屋根工事で足場は必要?費用や重要性も解説
2025年2月5日 公開
屋根工事は屋根の上で作業するため、高所からの転落や滑落の危険性があります。
危険を伴う高所作業のため、職人の安全と作業効率の確保のため、足場を設置します。
「足場は必ずしも必要ではないのでは?」
「設置しなくても行う方法はない?」
「足場の設置費用が気になる」
そんな方のために、今回は屋根工事で使う足場の費用相場や重要性についてまとめました。
これから屋根工事をお考えの方は参考にしていただければ幸いです。
屋根工事で足場が必要な理由
屋根工事で足場が必要な理由は次の通りです。
職人の安全確保
高所作業になる屋根工事では、職人の安全確保は最優先です。はしごで上り下りしたり、周りにつかめるものが何もない状態で勾配のある屋根での作業は大変危険です。
慣れている職員でも相当な神経を使って作業を行います。よい工事は安全が最優先されなければいけません。
作業効率の安定
足場があることで、丁寧で効率的な作業ができます。効率の良い作業は、仕上がりの良さや工期短縮にも貢献します。
近隣住宅への配慮
足場を設置したらメッシュシートも設置します。
工具の落下や作業の際の音やほこりなどの飛散も防ぐことができ、近隣住宅へ配慮する面からも必要です。
屋根工事で使う足場の費用
屋根工事で使う足場の費用相場は、1㎡あたり
- 単管足場:600~800円
- ブラケット足場:800~1,000円
- ビケ足場:1,000~1,200円
くらいになっています。
足場の種類は業者が選定することがほとんどですが、現在は組み立て解体が簡単で安全なビケ足場を使うことが主流となっています。
足場は家の周りをぐるっと囲むように設置するので、お家の建坪(㎡)ピッタリの大きさではなく一回り大きく計算します。
一般的な30坪くらいの戸建て住宅の場合、ビケ足場でおよそ15万~25万くらいに費用がかかる計算になります。
屋根工事は外壁塗装とセットでも施工できます
屋根工事に必要な足場の費用や重要性について解説しました。
屋根工事に足場は不可欠で、費用もおよそ20万円ほどはかかります。
足場は一度設置すると、工事が終わるまでは基本的に設置したままです。費用については期間による増減はほとんどないと考えていいので、屋根工事で組んだ足場を利用して、同じく足場が必要な外壁塗装工事も一緒に行うことも可能です。
1回の足場組立で2つの工事を行えば、別々に組んで行うより足場の費用は少なくて済みます。
外壁塗装と屋根工事を一緒に行ってお家まるごときれいにメンテナンスもおすすめです!
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