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バルコニーの防水工事の相場は?工事費用を抑えるコツも解説 l塗り達

2023年11月23日 公開

ベランダの防水層は経年劣化するため、定期的にトップコートの塗り替えなどが必要です。

しかし、たびたび工事をするものでもないので、いくらくらいかかるのか心配になりますよね。

そこで今回は、バルコニーやベランダの防水工事についての費用や、工事費を抑える方法について解説します。

防水工事のメンテナンス

防水工事のメンテナンスは、主に次の2つの方法があります。

防水層からすべてやり直し

防水層が劣化し、防水機能が残っていない状態や、すでに雨漏りが発生しているような場合は、下地からすべて施工をやり直します。

トップコートだけ塗り替え

トップコートとは、塗膜防水やFRP防水で表面に塗っている層のことで、防水層を保護する役割があります。

トップコートは紫外線に弱く、薄くなったりはがれてきたりしてしまうため塗り替えが必要です。

防水層まで劣化が進んでいない場合は、トップコートのみの塗り替えで済むこともあります。

防水工事のメンテナンス費用(相場)

防水工事の費用はどのくらいの大きさ(面積)にどの方法で施工するかによって変化します。

一般的な戸建て住宅のバルコニー(10㎡)なら、

  • ウレタン防水:8~12万

  • FRP防水:10~15万

が相場になっています。

 

  • トップコートのみの施工

  • 下処理からのやり直し

  • 雨漏り補修(下地(野地板)を作り直すなど)

の違いによっても費用に差があります。

頻度

防水工事の耐久性は施工方法により異なります。

  • 塗膜防水:8~10年 ※トップコートは約5年

  • FRP防水:10~12年 ※トップコートは約5年

  • シート防水:塩ビシートの場合 10~20年 ゴムシートの場合 10~15年

 

でメンテナンスが必要といわれています。

メンテナンス頻度も、劣化具合や使い方によって変わります。

また雨漏りの有無によって、前と同じ施工方法では防水工事を行わないケースもあります。

防水工事の工事費を抑える方法

防水工事の費用は、大掛かりな工事なるほど高くなると考えていいでしょう。

つまり、雨漏りが起こるまで放置してから

雨漏り補修+下地やり直し+防水工事

よりも、

トップコートのみの塗り替え

のほうが費用は断然安くて済みます。

特に雨漏りしている状態を長く放置していると、躯体の強度に影響が出たり、階下にある部屋の室内にカビが生えるなどの影響も考えられます。

トップコートが劣化する5年くらいで一度調査し、メンテナンスを検討する方が結果的にコストは抑えられる場合が多いでしょう。

 

防水工事なら塗り達にお任せ!

防水工事は住宅のメンテナンスの1つで専門工事です。

外壁や屋根のメンテナンスで使う足場を使えば、外部からベランダやバルコニーのメンテナンスを行うことができ、コスト面でもお得です。

塗り達なら、外壁塗装・屋根塗装と同時に防水工事も行うことができます。ワンストップで一括受注できるので、工事ごとに別の会社に依頼する必要がありません。

防水工事やお家のメンテナンスなら塗り達にご相談ください!

 

 

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