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外壁の防水工事はなぜ必要?工事の内容や費用を解説 l塗り達

2024年1月31日 公開

外壁の防水工事と聞いて、どんな工事が頭に浮かびますでしょうか?

実は、防水工事の1つ「シーリング工事」がそれにあたります!

塗り達 施工事例

外壁のシーリングは、ゴムのような性質があり、外壁材の隙間から雨が侵入するのを防ぐ重要な役割があります。

今回は、外壁の防水工事の「シーリング工事」について必要性や工事の内容を解説していきます。

外壁の防水を担う「シーリング工事」とは

外壁材の中でもボードを貼り合わせて施工されるサイディングやALCなどはボードとボードの間に隙間が生じます。

この隙間を埋めているのがシーリング材(コーキング材)です。

シーリング材はゴムのような性質があり、屋外で紫外線にさらされ続けると、痩せたりちぎれたりと劣化します。

劣化したシーリング材を放置していると、ボードの隙間から水が入り込んでしまい、内部で雨漏りになってしまうのです。

シーリング工事の必要性

シーリングは雨水が入る混むのを防ぐ大変重要な役割があります。せっかく外壁塗装を行って表面の塗膜をきれいにしてもシーリングが痛んでいては意味がありません。表面から吸い込まれる雨は塗膜が防いでくれますが、きれいな外壁の裏側は雨漏りだらけということになりかねないからです。

シーリング工事の内容

シーリング工事は打ちなおしまたは増し打ちといった施工方法があります。

打ち直し(打ち替え)

いまあるシーリングをすべて撤去し、もう一度新しいシーリング材を入れる施工の事です。シーリングを充填することを「シールを打つ」と言ったりします。

打ち直しの場合は、上の動画のようにまず古いシーリング材にカッターを入れすべて撤去します。

その後、プライマー(糊のようなもの)→シーリング材と打って完成です。

▶シーリング工事の解説(動画付き)は下記リンクもご覧ください。

増し打ち

増し打ちとは、シーリング材の上からもしくはシールがないところへシールを打つ施工の事です。

新築の場合、サッシ廻りはシーリング材が入っていないこともあり、外壁塗装工事の際に増し打ちを行うことがあります。

塗り達 施工事例

しかし、既存のシールがある場合は劣化している上から新しいシールを打っても密着が悪く剥がれてきてしまうため、基本的に打ち直しを行うケースが多いでしょう。

シーリング工事の費用

シーリング工事の費用は、m単位で単価が決まっていることが多いです。

シーリング工事の費用相場は1mあたり900円~1200円くらいとなっています。

シーリング工事は外壁塗装工事とセットで行いましょう

外壁の防水を担うシーリング工事について解説しました。

外壁塗装工事は外壁の表面を塗膜で守り、雨を吸い込まないようにしていますが隙間からの雨水の侵入を防ぐにはシーリング材が機能していることが不可欠です。

シーリング材もおよそ10年で劣化しますので、外壁塗装工事とセットで工事を行うことをオススメします!

シーリングだけの打ち替え工事もできますが足場を組んだり、次回以降のメンテナンス時期の事を考えるとセットで行っていた方がお得です。

シーリング工事のご相談も塗り達までお気軽にどうぞ

 

2025年11月8日 更新!

屋根塗装を安く行うには?やってはいけない方法も解説

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2025年11月7日 更新!

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2025年11月3日 更新!

外壁塗装の剥がれを放置すると起こるリスクとは?補修方法も解説

2025年11月3日 公開 外壁の塗膜は時間の経過とともに経年劣化を起こします。 その劣化症状の1つが外壁塗装のはがれです。 外壁を保護している塗膜がはがれると、様々なリスクが生じます。そのため剥がれは放置せず、早めに手を打つことが必要です。 今回は、外壁塗装の剥がれを放置していると起こるリスクや、はがれの補修方法について解説します。 目次外壁塗装の剥がれによって生じるリスク雨漏り美観性・資産価値の低下建物寿命を縮める外壁塗装の剥がれの補修方法外壁塗装のメンテナンスは塗り達にお任せ! 外壁塗装の剥がれによって生じるリスク 外壁塗装の剥がれによるリスクを次の通りです。 雨漏り 外壁塗装でできる塗膜は、外壁内部や外壁材に雨が侵入しないようにしています。 そのため剥がれを放置していると、剥がれた部分からの雨漏りリスクが高くなります。 美観性・資産価値の低下 外壁の塗膜のはがれは美観性を損ねます。 特に濃色の塗料を使っている場合は、はがれが目立ちやすく、はがれが密集していると劣化が目立ちます。 建物寿命を縮める 剥がれによって雨漏りが生じると、躯体の腐食などによって耐震性や耐久性など建物の寿命に影響を与えます。 日本住宅の多くは木造住宅ですので、雨漏りは建物の寿命を縮める、もっとも警戒すべき損傷です。 外壁塗装の剥がれの補修方法 外壁塗装のはがれは、はがれている塗膜を含め古い塗膜を完全に除去してから再塗装を行います。 大きくはがれている場合はスクレーパーなどをつかいはがしていきます。または金たわしなどでケレンを行います。 #gallery-1 { margin: auto; } #gallery-1 .gallery-item { float: left; margin-top: 10px; text-align: center; width: 33%; } #gallery-1 img { border: 2px solid #cfcfcf; } #gallery-1 .gallery-caption { margin-left: 0; } /* see gallery_shortcode() in wp-includes/media.php */ 剥がれている部分を除去した後、凹凸が多い場合は左官などで補修し、下塗り・中塗り・上塗りと各塗装工程を丁寧に行います。 外壁塗装のメンテナンスは塗り達にお任せ! 外壁の剥がれは放置してもリスクが増すばかりなので、早期補修が大切です。 また剥がれの原因が施工不良であるケースもあるので、正しい塗装工事ができる施工店でメンテナンスを行いましょう。 外壁塗装のメンテナンスなら塗り達にご相談ください!

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