、ご自身がお住まいではないお家の外壁塗装について、漠然とした不安や疑問をお持ちの方も多いかもしれません。 外壁塗装はおよそ10日間ほどかかり、費用も高額です。安心して工事ができるよう施工にポイントをまとめました。 ご実家などの外壁塗装をお考えの方は是非参考になさってください。 目次ご実家の外壁塗装はどこに頼むべき?報連相がしっかりしている施工実績が豊富ご実家の地元で地域密着の施工をしているご実家の外壁塗装工事を依頼するときの流れ見積依頼現地調査施工のご提案・ご説明ご契約工事開始工事中お引渡しお支払いメンテナンス・アフターフォローご実家の外壁塗装も塗り達にお任せください! ご実家の外壁塗装はどこに頼むべき? ご実家などご自身のお住まいではないお家の外壁塗装を依頼するときに、気を付けたいポイントをご紹介します。 報連相がしっかりしている ご依頼主とお家の持ち主が違う場合は、事前の連絡や報告、工事内容の相談など報連相が最も重要かもしれません。 「聞いていない」となってしまうとトラブルになりやすく、ご依頼主もすぐには駆けつけられない距離感であれば、工事中ずっとやきもきしてしまいますよね。 基本的なことかもしれませんが、時間通りに連絡する、何かあったときの連絡先を担当者・職人が把握していると安心して工事ができます。 施工実績が豊富 外壁塗装ができると名乗っている施工店は多く、資格や技術がなくても看板を掲げているケースも。 外壁塗装は専門工事の1つで、経験や技術・知識が重要な工事です。売って終わりのモノではないため、数年・数十年と保証やメンテナンスをしています。 依頼する施工店の年間の施工件数やこれまでの施工実績もチェックしておきましょう。 ご実家の地元で地域密着の施工をしている 工事中は最善の注意を払っていても、トラブルが生じることも。 そんな時、地元密着の施工店ならフットワーク軽く、現場に駆け付けすぐに対応できます。 ご実家の外壁塗装工事を依頼するときの流れ ご実家の外壁塗装を依頼する際の流れをご説明しましょう。 見積依頼 まずは外壁塗装のご依頼を、メールやフリーダイヤルよりご連絡ください。 お家の築年数や、これまでの工事履歴、ご住所などをお伺いし、現地へ伺います。 現地調査 現地調査とは、外壁の状態や大きさなど、施工や見積に必要なことを確認するために、工事を行うお家へ担当者がお伺いするものです。 この時、敷地内へ入らせていただきますので、許可をいただければご不在でも調査は可能です。 可能であれば、工事をするお家にお住いの方にお立会いいただくと、簡単にご希望や外壁に関して気になっていることなどもお伺いできます。ご依頼主様に同席いただくこともできますので、日程についてはお気軽にご相談ください。 施工のご提案・ご説明 現地調査を終えたら、担当者はすぐに見積と施工提案書の作成に取り掛かります。 お伝えできる状態になったら、ご依頼主様または工事をするお家の方へ直接ご連絡をいたします。 施工店からのご連絡先をご指示ください。 塗り達では、京都・滋賀にお打ち合わせが可能な店舗を構えております。外壁塗装に関する様々な展示もございますので、ご都合がよければぜひご来店ください。お電話や郵送での見積書お届けも可能です。 施工についてにご質問や、見積内容の不明点もどんなことでもお気軽にお問い合わせください。 ご契約 施工内容にご納得いただけたら、ご契約手続きをさせていただきます。 契約後に、外壁塗装に使う色のお打ち合わせや、工事時期のご相談をいたします。 工事開始 工事開始時には、担当者よりご近隣に工事のご挨拶に伺います。緊急時のご連絡先や工事内容も丁寧にご説明し、工事中のご協力・ご理解を求めます。 工事中 工事中は職人がお伺いし工事をすすめます。何かあれば担当者にご連絡ください。 お引渡し 担当者と施工管理者が工事の完了を確認し、お引渡しとなります。 お支払い 外壁塗装工事では、工事完了後にお支払いをいただきます。 メンテナンス・アフターフォロー 外壁塗装工事では最長10年の保証がついております。 定期的なアフターフォローもございますので、工事後に何かあればいつでもご連絡ください。 ご実家の外壁塗装も塗り達にお任せください! ご実家の外壁塗装工事は、ご自身がすぐに駆け付けられないからこそ、大切に工事をしてくれる施工店に安心して任せたいですよね。 京都・滋賀の外壁塗装工事なら塗り達にご相談ください!  

MORE

2025年12月2日 更新!

