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防水工事を行う目的はなに?得られる効果やメリットについて

2025年3月9日 公開

防水工事は建物に水が入らないように防ぐ工事の事です。

塗り達 施工事例

住宅ならベランダやバルコニーといった場所に施工することが多いですが、防水工事を行う目的についてよく知らないという方も多いのではないでしょうか。

今回は防水工事を行う目的や、防水工事をしておくことで得られるメリットについて解説します。

住宅に防水工事を行う目的

住宅に防水工事を行う目的には次のようなものがあります。

建物の強度を保つ

日本の住宅は多くが木造住宅です。木材は呼吸して適度な湿度を保つ効果があり優れた建材ですが、水に弱く雨漏りすると腐食したりシロアリを呼んでしまうことも。

木造住宅の強度は躯体の柱によって支えられています。雨漏りして柱が腐ってしまうとお家全体の強度が低下してしまうため、お家の強度を守るためにも防水工事は不可欠といえます。

室内環境を守る

雨漏りが起こると、壁や屋根の内部でカビが発生したり、害獣が入り込んだりと室内の環境が悪くなってしまいます。

防水工事を行うことで雨漏りを防ぎ、室内の環境を快適に保つ目的があります。

外観や資産価値を守る

雨漏りすると躯体の腐食によってお家の資産価値が下がってしまったり、カビやコケの発生で外観が劣化したりしてしまいます。

お住まいは立派な資産ですので、防水工事などのお手入れすることでのその価値を守ることができます。

防水工事が劣化したらメンテナンスしましょう

防水工事の目的は、お家全体を守り、資産価値を守ることです。

防水工事の劣化によって雨漏り等が起きると室内環境が悪くなり、資産価値も下がってしまいますので、定期的なメンテナンスが必要です。

防水工事は7~10年に一度はメンテナンスするのがおすすめです。そろそろかな?と思ったら塗り達にご相談ください!

 

2025年10月24日 更新!

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2025年10月23日 更新!

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