雨漏り調査の1つ「散水試験」とは? l塗り達
2024年4月11日 公開
この記事では散水試験について解説しています。
散水試験とは、雨漏りが疑われる場所に実際に水をかけて雨の侵入経路を特定する雨漏り調査の方法です。
雨漏りは早期発見・早期補修が大切です。
しかし、雨の侵入経路がわかりにくいケースもあり、補修箇所の特定が目視でできないことも多々あります。
雨が降ったときには確かに水が入ってきている ということだけわかっている場合は、劣化状態を見て雨漏りしているであろう場所のあたりを付けます。
そして実際に水をまき、その部分から水が入ってきていることを確かめます。
この方法が散水試験と呼ばれるものです。
雨漏りは水が出てきている場所の補修も必要ですが、大切なのは水の入り口を突き止めて補修することです。
雨漏り補修をしてみたものの、雨が降ったらまた雨漏りした・・・ということでは工事の意味がありません。
散水試験を行うことで、補修箇所をより的確に突き止め、何度も補修工事を行わなくて済むようにできるので、時間や費用は掛かりますが、事前調査として行われるケースもあります。
(散水試験は、雨漏りの補修が前提で行われる調査です。)