防水工事は音がうるさい?音がでる施工方法や工程について l塗り達
2024年2月21日 公開
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防水工事中には、いつもと違う大きな音がしたり、聞きなれない機械音がして過ごしづらいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
工事中の音は施工方法や工程によって異なるものの、工事を行う上では避けては通れないものです。
この記事では、防水工事中の音について、音がする施工方法や工程ごとにご説明します。
防水工事の種類と音
防水工事にはいろいろな施工方法があります。戸建て住宅で行われる施工方法には下記のようなものがあります。
- ウレタン防水
- シート防水
- FRP防水
このほか、マンションやビルなどの屋上で使われるアスファルト防水などがあります。
防水層の作り方が違うだけで、水を防ぐという目的は同じです。下地や建物の状態に合わせて最適な施工方法を選択して施工します。
これらの防水工事すべてで大きな音や異音がするわけではありません。具体的に確認していきましょう。
ウレタン防水:音はないか、ほとんどなし
ウレタン防水は、液状のウレタンを現場で塗布し硬化させて防水層とする方法です。
下塗り→上塗りと外壁塗装などと同様に、塗料とローラーを使用して施工していくので塗装中の機械音はありません。
下地調整を行う際に、電動サンダーなどを使用する場合は若干の機械音があります。
サンダーは、防水工事のメンテナンスで古い塗膜をはがす際に使うことがあります。これはウレタン防水だけではなくFRP防水でも使うことがあります。
シート防水:取付方法によって機械音あり
シート防水は、塩ビなどであらかじめ作られた防水性のシートを敷いて防水層とする方法です。
シート防水には
- 接着工法
- 機械固定工法
とシートの敷き方に2種類あります。
接着工法は、シールのように糊のついたシートを下地に密着させて貼る方法です。密着させるために転圧しますが、人の手で行うため機械音はありません。
機械固定工法は、固定ディスクと呼ばれる円盤状の機械を使って固定する方法です。ディスクを取り付ける際に電動ドリルを使うので機械音がします。
FRP防水:下地調整で音がすることあり
FRP防水は、繊維強化ガラスを使って強固な防水層を作る方法です。ガラスマットを敷いてその上からトップコートを塗ります。
防水層を作る際には電動機器などは使用しないため音はありませんが、前述のように古い塗膜をはがす際に電動サンダーを使うことがありこの時に音がします。
施工場所や状態にあった施工方法をえらびましょう
防水工事は施工方法によって費用も耐久性も異なります。また、施工場所や使用方法、傷み具合によって最適な防水工事の方法を選ぶ必要があります。できれば音がない工事のほうがいいですが、建物を保護するためにも最も適した防水工事の方法を選んでくださいね。
塗り達では、防水工事の施工も承っています。下地や施工場所に合わせてご提案しますのでお気軽にご相談ください。
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