防水工事の手抜き工事で雨漏りを招かないために大事な3つのポイント
2025年5月23日 公開
防水工事は雨漏りを防ぐ重要な工事の1つです。
しかしポイントを抑えた正しい防水工事を行わなければ、わずか数年で雨漏りしたり、工事費用を捨てるような結果になってしまうことも。
今回は、防水工事の手抜き工事で雨漏りを招かないための3つのポイントをご紹介します。
目次
防水工事のポイント
防水工事の施工のポイントを確認してみましょう。
①全体を施工する
防水工事を行う際は、その場所全体を一度に行う必要があります。
例えばベランダであれば、ベランダ全体を、屋上であれば一部分だけではなく全体的に施工する必要があるのです。
床面だけはなく立ち上がりと呼ばれる外壁へと続く部分も工事して防水層を作っておく必要があります。
メンテナンス工事で行う際も、一部分だけではなく全体的にやり直しするのが通常の工事です。
②下地処理をしっかりと行う
防水工事のメンテナンスでは特に、下地処理が重要です。
既存の防水層をしっかりと取り除いて施工する必要がありますが、下地処理が不十分だと凸凹したり防水層が密着せず施工不良となったりします。
③雨漏りしている下地には適切な施工方法を選ぶ
すでに雨漏りしている下地の場合は、下地が吸い込んでいる水分を逃がしながら、上からの雨を防ぐ施工をする必要があります。なぜなら、下地から上がってくる水分を完全に閉じ込めてしまうと、防水層の膨れやはがれの原因になるからです。
防水工事はいろいろな施工方法や工法がありますが、下地の状態や現在の防水工事の種類によっても最適な方法が異なります。
値段や耐久性で選びたいところですが、まずは現状に合わせた施工が必要です。選択できる場合もありますが、この状態であればこの方法と選択肢が限られることもあります。
雨漏りしている場合は、密着工法(下地に直接防水層を作る方法)は適さないので、通気緩衝工法と呼ばれる方法を使います。
通気緩衝工法について詳しくはこちら
防水工事の手抜き工事
防水工事で手抜き工事があるとすれば次のようなケースが考えられます。
既存の防水層の上にいきなり防水工事を行う
先述の通り、防水工事のメンテナンスでは既存の防水層をすべてはがす必要があります。そのうえで改めて防水工事を行うことが通常の流れなので、何もせずいきなり液状ウレタンを塗るなどの施工は手抜き工事を言わざるを得ません。
雨漏りしているか調査していない
雨漏りしている場合は、施工方法が限られます。
そのため防水工事を行う際は雨漏りがないか確認することが大切です。もし調査を怠って雨漏りしているのに密着工法などを行ってしまうと、施工後に防水層の膨れややぶれなどの施工不良が起きてしまいます。
勾配を付けずに下地を作る
防水工事は水を完全に下地に通さないように施工します。そのため、プールと一緒で降った雨は下地にしみこまず、排水させる必要があります。
広いベランダなどはわかりにくいですが、水が溜まらないように勾配を付けて下地を作ります。
雨漏りなどで下地が痛んでいる場合は下地から作り直すことがありますが、この時勾配をつけずに施工してしまうと降った雨が流れていかずにいつまでも床にたまった状態になってしまいます。
排水(ドレン)に適切なメンテナンスを行っていない
勾配を付けた床から流れていった雨は、ドレンから排水されます。
ドレンもドレンの周りの経年劣化が起こるので防水工事のタイミングの改修工事を行うこともあります。
改修が必要なドレンを見逃してそのままにしていると排水がうまくできず床に水が溜まりっぱなしになったり、ドレン周りから水が回って雨漏りしたチスルケースがあります。
立ち上がりの施工ができていない
立ちがりとは、床と壁の境い目の垂直の部分で、防水工事の場合は、立ちがりにも防水層を形成します。
ベランダの場合、サッシが取り付けられていることも多く、立ち上がりの処理が不十分だと隙間から雨漏りすることがあります。普段あまり目にすることがない場所かもしれませんが、意外に多い雨漏り箇所の1つです。
防水工事は専門店にお任せ
防水工事のポイントについてお話ししました。
一口に防水工事といっても、メンテナンスの場合は現在の状態に合わせた適切な工事が求められます。
防水工事のメンテナンスはぜひ専門店にお任せください。
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