トタン屋根の塗装は下地処理が命!劣化を抑制する塗装方法とは l塗り達
2024年12月7日 公開
トタン屋根は金属屋根の一種で薄く延ばした鉄板に亜鉛でメッキを施した屋根材です。
トタン屋根は塗装によるメンテナンスが有効ですが、ただ塗料を塗ればよいというものではありません。
劣化を抑え屋根材を保護するためには、塗装工事の際の下地処理が重要になります。
今回は、トタン屋根の劣化を抑える下地処理について解説します。
トタン屋根の種類
トタン屋根の効くと、波板上の屋根を想像するかもしれません。
しかし、冒頭に合ったように鉄板に亜鉛でメッキしたものをトタンと呼ぶため、形状は波板のものと瓦棒と呼ばれる木の棒と板状のトタンで構成さえるものなどがあります。
屋根材のほか、離れや倉庫の外装などでも使われ、外壁となることもあります。
トタン屋根の劣化症状
トタンは金属製なので、ほおっておくと劣化してさびが発生します。
トタンは軽量で薄く施工しやすいのが特徴ですが、サビが発生してしまうと簡単に穴あきが起きてしまいます。
トタン自体の耐久性は他の屋根材と比べるとあまり長いとは言えませんが、メンテナンスを行うことで長期間使用することができます。
トタン屋根の劣化を抑える下地処理・ケレン
トタンの劣化・特にさびの発生や進行を抑えるメンテナンス方法が塗装工事です。
トタンの塗装工事で重要なのが、塗装前の下地処理・ケレン(研磨)です。
ケレンは表面についたサビを落とし、研磨する作業です。
サンドペーパーや研磨機、スクレーパーなどを使って手作業で表面をきれいにします。
下地をしっかりケレンしてから塗装作業へと入ります。
塗装では、下塗りとして防錆機能のあるさび止め塗料を使います。
さび止め塗料を塗ることで、下地で新たなサビが発生するのを抑制し、耐久性を高めます。
トタン屋根の塗装は上塗り前の下地処理・ケレンとさび止め塗装によって耐久性が高まります。
質の高い塗装工事で、大切な屋根を守りましょう。