雨漏りの放置は危険!補修しないと起こるデメリット l塗り達
2024年4月10日 公開
「大雨のときだけ雨漏りする」
「以前雨漏りしたけど、いまは止まっている」
と、以前感じていた雨漏りの症状を放置していませんか?
屋根や外壁からの雨漏りは、室内環境を悪化させるばかりではなく建物そのものに影響が出ます。
雨漏りは放置していても勝手には直りません。むしろ時間がたつほどどんどん建物の傷みが増していきます。
本記事では、雨漏りを放置することの危険性と、早期補修のための方法を解説します。
雨漏りはどこから起こる?
雨漏りは屋根からだけではありません。次のような場所から雨漏りが起こります。
屋根
屋根からの雨漏りの原因は、屋根材の劣化と屋根材の下のルーフィングシートの劣化です。
屋根材の下に雨が溜まり、防水機能があるルーフィングシートを突き抜けて野地板や躯体を痛めてしまいます。
外壁
外壁からの雨漏りでは、外壁材のクラックのほか、シーリング材の劣化も原因になります。
外壁材の隙間を埋めているシーリングが劣化すると、そこから雨が入り外壁の内側で雨漏りが進行します。
サッシ廻り
サッシなど外壁に付帯している部分も雨漏りが起こりやすい場所です。同じく隙間を埋めているシーリング材が劣化したり、外壁が痛んで隙間ができ雨が入り込むことがあります。
寒い時期に結露で窓回りが濡れることがありますが、吹き込むような雨が降っているときだけサッシ廻りが濡れているのは雨漏りとみていいでしょう。
付帯部
笠木や幕板などの付帯部からの雨漏りも意外に多い雨漏り箇所です。外壁の内側に水が回るので、塗膜がはがれてきてしまいます。
ベランダやバルコニーの防水層
バルコニーやベランダなどの防水層からの雨漏りも注意が必要です。防水層が劣化すると床に水がしみ込みます。
プールのようになって排水されない、床に膨らみがある、草木が生えてきているなどの場合、防水層に水が入り込んでいる可能性があります。
雨漏りが危険な理由
雨漏りは、水が室内に入ってきてしまうことのほかに、躯体に水が回っておこる腐食やシロアリの発生などのリスクがあります。
雨漏り自体天井から落ちてくる水さえ何とかすれば大丈夫と思うかもしれませんが、天井から落ちてくる水のほかにも、出口がなくなって壁紙の内側で雨漏りが進んでいるケースもあります。
壁紙にカビが生えている、たわんできているなどの場合、目に見えない部分で雨漏りが進行している可能性がかなり高いでしょう。
日本の住宅は木造が多く、躯体である木材にとって雨漏りは致命的です。腐食して強度が落ちたり、シロアリが発生して柱が痛んで耐震性が落ちることがあります。
雨漏りを放置して起こるデメリット
雨漏りを放置していても、勝手に直ることはありません。
時間がたつほど進行してしまい、最悪の場合お家を建て替えなければならなくなります。
また、雨漏りしていると資産価値も落ちます。
雨漏りは、一時的にましになったと感じても補修していなければ少しずづ進行しています。
放置しているとどんどん状態がひどくなるということを知っておきましょう。
雨漏りは早期補修が大切!
雨漏り放置の危険性について解説しました。
雨漏りは早期補修が大切です!すこしでもおかしいなと思ったら、一度調査をしてみましょう。
塗り達では雨漏り調査と補修も一括して請け負っています。
お家の気になるところは塗り達までご相談下さい