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アスベストが含まれた外壁は塗装できる? l塗り達

外壁・屋根材現場ブログ 2023.04.06 (Thu) 更新

2023年4月6日 公開

アスベスト(石綿)をご存知でしょうか?

 

アスベストは、吸引すると肺の内側に刺さって残留し、健康被害がでることが問題になり、
その後、2006年に使用が全面禁止されています。

現在販売されている外壁材および屋根材など建材にはアスベストは使われていません。

しかし、それ以前に製造された外壁材や屋根材には、アスベストを含むものもあり、現在も現役で住宅の外壁や屋根として存在しています。

2006年より前なので、一番新しくておよそ17年経過しているものになりますが、現在住宅に使われているものには撤去の義務はないため、建て替えるまでまだ使うというお家も少なくありません。

今回の記事では、アスベストを含んだ外壁や屋根が塗装できるのか、また注意点などについて解説していきます。

アスベストとは

アスベストは石綿(せきめん、いしわた)ともいい、天然の繊維状ケイ酸塩鉱物です。
保温性・断熱性が高くなることから、以前は建築物の壁に吹き付けられたり、外壁材や屋根材の強くするために材料として使われていました。

しかし、大変繊維が細く、裁断したり研磨することによって空気中に飛散し、吸引して体内にはいると肺に残留して健康被害が出ることから、2004年に一部使用禁止、2006年に原則的に全面使用禁止 となりました。

外壁塗装の現場においては、2006年より前に製造・販売された外壁材や屋根材が使われた住宅はまだまだ存在し、メンテナンスしながら長く住まわれているお家も多いです。

一番新しいものでも製造後約17年ほど経過していますが、アスベストを含む建材は耐久性が高く、長持ちしているため、20年、25年たってもまだまだ現役で使われているのです。

アスベストを含む外壁のメンテナンス方法

外壁にアスベストが含まれている場合のメンテナンス方法は、次の通りです。

①塗装

アスベストが含まれている外壁でも、塗装は可能です。
塗装は塗膜を付ける作業なので、塗装することによるアスベストの飛散は心配しなくても大丈夫です。

また、高圧洗浄も、汚れを洗い流す程度であれば、問題ありませんが、
劣化がひどく塗膜がはがれているなどの場合は、アスベストが飛散するおそれがあるため、定められた方法でアスベストの撤去が必要になり、塗装はおすすめできません。

 

②カバー工法

今ある外壁をはがさずに、上から新しい外壁材を貼る方法です。
この方法であれば、アスベストが飛散する心配がなく、外壁を新しくできますが、撤去しない限りはアスベストは残り続けることになります。また、塗装するより工事費用が掛かります。

③貼り替え

アスベストを含む外壁を撤去し、新しい外壁材に貼り替える方法です。
アスベストは、解体時に飛散する恐れがあるため、アスベストに特化した特殊な防塵対策を行って撤去を行う必要があり、別途費用がかかります。
費用も期間も塗装やカバー工法よりはかかりますが、安全にアスベストを撤去できれば、躯体がもつ限り、安全に住み続けることができます。

 

将来的には撤去が必要

アスベストを含んだ外壁材や屋根材など、現在は製造が禁止されていますが、以前に製造され住宅に使われているものには、今すぐ撤去しなさいという法律は今のところありません。

ただし、飛散が心配されるような場合は、アスベストに特化した防塵対策を行った専門業者が撤去することが義務付けられており、撤去費用が20万~80万円ほどかかります。

前述のように、劣化のひどくない外壁の場合は、塗装や高圧洗浄によって飛散の心配はありませんが、
・穴をあける
・塗膜をはがす
・建物を解体する
等の場合は、専門業者による撤去が必要です。

また、現在傷みがひどくなく塗装を行えたとしても、将来的には貼り換えや建て替えなどで撤去する必要が必ず出てきます。

メンテナンスをいい機会ととらえ、アスベスト含有建材を撤去することも1つの方法です。

自宅にアスベストが含まれているか気になる方は、国土交通省のデータベースも活用できます。
その他気になることがある場合は、専門業者にお尋ねください。

 

 

 

 

 

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