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アセトン拭きとは?目的と必要性を解説 l塗り達

防水工事現場ブログ用語集 2024.01.09 (Tue) 更新

2024年1月9日 公開

この記事では、アセトン拭きについて解説しています。

アセトン拭きとは、アセトン(シンナーの一種)をウェスなどに含ませてパラフィンをふき取る工程のことを言います。

ベランダ防水 アセトン拭き

防水工事で表面の油膜をふき取る際に行います。

アセトンの特徴

アセトンは有機溶剤の1つで、油脂を溶かす性質があります。

防水工事のトップコートの塗りなおし工事では、表面の塗膜を削ってアセトンでふき取りを行ってから新しいトップコートを付けます。

防水工事でアセトン拭きが必要な理由

FRP防水では、FRP樹脂(繊維強化プラスチック)を敷設し硬化させて防水層を作ります。

防水工事④ FRP防水 I 京都市 外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店 塗り達  

この時、空気を遮断しないと硬化しないため、ワックスを使って蓋をします。

FRP防水は紫外線の影響で、防水層の上にある塗膜が劣化します。

FRP防水のメンテナンスでは、再度防水層を作る工事を行いますが、トップコートが中途半端に残っていると次施工する防水層がうまく密着せず施工不良となるため、施工前の下地処理でケレンの上アセトンで油膜をふき取る必要があるのです。

表面の油膜をきちんと除去していないと、新しい防水工事がはがれてきてしまいます。防水工事においては、下地処理がとても重要です。

 

アルミテープ
2025年10月15日 更新!

雨漏りはDIYで直せる?できる範囲や注意点を解説

2025年10月15日 公開 雨漏りしたらプロの施工店に早期補修を依頼するのが一番ですが、中には自分で何とかできないかなぁと考える方もいらっしゃるでしょう。 DIYでの雨漏り補修は、失敗してしまうと雨漏りが拡大したりけがをしたりと取り返しがつかなくなってしまいます。むやみやたらに行うのではなくできる範囲・できない範囲や注意点を知ることが大切です。 今回は、DIYで雨漏りを補修する際の注意点や、補修できる範囲を解説します。 目次DIYで補修できる雨漏りDIYでの補修はおすすめしない雨漏りDIYでの雨漏り補修の方法防水テープやアルミテープでふさぐ樋の掃除を行うDIYでの雨漏り補修は簡易措置にとどめる雨漏り補修は塗り達まで DIYで補修できる雨漏り DIYで補修可能な雨漏りとは、「大雨や強風を伴う雨の時だけ起こる雨漏り」かつ「雨の侵入経路が1階である」ケースです。 例えば、1階の窓の雨が吹き込んでくる場合に雨漏りする、土砂降りの時だけ樋がオーバーフローするといった場合です。2階や屋根など高所で発生している雨漏りの場合は、危険なので絶対にご自分で補修を試みないようにしてください。 DIYでの補修はおすすめしない雨漏り DIYでの補修をおすすめしない雨漏りは、常時起こっている雨漏りや屋根など高所が発生源の雨漏りです。 前述のように屋根の上などは滑りやすく大変危険なので登らないようにしましょう。 また通常の雨や、小雨でも雨漏りが起こっている場合かなり進行していることが考えられます。 躯体が腐食してたり、耐久性に影響が出ていることも考えられるため、目に見えている部分の補修だけではなくお家の内部の補修を要するケースがあります。DIYでの補修は難しい範囲になってきますので、プロの施工店に依頼しましょう。 DIYでの雨漏り補修の方法 DIYで補修できる雨漏りの場合の補修方法と注意点をご紹介します。 防水テープやアルミテープでふさぐ サッシ廻りからの雨漏りの場合、テープを使って隙間をふさぐ方法が最もポピュラーです。 台風の前だけサッシ廻りを補強するように使うと、雨漏りを防ぐことができます。 樋の掃除を行う オーバーフローしている場合は、枯葉やごみなどの詰まりを取り除きましょう。水の力は大変強いのでオーバーフローが続くと樋が破損することがあります。 大雨や台風予報の前には、点検を兼ねて掃除するとよいでしょう。 DIYでの雨漏り補修は簡易措置にとどめる DIYでの雨漏り補修は、簡易的な処置にとどめておくことが大切です。あくまで一時的に雨漏りしないように処置するだけで、本格的な補修はプロの施工店に任せましょう。 雨漏りの補修は雨漏りの症状をとめるだけではなく、腐食している下地を補修したり、劣化が進行している部材を補修したりしながら、確実に雨の入り口を突き止めてふさぐ必要があります。 シーリングを打ったり、板を打ち付けたりして一時的に雨漏り症状が止まったとしても、完全に補修できていなければ引き続き雨漏りが進行します。時間がたてばたつほどひどくなるので、できれば一回で直し切りたいところです。 シーリングでガチガチに固めたり、板を打ち付けてしまうと、補修に入る際にそれらの撤去から始めなければいけません。 撤去費用も余計にかかってしまうため、むやみにシーリングを打ったりせず、簡易的な処置にとどめて施工店を呼びましょう。 雨漏り補修は塗り達まで DIYでの雨漏り補修は、大雨など一時的に起こる雨漏りに対して、隙間をカバーするなどの応急処置を行うことができます。 雨漏り自体は止まらなくても部屋の中に雨が入るのを防ぐことができるので、何もしないよりは効果があるでしょう。 本格的な雨漏り補修ならプロの施工店にお任せください! お問い合わせは下記よりお気軽にどうぞ            

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2025年10月10日 更新!

