外壁のカビは何が原因?メンテナンス方法について解説 l塗り達
2023年12月27日 公開
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この記事では、外壁のカビについて解説しています。
カビは、菌類の一種で微生物の集まりです。
カビが好むのは、暖かさと湿気です。
カビの中には、チーズの表面にできるカビなど有用なものもありますが、外壁に発生するカビは劣化症状の1つです。
なぜ外壁にカビが生えるのか
外壁は、塗膜によって外壁材が守られています。
塗膜が正常の機能している場合は、
雨が侵入しない
外壁の表面に水がとどまらない
と、屋外にあっても雨の影響を受けにくくなっています。
しかし、塗膜は紫外線によって劣化し、徐々にその機能が弱まっていきます。
塗膜が劣化すると、
雨をはじかなくなる
塗膜がなくなり雨を吸い込み始める
などが起こり、次第に外壁自体が常に湿っている状態になってしまいます。
つまり、外壁にカビが発生するほど、湿気がたまっている=外壁の塗膜が劣化しているサイン
ととらえることができるのです。
外壁のカビがよくない理由
外壁にカビが生えることのデメリットは次の通りです。
見た目がよくない
外壁にカビが生えていると、黒ずんでいたり緑っぽくなっていたりと、美観性が損なわれてしまいます。
あなたはカビの生えた家を購入したいと思いますか?メンテナンス不足は資産価値を下げます。
外壁が水を吸っている=雨漏りが始まっている
外壁が水を吸い込んでいるということは、吸い込まれた水は内側へ入り込み雨漏りとなっています。
たまたま室内に影響がないだけで、外壁の内側は水が回っているということも。
外壁の雨漏りから躯体の腐食へつながる
外壁の内側から躯体へ侵入してしまうと、木造住宅の躯体は腐食してしまいます。
また湿気ている木材はシロアリの大好物。外壁の劣化が知らぬ間にお家を傾けてしまうことも。
外壁のカビは放置してはいけない
外壁のカビは、放置していてもきれいになりません。
塗膜の劣化という根本原因を改善しなければカビの発生は止まらないでしょう。
見た目だけではなく、お家そのものの強度に影響が出る可能性もあるため、外壁の劣化は早めにメンテナンスを心掛けましょう。
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