京都で雪に備える屋根塗装の知識と冬季メンテナンスポイント

2025年12月2日 公開 冬の訪れとともに、屋根の劣化や不具合が気になり始める方も多いのではないでしょうか。 特に京都のような地域では、積雪量は多くないものの寒暖差が大きく、屋根の塗膜や下地へのダメージがじわじわと進行しやすい気候といえます。 この記事では、冬の京都で屋根塗装を検討する際に知っておきたいポイントや、屋根の状態を長持ちさせるためのメンテナンス方法について解説します。 目次京都の冬に屋根塗装はできる?寒さや雪が屋根に与える影響とは?屋根塗装で冬に備えるためのポイント京都の気候に合った塗装タイミングと信頼できる業者選びを京都の冬に合わせた屋根塗装で安心の住まいを 京都の冬に屋根塗装はできる? まず気になるのは「冬でも屋根塗装が可能なのか?」という点ですよね。 結論から言えば、京都のように比較的温暖で雪が積もりにくい地域であれば、冬でも屋根塗装は十分に可能です。 ただし、気温や湿度が一定の基準を満たす必要があります。 塗料メーカーは一般的に「気温5℃以上、湿度85%未満」を施工条件としており、京都市内であれば日中の気温がこの条件を満たす日も多くあります。つまり、天候を見極めたうえで施工計画を立てれば、冬でも問題なく塗装ができるのです。 寒さや雪が屋根に与える影響とは? 冬の京都では、降雪量自体は多くなくても、霜や凍結、夜間の冷え込みによる結露が屋根の劣化要因になります。 特に金属屋根では結露が原因で内部に錆が進行したり、塗膜の膨れや剥がれが発生することもあり、日ごろから目を配る必要があります。 瓦やスレート屋根でも表面に小さなひび割れが生じやすく、そこから水が染み込むと凍結による膨張→収縮を繰り返し、劣化が進行します。 このような目に見えにくいトラブルを防ぐためにも、塗装による保護は重要なメンテナンス手段です。 屋根塗装で冬に備えるためのポイント 京都のような地域で冬の前後に屋根塗装を行う場合、以下のようなポイントを意識することで、より効果的なメンテナンスが可能になります。 下地の点検を重視する  塗装前にしっかりと屋根のひび割れや浮き、サビの有無を点検し、必要に応じて補修してから塗装することで、仕上がりの耐久性が向上します。 防水性の高い塗料を選ぶ  遮熱・防水・防カビ機能などを備えた高性能塗料は、寒さや湿気による劣化に強く、冬場の結露や水分の影響を軽減してくれます。 風の強い日や雨・雪の予報がある日は避ける  施工スケジュールは、できるだけ安定した天候のタイミングで調整できるよう前もって準備を進めましょう。施工期間中に冷え込みが厳しくなる予報があれば、職人と相談して日程を再調整するのもポイントです。 京都の気候に合った塗装タイミングと信頼できる業者選びを 冬シーズンの塗装では、「年末年始に備えて屋根を綺麗にしたい」「春先に備えて今のうちにメンテナンスしたい」といったニーズが高まります。ただし、気温や天候によって施工スケジュールの柔軟な調整が必要になるため、地域の気候をよく知る塗装業者に相談するのが安心です。 また、冬季に屋根塗装を行った場合でも、施工後の保証や定期点検などアフターフォローの体制が整っているかどうかも大切なポイントです。万が一のトラブルに備え、信頼できる業者を選びましょう。 京都の冬に合わせた屋根塗装で安心の住まいを 冬の京都は屋根にとって見えないダメージが進行しやすい時期です。寒さや霜、結露などによる劣化を防ぐためにも、定期的な屋根塗装や適切なメンテナンスが大切です。 冬でも条件さえ整えば問題なく施工可能なため、「寒い時期だからこそ塗装の必要性を見直すチャンス」と捉えるのがよいでしょう。京都の冬に合わせた塗装と、的確なアドバイスができる業者選びで、住まいの安心を守りましょう。 屋根塗装のことなら塗り達にご相談ください!

MORE

2025年11月27日 更新!

カラーベストの劣化症状とは?屋根塗装のタイミングを見逃さない!

2025年11月27日 公開 カラーベストの劣化症状を知っていますか? 屋根材の1つカラーベストは、時間が経つにつれて様々な劣化症状が見られるようになります。 劣化症状やその原因を知ることで、屋根のメンテナンスのタイミングを逃すことなく工事ができます! 今回は、カラーベストの劣化症状について解説します。 目次カラーベストの劣化症状色褪せひび割れカビ・コケの発生カラーベストの塗装工事カラーベストのメンテナンスは塗り達にお任せ! カラーベストの劣化症状 カラーベストとは、ケイミュー株式会社が販売しているスレート屋根の商品名です。瓦に比べておよそ半分ほどの重さで、耐久性・耐震性に優れ施工のしやすさ、カラーの豊富さからも人気があります。 カラーベストは時間の経過とともに表面の塗膜が劣化し、次のような劣化症状が見られます。 色褪せ 表面の塗膜が薄くなると、色褪せとなって見えます。つややかな色がくすんでまだらになっています。 ひび割れ カラーベストは塗膜で防水性を補っていますので、それ自体には防水性がありません。 そのため、塗膜の劣化によって水を吸い込み始めると、濡れる→乾燥を繰り返し内側からもろくなって割れてしまいます。 カビ・コケの発生 水分をため込んでいると、たとえ日光が当たっている場所でもカビやコケが発生する高湿な条件が整ってしまい、屋根にも映えることがあります。 見た目が悪いばかりではなく、水を吸い込んでいるため、どんどんもろくなってきます。 カラーベストの塗装工事 カラーベストの塗膜が劣化した場合は塗装工事が有効です。 #gallery-1 { margin: auto; } #gallery-1 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 50%; } #gallery-1 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-1 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ カラーベスト自体の耐久性が持たないところまで劣化していなければ、表面の塗膜をつけなおすとさらに長期間使用することができます!手遅れになる前に築後10年くらいを目安にカラーベストのメンテナンス計画を立てましょう。 カラーベストのメンテナンスは塗り達にお任せ! カラーベストは、塗装工事で耐久性・美観性をアップし、屋根として長く使用することができます! 屋根のメンテナンスの中でも手軽なので、雨漏りや屋根工事が必要になる前にぜひメンテナンスをご検討下さい。 カラーベストの塗装工事 ご相談は塗り達までお気軽にどうぞ♪

MORE