モルタル防水とは? 防水モルタルとの違いも解説

2025年10月10日 公開 「モルタル防水」や「防水モルタル」という言葉を聞いたことがありますか? モルタル防水と防水モルタルはとても似ている言葉ですが、指す内容は別物です。 今回はモルタル防水について、また混同されやすい防水モルタルとの違いも解説します。 目次モルタル防水は防水工事の施工方法の1つ防水モルタルとの違い防水工事のご相談は塗り達 モルタル防水は防水工事の施工方法の1つ モルタル防水とは、モルタルを使った防水工事の施工方法の1つです。 ウレタン塗膜防水や、FRP防止など、防水層を作る方法が名前に入っています。 モルタル防水は、塗膜防水の1つともいえる方法で、一昔前まではベランダなどの防水工事に使用されていました。 しかし現在では、防水性の低さから戸建て住宅やマンションなどの防水工事では施工されることがなくなりました。 階下に部屋などのない庇の上部など、一部ではまだ施工されることがありますので、もしかすると見積書などで目にする機会もあるかもしれません。 モルタル防水の特徴は、防水層がひび割れしやすいことです。そのため、一度ひびが入ってしまうと簡単に雨漏りし、耐久性においては個体差がありすぎて何年くらいともいえない施工方法となっています。 防水モルタルとの違い モルタル防水が防水工事の施工方法なのに対し、よく似た名称の「防水モルタル」とは「防水機能を付加したモルタル」建材を指す言葉です。 汎用のモルタルはセメントに水と砂を混ぜ練ったもので、「セメントモルタル」とも呼ばれます。セメントモルタルは硬化すると水を通しにくくはなりますが、完全に防水なわけではないのです。そのため防水性が必要な場所への施工には「防水モルタル」が使われます。防水モルタルを使うシーンは、たとえばモルタル外壁の補修などがあります。 防水モルタルを使って防水層を作る方法が「モルタル防水」というわけです。 防水工事のご相談は塗り達 モルタル防水や防水モルタルについて解説しました。施工場所によってはまだまだ現役で使われているモルタル防水ですが、ベランダやバルコニーにはウレタン塗膜防止やFRP防水、シート防水などの施工を行います。 防水工事は施工場所や下地の状態によって最適な施工方法が異なります。 防水工事のご相談は塗り達までお気軽にご連絡ください。  

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2025年10月3日 更新!

突然の雨漏り「どうすればいい?」 雨漏りに関するよくある質問まとめ

2025年10月3日 公開 突然起こる雨漏り、困ってしまいますよね。 雨漏りについて「こんなときどうしたらいい?」というよくある質問をまとめました。参考になさってください。 天井から水がポタポタ・・・まずはなにをするべき? 天井から水がポタポタ落ちてきたら、まずは上階で水が出ていないか確かめましょう。 お風呂や洗面所から水があふれているなら、雨漏りではなく漏水です。水を止めることができなければ水道屋さんに連絡しましょう。 水の出所がわからない場合は雨漏りの可能性があります。点検や補修ができる業者へ連絡してみてもらいましょう。 業者をよんだけど、来るまでのあいだ天井からの水はどうすればいい? バケツなどで落ちてくる水を受けましょう。タオルや防水シートがあればそれも使用できます。 DIYでつかったコーキング材が残っていた!水が落ちてきてるところをとめてもいい? 雨漏りしている場合、水の出口をふさがない方がよいので、コーキング材は使わないでおきましょう。 雨漏りの補修は出口ではなく、入り口をとめる必要があります。水の出口をふさいでしまうと別の場所から出ようとして水が移動し被害が拡大します。 この前屋根の塗装をしたばかりだから、屋根からの雨漏りは考えられないですよね? 屋根塗装はあくまで屋根材の塗膜をつけなおす作業です。屋根からの雨漏りを防いでいるのは、屋根材の下のルーフィングシートと呼ばれる防水性のあるシートなので、このシートが痛んでいて補修できていない場合は塗装後でも雨漏りの可能性があります。塗装工事を行った施工店に相談しましょう。 この前の大雨で雨漏りしていたけど、天気のいい日は直っているみたい!様子見でいいよね? 一度起こってしまった雨漏りは補修するまで直りません。天気のいい日は一時的に症状がなくなっているだけで直ったわけではないので、雨漏りかもしれないということなら、一度点検を依頼しましょう。 このほか、雨漏りについてのご質問・ご相談は塗り達までお気軽にご連絡ください。

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