スレート屋根に防水塗料を使うと雨漏りを防げる? l塗り達
2024年9月29日 公開
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雨漏りが多い箇所といえば屋根です。
「それなら屋根に防水塗料を使えば雨漏りをふせげるのでは?」
そんな風にお考えかもしれません。
スレート屋根に防水塗料は有効なのでしょうか?本日はスレート屋根の防水についてみていきたいと思います。
スレート屋根に使う塗料
スレート屋根に使用する塗料は、ごく一般的な屋根用の塗料です。
例えば、シリコン塗料やフッ素塗料、遮熱塗料も人気があります。
これらの塗料は、紫外線やカビ・コケ、熱からスレートを守り、長期にわたって美しく保護してくれる塗料です。
そもそも防水塗料とは?
防水塗料とは、耐水性の高い塗料の事を指す言葉で、一部の施工業者が使っているようです。
しかし、防水工事を行ったように水を防ぐ機能がある塗料ではありません。あくまで耐水性が高いだけです。
防水工事で使う塗料のようなものは、液状ウレタンですがこちらは塗料ではありません。硬化すると完全に水を通さなくなります。
スレート屋根の防水性
スレート屋根の下には防水シートが敷いてあり、このシートによって室内に水が入らないようになっています。
そのため、スレート一枚一枚に雨を通さない塗料を塗る必要はなく、屋根にあたった雨が隙間を通って地上へ流れるだけで防水性は保たれているといえます。
しかし、スレートに塗られた塗料が劣化し塗膜が薄くなってしまうと、スレート自体が雨を吸収し始めます。
塗膜がきちんと機能しているときは雨ははじかれて流れ落ちていきますが、塗膜の劣化によってスレートにとどまるようになってしまうのです。
屋根は完全防水はしなくても雨漏りの心配はありません。
しかし、雨をはじく力が弱くなるとスレート自体が劣化し始めてしまうため、新しい塗膜を付ける塗装工事が必要になります。
スレート屋根のメンテナンスは塗り達まで
スレート屋根への塗装と防水塗料について解説しました。
屋根は屋根材の下に防水シートが敷かれているため、塗料で防水する必要はありませんが、塗膜の劣化によって雨をはじかなくなりますので、劣化症状に合わせてメンテナンスが必要です。
塗り達では、スレート屋根の塗装工事から、割れや欠けの補修までトータルでお引き受けしています。
屋根の状態を診断してから施工計画を立てられるので、まずは現状を確認しておきましょう!
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