マンションのベランダの防水工事は何日かかる?期間の目安について
2025年7月25日 公開
マンションなど集合住宅では、管理組合などが主導して大規模修繕を行うことが一般的です。
ベランダがある場合、防水工事もメンテナンスすることがありますが、工事中は出入りや使用が制限されるなど不便なこともありますよね。
マンションのベランダ防水はいったい何日くらいかかるのでしょうか?期間の目安について解説します。
マンションのベランダの防水工事にかかる日数の目安
マンションのベランダの防水工事のメンテナンスを行う場合は、施工方法や劣化状態、施工場所の大きさにより工事期間が異なります。
FRP防水の場合
例えば、FRP防水のメンテナンスをする場合、10m四方くらいの大きさだと1~2日で完成します。
FRPは硬化が早く、ウレタン塗膜防水やシート防水に比べると比較的施工期間が短く済みます。そのため下地処理や準備を別にすれば施工自体は短期間で終えることができます。
マンションの戸数にもよりますが、足場組み・資材運び入れなどの準備、ベランダの下地処理などすべて合わせると、3週間~1カ月程度は工事を行うことになります。
防水工事に期間が予定より長くなるケース
防水工事はじめ大規模修繕ではあらかじめ工程の予定表が発表されるはずです。
但し、予定通りに行かないことも少なくありません。
防水工事の場合、前述のFRPなら硬化させる必要があり雨の日は作業ができません。
同じくウレタン塗膜防水やシート防水でも耐久性や施工の質の面から、防水層をつくる作業は雨の日には行わないことが多いでしょう。
日程は天候に左右されるため、工事予定通りに終わらない可能性は十分にあり、当初の予定より工期が伸びてしまうことも想定しておきましょう。