ポタポタ音は雨漏りのサイン?音の発生源と対処法 l塗り達
2023年11月4日 公開
家のどこからともなく聞こえる ポタンポタン・・・という水音。
それ雨漏りかもしれません!

天井裏など見えないところでも雨漏りは起こります。
また雨漏りではない水音の場合も。
ポタポタという水音が聞こえたら、発生源を突き止めて、早めに対処しましょう。
雨漏りの場合
ポタポタ音の正体は雨漏りかもしれません。
雨漏りは、屋根や外壁、サッシまわり、ベランダなど、あらゆるところで発生します。
場所別に詳しく見ていきます。
屋根
屋根からの雨漏りは、一番イメージしやすいものかもしれません。
・屋根材の破損
 ・板金の劣化や破損
 ・ルーフィングシートの劣化や破損
等が原因で屋根からの雨漏りが起こります。

屋根のすぐ下に部屋がある場合は、天井などから水が染み出てきたり、カビが生えることによって雨漏りしていることがわかります。
屋根裏などがある場合は、部屋に届かず上の方でポタポタという水音が聞こえることがあります。
瓦やスレートなどの屋根材が少しずれたり割れたりしたくらいではポタポタ音は聞こえません。
 屋根材のすぐ下には防水シートが敷いてありその下には野地板が貼られているからです。

それらを超えて雨が入りポタポタという水音が聞こえる場合、屋根の劣化は相当進んでいると考えていいでしょう。
外壁
外壁からの雨漏りはイメージしにくいかもしれませんが、意外と雨漏りが多い場所です。

例えば、大きなクラックがある場合、隙間から雨が簡単に入り込んできます。
また、サイディングやALCの場合、つなぎ目のシーリングが劣化するとそこから雨が入り込み雨漏りになります。

雨漏りは壁の内側で徐々に進行し、大雨や台風など雨量が多いとき、横殴りの雨の時などに壁の内部でポタポタという水音を聞くことがあるかもしれません。
室内には、壁紙のはがれやカビの発生など、雨漏りのサインが起こります。
サッシまわり

ベランダ・バルコニーなど
ベランダやバルコニーは、防水工事がしてあることがおおいですが、防水層が劣化すると床に雨がしみこみ雨漏りが起こります。

バルコニーの下にすぐ部屋がある場合は、室内に雨漏りが広がってきます。
階下に何もない場合は、床にあたる部分が腐食したり、塗装がはがれていることがあります。
水漏れの場合
ポタポタ音のもう1つの原因は「水漏れ」です。
水漏れとは、配管や排水設備のトラブルで、劣化によるものと、人為的なミスによるものがあります。

水漏れは、外からの雨ではなく、水道管などの配管や排水設備からの水トラブルです。
水漏れの場合は、水道設備の業者が対応します。
雨漏りか水漏れか 見分ける方法
ポタポタ音の発生源がわからない、どこで音がしているのか見つけられない・・・
雨漏りなのか、水漏れなのかわからなくて困ってしまいますよね。
そういう場合の見分け方は下記を参考にしてください。
雨の日だけ音がする →雨漏り
かび臭い →雨漏り
シロアリが発生 →雨漏り
突然停電する →雨漏りの可能性大
エアコンの下など特定の場所だけいつも水にぬれる →水漏れの可能性大
水道料金が高くなった →水漏れ
天気がいいのに水音がする →水漏れ
異変に気づいたら専門業者へ
家の中で水音が聞こえる異変に気づいたら、見過ごさず専門業者へ調査を依頼しましょう。
雨漏りか水漏れか判断がつかない場合は、まずは下記へご連絡ください。
雨漏りでは放っておいても直りません。
むしろどんどん状況が悪くなってしまうので、できるだけ早めに修理する必要があります。
水漏れの場合も家財や家電が壊れる原因ともなるので放置せず、対処しましょう。
 








